[画像]けさの日本経済新聞朝刊の一部。
小沢一郎さんは年の瀬に政党を解党しますが、第48、49回衆院選では解散直後に構図が激変しました。第49回衆院選で愛知11区でトヨタ自動車労働組合の古本伸一郎さんが突然辞退し、八木哲也さんが69%の得票率で自民党初勝利をしました(一連の記事の、当ニュースサイト内のキーワード検索)。トヨタ自動車の豊田章男代表取締役会長の「経団連会長就任に向けた自民党への手土産」との憶測がありました。その豊田さん(67歳)が次の経団連副会長4名の候補から漏れて、会長レースから「予備選で落選」したという趣旨の報道が、日経新聞朝刊でありました。
これについて、筆者がトヨタ自動車広報部に電話で直接取材したところ同社は「とくにコメントはありません」として、詳しくは経団連に問い合わせてほしいとしました。「落選」報道を否定しませんでした。時事通信なども報じています。
自由貿易の公平を定めたWTOルールの脱法行為としてサルコジ大統領が考案したスキームとされる消費税の輸出戻し税の現金年0・6兆円を国税庁から振り込まれる同社は税率維持を望んでいるとみられます。おそらく、デンソー、スタンレー、岡谷に適正分配していないのでしょう。朝日新聞報道では、同社はその0・01%にあたる5000万円を自民党に寄付しているとされ、現会長企業の住友化学とともに1位タイだとみなされています。安倍・スガ自民党も豊田氏も「選択肢をなくしてしまう」ことが最短ルートだと思っているのでしょう。裏金・闇金で歪んだ選挙による民主主義の修正に向けた強い意思を持ちたいところです。
【参議院予算委員会 きょう令和6年2024年3月7日(木)】
「令和6年度予算案」は5日目で、そのうち一般質疑2日目。
立憲は裏金追及に自信を持っており、共産による麻生派の井上信治
元事務総長に加えて、立憲は先週から報道がある、岐阜県の麻生派・棚橋泰文衆議院議員の裏金も焦点にいれました。が、きょうは林芳正さんが「官房長官として」岸田文雄・自民党総裁を代弁する立場にないとして答弁を拒みました。
その一方、盛山正仁・文部科学大臣と旧統一教会の件が蒸し返されました。衆議院は「信任」していますが、参議院で蒸し返されました。
盛山さんは政策協定にサインしたとの朝日新聞報道に、「推薦確認書についても正直記憶にはございません」とし「この集会は、2022年7月に発生いたしました安倍元総理の銃撃以前の問題以前のものであり、その後自民党においてガバナンスコードの改定等を行い、自民党として旧統一教会およびその関係団体との関係の断絶を宣言しております」とし、問題ないと強調。
盛山大臣は「新聞のものでございますのではっきりしておりませんが、私のサイン似ていると思った」思ったのに、今後確認しないとしました。冗談ですが、盛山さんに似た偽サインで、ヨイショ本5000冊発注したら盛山さんは買うお金があるのでしょうか。
小沢さんや羽田さんに近かった室井邦彦さんの逝去で、維新の藤巻健史さんが繰り上げで国政復帰。「植田日銀総裁の分析と危機感が私と似ている」としつつ「なのに、なんで結論が逆になるのだろう」とし、ハイパーインフレ論で植田参考人と議論しました。植田総裁がんばってください。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
安倍派の高階恵美子委員長なので、その関係なのかと思いましたが、そうではなく、3・11より前に委員会を開きたいという配慮だったようです。土屋品子復興大臣の所信的あいさつが、早いタイミングで開かれました。
これに先立つ高階委員長の読み原稿は次の通りでした。
「これより会議を開きます。議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して、一言申し上げます。来る11日で東日本大震災の発生から13年を迎えます。改めて、お亡くなりになられた方々とそのご遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、被災地の復興を祈念いたします。また、令和6年能登半島地震をはじめ、これまで各地で発生した度重なる地震による被害で、お亡くなりになられた方々とそのご遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。これより、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。全員のご起立をお願いいたします。黙祷。黙祷を終わります。ご着席願います」。
【参議院第1種常任委員会】
いわゆる店開きは一斉に行われることが多いのですが、きょうは●参・内閣●総務●外交防衛●財政金融の合計4委員会だけで大臣の所信的あいさつがありました。このうち、参議院内閣委員会は、岐阜の大野泰正議員が裏金で辞任したので、阿達雅志・新委員長が就任あいさつをしました。
●衆議院憲法審査会は、予算審議が終わったきょうも、幹事懇談会すら開かれませんでした。
小沢一郎さんは年の瀬に政党を解党しますが、第48、49回衆院選では解散直後に構図が激変しました。第49回衆院選で愛知11区でトヨタ自動車労働組合の古本伸一郎さんが突然辞退し、八木哲也さんが69%の得票率で自民党初勝利をしました(一連の記事の、当ニュースサイト内のキーワード検索)。トヨタ自動車の豊田章男代表取締役会長の「経団連会長就任に向けた自民党への手土産」との憶測がありました。その豊田さん(67歳)が次の経団連副会長4名の候補から漏れて、会長レースから「予備選で落選」したという趣旨の報道が、日経新聞朝刊でありました。
これについて、筆者がトヨタ自動車広報部に電話で直接取材したところ同社は「とくにコメントはありません」として、詳しくは経団連に問い合わせてほしいとしました。「落選」報道を否定しませんでした。時事通信なども報じています。
自由貿易の公平を定めたWTOルールの脱法行為としてサルコジ大統領が考案したスキームとされる消費税の輸出戻し税の現金年0・6兆円を国税庁から振り込まれる同社は税率維持を望んでいるとみられます。おそらく、デンソー、スタンレー、岡谷に適正分配していないのでしょう。朝日新聞報道では、同社はその0・01%にあたる5000万円を自民党に寄付しているとされ、現会長企業の住友化学とともに1位タイだとみなされています。安倍・スガ自民党も豊田氏も「選択肢をなくしてしまう」ことが最短ルートだと思っているのでしょう。裏金・闇金で歪んだ選挙による民主主義の修正に向けた強い意思を持ちたいところです。
【参議院予算委員会 きょう令和6年2024年3月7日(木)】
「令和6年度予算案」は5日目で、そのうち一般質疑2日目。
立憲は裏金追及に自信を持っており、共産による麻生派の井上信治
元事務総長に加えて、立憲は先週から報道がある、岐阜県の麻生派・棚橋泰文衆議院議員の裏金も焦点にいれました。が、きょうは林芳正さんが「官房長官として」岸田文雄・自民党総裁を代弁する立場にないとして答弁を拒みました。
その一方、盛山正仁・文部科学大臣と旧統一教会の件が蒸し返されました。衆議院は「信任」していますが、参議院で蒸し返されました。
盛山さんは政策協定にサインしたとの朝日新聞報道に、「推薦確認書についても正直記憶にはございません」とし「この集会は、2022年7月に発生いたしました安倍元総理の銃撃以前の問題以前のものであり、その後自民党においてガバナンスコードの改定等を行い、自民党として旧統一教会およびその関係団体との関係の断絶を宣言しております」とし、問題ないと強調。
盛山大臣は「新聞のものでございますのではっきりしておりませんが、私のサイン似ていると思った」思ったのに、今後確認しないとしました。冗談ですが、盛山さんに似た偽サインで、ヨイショ本5000冊発注したら盛山さんは買うお金があるのでしょうか。
小沢さんや羽田さんに近かった室井邦彦さんの逝去で、維新の藤巻健史さんが繰り上げで国政復帰。「植田日銀総裁の分析と危機感が私と似ている」としつつ「なのに、なんで結論が逆になるのだろう」とし、ハイパーインフレ論で植田参考人と議論しました。植田総裁がんばってください。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
安倍派の高階恵美子委員長なので、その関係なのかと思いましたが、そうではなく、3・11より前に委員会を開きたいという配慮だったようです。土屋品子復興大臣の所信的あいさつが、早いタイミングで開かれました。
これに先立つ高階委員長の読み原稿は次の通りでした。
「これより会議を開きます。議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して、一言申し上げます。来る11日で東日本大震災の発生から13年を迎えます。改めて、お亡くなりになられた方々とそのご遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、被災地の復興を祈念いたします。また、令和6年能登半島地震をはじめ、これまで各地で発生した度重なる地震による被害で、お亡くなりになられた方々とそのご遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。これより、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。全員のご起立をお願いいたします。黙祷。黙祷を終わります。ご着席願います」。
【参議院第1種常任委員会】
いわゆる店開きは一斉に行われることが多いのですが、きょうは●参・内閣●総務●外交防衛●財政金融の合計4委員会だけで大臣の所信的あいさつがありました。このうち、参議院内閣委員会は、岐阜の大野泰正議員が裏金で辞任したので、阿達雅志・新委員長が就任あいさつをしました。
●衆議院憲法審査会は、予算審議が終わったきょうも、幹事懇談会すら開かれませんでした。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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