【平成27年2015年2月17日(火) 参議院本会議】
10年前、岡田克也代表から民主党経理局長を任され、 5年前は岡田克也「総理」に向けた応援演説を民主党両院議員総会でぶった、岡田代表最側近の郡司彰・民主党・新緑風会会長が代表質問演説に立ちました。
郡司さんは冒頭、「きのうの衆議院の代表質問で、我が党の岡田代表が述べた通り、民主党は再び国民の信頼を取り戻すために、納税者、生活者、働く者の未来志向の政党をめざす」として、一卵性双生児とも言われる岡田衆議院民主党と郡司参議院民主党が一心同体・運命共同体として、再び政権政党をめざす決意を示しました。
郡司さんは、「来年夏の参院選(第24回参院選)は、18歳以上(18歳、19歳、20歳以上) が選挙権を持つことは確実だ」として、日本国憲法改正手続き法改正法案(未提出)の今国会での6月までの成立の見通しを示したうえで、20歳代前半の投票率が35%前後、60歳代後半が75%前後であることの問題点をただしました。
安倍首相は、「自分で行動する主権者を育てるために、学校と選挙管理委員会が連携して、主権者教育をしていきたい」と語りました。「主権者教育」という言葉は初めて出たのではないでしょうか。大いに期待したいところです。
郡司さんは、地方創生について、「同じようなコンサルタント会社が書いた金太郎飴のようなものをまたつくるのか」と批判しました。
財政健全化に対する質問に対して、安倍首相は「平成27年度において、補正予算案を編成することは検討していない」と語り、政権交代以来、3年連続で続いた通常国会冒頭での補正予算案を検討していないとの考えを示しました。
参議院自民党の溝手顕正会長も質問しました。
【同日 参議院災害対策特別委員会】
阿蘇山の噴火防災対策をあらかじめ樹立するために、熊本県への委員派遣が決まりました。
【同日 衆議院懲罰委員会】
大畠章宏委員長が就任あいさつ。理事の一人に、野田佳彦さんがつきました。
【同日 衆議院本会議】
公明党の井上義久幹事長と、日本共産党の志位和夫委員長が質問。自公民維共5党が一巡し、代表質問が終了。
井上さんは「最近格差が拡大してきていると言われている」と語り、昨日の総理答弁とは違う認識を示しました。