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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【第26回参院選・千葉県区】現職の小西洋之さん「私は全身全霊で審議し、心の波動で同僚議員を動かしている」と「憲法56条心の波動学説」を参議院憲法審査会で語る

2022年04月06日 19時09分51秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[画像]小西洋之さん、きょう2022年4月6日の参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 再来月22日に公示され、(令和4年2022年)7月10日(日)に投開票される、第26回参議院議員通常選挙の、千葉県区(千葉選挙区)は改選定数3で、現職では立憲民主党の小西洋之さんらが立候補を準備しています。自民現職は猪口邦子さんで、臼井正一県議も新人として自民党が公認しました。共産党は斉藤和子元衆議院議員を決めていて、3人区ですから調整はないと思われます。日本維新の会は佐野正人習志野市議。NHK党は、中村典子さん、加藤たかしさん、渡辺くにひろさんの3新人を公認しました。

 その小西さんですが、きょう(2022年4月6日)の参議院憲法審査会で発言。衆議院側で審議が進んでいるオンライン国会について、参議院側も参考人の意見に質問。

 小西さんは「私は12年国会議員をやっているが、五感を持って全身全霊で審議する。波動をもって同僚議員の心を動かすのが議員活動だ」との独自の考え方を淡々と述べました。

 憲法56条をめぐる議論で「心の波動論」を唱えたのは、小西さんが初めてと思われます。

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公明党で第26回参院選福岡県3人区再選に「体調不良で不出馬」の高瀬弘美さんがことし3回目の質問「ポーランドのワルシャワ避難所におもちゃ置き場、熊本地震の避難所のように国内配慮を」

2022年04月04日 16時25分19秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[画像]高瀬弘美公明党参議院議員、きょう令和4年2022年4月4日(月)、参議院インターネット審議中継あらスクリーンショット。

 参議院決算委員会が第一委員会室で開かれ、夏の福岡県区(定数3)に「体調不良のため出馬を断念」すると4か月前(2021年12月)に発表した、高瀬弘美さんが質問しました。高瀬ひろみさんは、1981年生まれの40歳で、ウィキペディアでは、6年前の初当選直後に結婚し、5歳の長男、2歳の双子の合計3人を育てる母になっているようです。このため、体調不良ではなく、6年前は「独身の前外交官女性」が「3児のママ」だと党員・支持者が引き回しづらいから交代したのではないかとの憶測がありました。

 公明党にとっては、「3人区での候補」は最もきつい候補であり、意欲が強いこともあり長崎出身の秋野公造・前参議院国対委員長に候補(予定)者が交代してしまったようです。

 高瀬さんは、きょうの質疑で「令和2年度の決算承認案だが、予算として審議したとき、私は予算委員だった」とアピール。高瀬さんは「ポーランドのワルシャワでは、避難民の人におもちゃを置いている」として、国内外の避難所への子供の遊び場やおもちゃの配置について内閣府(答弁は男性職員)に問い「熊本地震のときは発災直後に私も入った」「同じ九州の宮路拓馬政務官にきょうは来てもらっている」などと話しました。

 高瀬さんは「不出馬発表」後のことし2月14日の参議院行政監視委員会の参考人質疑、3月8日の参議院内閣委員会では「経済安全保障法案」(208閣法37号)の先取り質問をしていたようで、あまり「体調不良で不出馬」という雰囲気でもありません。

 私は立憲民主党などの参議院1人区の県連の長期的戦略について「40代女性アナウンサー1期6年の使い捨て」と批判してきました。現在は6年間やるだけやれば、残りの人生は家族ともどもやっていけるという自身の達観、周囲の助言も多いようです。

 参議院なんてその程度でいいのではないでしょうか。

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【第26回参院選・山形・第1報】山形県区は自民党不戦敗も、報道とは別の理由が真相、遠藤利明選対委員長と岸田文雄首相、「1人区は32勝0敗の野党殲滅思想」の安倍晋三・菅義偉選対から脱却

2022年03月31日 08時42分38秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]遠藤利明・自民党選対委員長、きょねん2021年9月、宮崎信行撮影。

 国民民主党の舟山康江さん(舟山やすえ)が3選(3年ブランクあり)をめざす、第26回参院選山形選挙区(山形県区)で、自民党が候補者を擁立しない見込みとなりました。

 当ニュースサイトは、5か月前のきょねん11月30日付記事で、自民党が山形県区に候補者を擁立しない可能性を認識した記事を書いていました。

 共産党は石川渉さんを擁立する方針。

 きょねん10月31日の第49回衆院選では山形は1区から3区まですべて自民党候補が当選し、野党候補は比例復活もできていません。衆議院議員である遠藤利明自民党選対委員長が地元選挙区で「お返しの衆参バーター」をしたのが最大の理由です。東北6県の他の県区でも衆参与野党のバーターがあるのは公然のタブーとなっています。

 国政選挙4連勝を果たした安倍晋三首相は、危険な思想の持ち主で、「32ある1人区では32勝0敗する」という野党殲滅思想の持ち主です。衆院選が12日なのに比べて、参院選は17なしい18日もあるのに、当選確実な山口、和歌山県区は初めから入らない。それでいて、例えば宮城県区で演説会をするならば、県連所属の衆院議員を集めたうえで「この県連の会長は今挨拶をした秋葉賢也さんで、きょうは秋葉後援会の人も多く集まっていると思う」と露骨に県連会長の衆院議員の鉢巻きを捩じ上げる発言をします。さらには、「NHK、テレ朝、TBSは偏向報道をするな」というプラカードを持って意見表明活動をする集団に対しても、さかんに手を振るなど、「敵の敵はすべて味方」という偏った考え方が如実に見られました。だから参院選で3連勝したのでしょう。

 党内基盤の弱い岸田文雄総裁にとっては、遠藤利明選対委員長は仲間だけども派閥は違う関係。このため、遠藤さんらの衆院選での基盤確立のための参院選不戦敗を容認するのは確実。

 「戦わない主流派」への不満は自民党内でくすぶりそうですが、今はみんな自分のことで精いっぱいなので、今後、保守系無所属候補が突如出て県連分裂ということになってくると、岸田宏池会・自公政権の足元を弱めるきっかけになるかもしれないし、ならないかもしれません。

 あまり山形のことを知らないので、感情的に反論しないでください。「ああ、世の中にはそういう見方をする人もいるのだな」と笑ってやり過ごしましょう。


[写真]遠藤利明・自民党選対委員長、きょねん2021年9月、党大会会場で、宮崎信行撮影。

[写真]舟山康江さん、きょねん4月、国民民主党大会会場で、宮崎信行撮影。

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【第26回参院選】いわゆる野党共闘・立憲共産党だと日本社会で呼ばれた物、「やめろ」僅か30%にとどまり45%は「どちらともいえない」芳野友子連合会長涙目か、泉健太立憲民主党代表が1人区一本化要請

2022年03月21日 08時33分12秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 立憲民主党ホームページの写真の通り、先週18日、泉健太・立憲民主党代表は、志位和夫・共産党委員長を国会内控室に訪れ、第26回参院選(6月22日公示7月10日投開票)の32ある1人区での候補者一本化を申し入れました。泉さんは、れいわ新選組と社民党も訪れましたが、1人区ですので立・共の候補者調整が主流となります。

 共同通信社・日本世論調査会が先月末締め切りで郵送式で集めた調査(地域別で標準偏差をとっているが、年代別ではとっていない)によると、「立憲民主党と共産党の選挙協力」について「続けるべきだ」が23%、「やめるべきだ」が30%。が、「どちらともいえない」は45%となりました。

 どちらともいえないが45%に上るのは、1人区、2人区、3人区、6人区、比例代表区で違うということだと思います。

 2015年平和安全法制「シールズの夏」以降、岡田克也・枝野幸男両代表が率いた最大野党は「共産党との候補者調整と政権はともにしない路線」は、おおむね正しいと評価できそうです。


 2021年の衆院選で枝野代表は志位委員長からの申し出で「限定的な閣外からの協力」という事前の枠組みに合意。「閣外協力」と「政権はともにしない」とは同じ意味だと思いますが、枝野さんが一言も言っていない「野党共闘」という言葉とあいまって、マスコミも通じて日本社会に浸透してしまいました。人口1億2000万人の日本社会では広まってはどうにもなりません。

 まったく同じことを6年間言っているのに、芳野友子連合会長が「あり得ない」と発言し大失速し、えてして激励のつもりで肩を叩いたら不意を突かれて転倒してしまった選挙結果となりました。私も当時は、「女性差別だ」とか「高卒差別だ」とか「宮崎さんは資本家だから労働者の分断を図る陰謀論者なのではないか」とか言われないように黙っていました。しかし、半年たって、芳野発言は間違いだと断定できそうです。

 共同通信の調査によると、第26回参院選で「争点だと思う政策」を3つ複数回答してもらったところ「景気対策」が54%、「年金医療など社会保障」42%、「感染防止策」が41%で、「子育て支援・少子化対策」と「国会議員歳費節減」の21%を大きく上回りました。私の経験から1番目としても景気対策としても54%という突出した複数回答は見たことがありません。この調査後に自公の幹・政が「年金賃スラ物価スラ5000円給付」の案が出てきたことも関係していると思います。

 政権交代ある二大政治勢力を、仮に目指すとして、衆議院の枠組みを問う選択肢では「政界再編による新たな枠組みの政権」が27%、「自公に維新などが加わる政権」が23%、「自民と維新などの政権」が17%、「自公政権」が16%、「自民単独」が11%となりました。これは選択肢の作り方の問題もありますが、67%の人が「自民党総裁が内閣総理大臣ないしは副総理になる政権」の存続を希望していることになります。47歳の泉代表としても、「立憲民主党が単独で共産党が閣外協力をする政権」は10年越しとなりそうです。10年後には自民党選対職員が平均60代後半になりますが、党本部から県連に命令すればまだ立憲のそれを上回る能力はありそうに感じますので、20年越しになるでしょうか。

 ところでまったく別の毎日新聞と埼玉大学系機関世論調査でロシアのウクライナ侵略で、日本の安全保障に「強い不安を感じる」は46%、「ある程度の不安は感じる」は41%となりました。私の畏友の田中龍作記者がキエフに滞在しており、生業関係者からも「社長はキエフ行くんですか」と聞かれましたが、私、日本の安全保障に全く不安は感じません。むしろ、わが国を「旧敵国」とする国際連合(旧・同盟国)と北方領土占領の第2次世界大戦直後のスキームを80年ぶりに変える千載一遇のチャンスだと、ワクワクしています。

 とはいえ、小麦関連、石油関連の値上がりと、米欧英の金融緩和終了による円安が生活を直撃するという「安保」もあるでしょう。2015年に岸田文雄外相のもと平和安全法制をやってしまった以上、根室岬やポーランドに幹部自衛官を調査に派遣したほしいとすら思いますが、第26回参院選では投票率次第で政権は変わりませんが、中長期的な政権の枠組みに影響があるのは確実です。

 18年前の参院選で、岡田克也代表率いる民主党が改選第1党になっても、翌年の衆院選では小泉純一郎総裁率いる自民党が大逆転しました。6年前の参院選で「平和安全法制の廃止と立憲主義の回復」を訴えても、いまいち反応は薄かった、岡田代表・枝野幹事長・志位委員長・山口二郎運営委員たち。立憲民主党は現職議員・元官僚・自治労・日教組関係者が「消費税が増税すると懐が温かくなる」のは自分たちだけだと頭が良いのに気づいていない田舎のうぬぼれインテリの集団ですので、改選第2党が日本維新の会になったほうが日本の政治にとっていいかもしれません。また私が主張してきた「40代・女性・アナウンサーを1期6年で使い捨てにするな」の論も、6年間で貯められるだけ貯めればいいというのが選挙に携わる人の暗黙の了解になりつつあります。いずれにせよ、結果は出てみないと分かりません。泉さんとも志位さんとも心中する義理はまったくないですが、私も必ず全国を追いかけまわして、報道していきますので、ご期待下さい。

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【ピタリ賞】年末の当ニュースサイトの報道の通りに「6月22日(水)公示」に23日ではなく第26回参院選は7月10日(日)

2022年03月13日 19時54分50秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 政権与党幹事長は参院選候補予定者のお披露目を兼ねた党大会で「参院選の公示日、6月22日まで、ちょうど100日となりました」と断定調で語りました。これにより、第26回参議院議員通常選挙の日程が、令和4年2022年6月22日(水)公示、同年7月10日(日)投開票」であることが明確になりました。

 当ニュースサイトは、昨年12月9日付記事で「6月22日(水)に公示して、各党首が注目区で第一声を挙げてから、翌日は全党首・全閣僚が沖縄に向かうシナリオが考えられます」と報道。すべてのメディアに先駆けて「23日ではなく22日に公示される」と唱えていました。

 投開票日についてはきょねん5月に「7月10日(日)や24日(日)など 」きょねん7月に「7月10日投票と思われます」と書きました。

 政治日程に関する先行報道で、当ニュースサイトは圧勝が続いています。

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【第26回参院選・比例・立憲・青木愛第1報】北区(衆の東京12区)で小沢一郎さん「ジェンダー平等だ、多様化だと言ってもなんだかわからない」と執行部を暗に批判、第26回参院選に危機感を示す

2022年03月12日 20時48分57秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 立憲民主党の小沢一郎さん(衆議院比例東北)は、きょう令和4年2022年3月12日(土)、都内で講演し「ジェンダー平等だ、多様化といってもなんだか分からない」と語り、名指しを避けつつ、泉健太代表ら執行部を暗に批判しました。

 講演は、側近の青木愛参議院議員(女性、偶数組、全国比例代表)の選挙を念頭においた後援会年次会合で行われました。

 小沢さんは講演の中で6月22日公示7月10日投開票と想定される第26回参院選の事前情勢について「我が党のマスコミの支持率は高くない」とし「国民の生活が第一とか、自立と共生だといった、分かりやすい訴えを言葉として国民のみなさんに伝えないからだ」としました。

 小沢さんは、「そのときの流行でマスコミが報じたり、本を読んだりして、ジェンダー平等だ、多様化だという価値観の創出がなされている。そういった価値観の創出が今日の日本社会の混乱を招いている。ジェンダーとか、多様化とか、そうどういうことと聞かれても、ほとんどの人が分からない。分からないようなことを政治家が言っても駄目だ。だから、私はかつて、国民の生活が第一と訴えた。きちんとした哲学と論理に基づいたものでなければならないし、国民のみなさんに分かりやすいことでなければならない」と述べました。

 小沢さんは青木さんについて「かつて衆院選で出た(東京12区の中心部の)北区のみなさんのほか、生まれの千葉県や墨田区でもよくやっている。国会での活動も、地元の活動も非常にまじめにやっており、支持者のみなさんからも、役所からも信頼されているが、まだ途上だ。」と語りました。青木さんの戦況について「選挙は分からない。大きい組織に支持されている人の方が上に行く」としました。小沢さん自身が昨年10月の第49回衆院選で初めて小選挙区で落選して比例復活となったことを「私は初めて失敗した」と表現しました。

 小沢さんが泉代表らを暗に批判した背景には、小沢さん自身が役員ポストを与えられていないことに加え、党の苦戦が予想されている全国比例で、側近で女性の青木議員が公認内定していたのに、後から、衆院選で落選した「女性の議員経験者」の経歴がかぶる辻元清美さんをあっさり公認内定したことにあるとみられます。

小沢一郎2022年3月12日宮崎信行撮影。


[写真]小沢一郎さん、東京・北区で、きょう2022年3月12日、宮崎信行撮影。


[写真]小沢一郎さん、東京・北区で、きょう2022年3月12日、宮崎信行撮影。


[写真]来賓として話す、花川與壮太東京都北区長、東京・王子で、きょう2022年3月12日、宮崎信行撮影。

 会合には、前回の第19回統一地方選後半戦で「最年長候補」とマスコミ・SNSで話題になった、現在86歳の花川與惣太北区長(5期、元自民党都議)も出席し「青木さんは、未来はいつも子どもたちの中にある、と一生懸命北区のこともやってくれている。私は小沢さんと同じく岩手県出身だ」と語りました。同区の定数2の副区長(特別職)2人も陪席しました。

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自公国党首会談が初めて開催、岸田文雄・山口那津男・玉木雄一郎、トリガー条項実務者協議体設置で合意

2022年03月04日 21時42分34秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]山口那津男公明党代表と岸田文雄自民党総裁=2021年10月、大阪府内で宮崎信行撮影=、玉木雄一郎代表=2018年7月・国会内で同=。

 自公国党首会談が、きょう令和4年2022年3月4日(金)開かれました。

 自公国の枠組みは初めて。トリガー条項凍結解除の政策を首相に提言するかたちかと思われましたが、対等な立場である国会内中央部常任委員長室で開かれました。政権再交代後の9年間で、この部屋に首相・自民党総裁が入ったのは通算2回目だと思います。首相と対等な立場での異例の厚遇といえそうです。トリガー条項凍結解除の自公国3党実務者の政党間協議機関の設置が決まりました。

 朝9時から、玉木雄一郎代表と山口那津男代表の「公国党首会談」が史上初めて開催。この後、午後3時から「自公国党首会談」も初めて開催されました。

 前身政党では、前政権からの至上命題と受け継いだPKO協力法をめぐって、小沢一郎幹事長・市川雄一幹事長・米沢隆幹事長の「ワンランライス」トリオが修正可決路線を構築。その後、新進党という一つの党をつくるところまでいきつきました。

 今回は、幹事長会談を飛び越して、いきなり党首会談。公明党は今は与党ですので、岸田さんに呼びかけたかっこう。山口さんと岸田さんはきょねんの9月ないし10月に携帯電話番号を交換しました。

 今後、トリガー条項凍結解除となると議員立法が必要になるほか、軽油引取税は県税で0・8兆円程度の減収が予想され、地方交付税交付金を前倒して交付しておいて予備費5兆円から出すというような処理が必要になります。補正予算案が必要かもしれません。

 公国党首会談となると、1998年3月に、ホテルニューオータニの衆か料理店で神崎武法代表・冬柴鉄三幹事長、中野寛成代表・伊藤英成幹事長が会談して以来かもしれません。この際は、公明党側から「きょうの会合には、都議会の藤井都議、桜井都議もいる。うちの党にとって、このことの重みを理解してほしい」と発言。しかし、この会合は謝恩会だったようで、翌月「民主党」に参加した中野代表らのグループは24年間一度も公明党と組んだことはありません。

 30年ぶりに「ワンワンライス」が復活したともいえますが、党首主導ということもあり、今後の成否はまったく見通せません。

 第26回参院選山形県区(1)で、国民民主党の現職・舟山康江さんしか擁立されていない状況。6年前は自民党がJA県中央会会長を擁立したのでやる気かと思いきや逆だったようで自民が惨敗しました。なので、遠藤利明選対委員長らの山形県区の動きも注目です。

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【国民民主党】第26回参院選の軍資金は、現職全勝の第49回衆院選の2倍の15億円に、政党史上初のシェアオフィス党は堅調も全国での広がりは限定的か

2022年02月11日 19時58分53秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]玉木雄一郎さんら、4年前、宮崎信行撮影。

 国民民主党はきょう令和4年2022年2月11日(金・祝)党大会を1年ぶりに開き、ことし暦年の選挙対策費を15億円とする予算を盛り込んだ執行部提案を了承しました。きょねんの選挙対策費は7億2800万円だったとする決算も報告されました。

 同党は第49回衆院選で現職(山尾志桜里さんは引退)が全員小選挙区で当選し、新人も3人増。報道や党内は大いなる前進だという認識がなされています。およそ100日後の通常国会閉会で本格化する第26回参院選(7月10日投開票)では県区4名、全国非拘束式比例代表6名を公認しています。

 10名で15億円ですからたたかえる状態と言えますが、日本のすべての地域での宣伝が必要な選挙。前身政党のように、玉木さんが戦国武将のコスプレをしたCMを制作したり、玉木さんをあしらったデコトラックが東京・大阪を流したりすることはできなそう。

 同党は日本政党史で初めてシェアオフィスを本部とし、議員会館に分室を置くため、職員給与・家賃・文房具代は総額2億200万円とシェイプアップ。支部交付金は9億7600万円で総額は微減、衆議院総支部が減ったようです。それ以外は、すべて参院選にぶち込むという陣立て。

 国民民主党の前途が洋々とは言えませんが、大敗もなく、「玉木号」は安定飛行を続けそうな見通しです。

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首相が2022年夏に「新しい資本主義実現のグランドデザイン工程表」、2023年6月の広島などサミット見すえる、黄金の3年間も念頭か

2022年01月10日 15時57分45秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]新しい資本主義実現会議の芳野友子委員、4年前の2018年4月27日、宮崎信行撮影。

 岸田文雄首相は「文藝春秋2022年2月号」で、半年後の2022年の夏に、新しい資本主義実現会議の「2023年サミットを見すえたグランドデザインと工程表」をつくるスケジュールを明示しました。「夏」が7月10日の参院選の前なのか後なのか、骨太の方針に代わるものかそうでないのかは不明。

 首相は「以上、新しい資本主義について、私が考えるところを述べさせていただきました。二〇二三年 G7サミット日本開催を見据え、今夏にはこれまで述べてきたようなグランドデザインを深め、それを具体的な行動に落とし込んだ実行計画を、工程表を明示した上で、策定します。そして、これらを通じて、世界的課題となっている「分断」や「格差」を乗り越える、新しい資本主義の具体像を世界に問いたいと考えます。 その実行のため、日本政府は、総力を挙げて取り組みますが、政府だけで実行はできません。政府、企業、大学等、国民の皆さん、それぞれが役割分担の下に、課題の解決に臨んでいく必要があります」としました。

 協議体は「新しい資本主義実現会議・本部(きょねん10月閣議決定)」になる見通し。経済財政政策諮問会議の「骨太の方針」はきょねん2021年6月から急に薄くなったので、外されるかもしれません。両者の委員を比較すると、経団連会長に加えて、「新しい資本主義」は芳野友子連合会長が入ってます。先月、「緊急提言」を出していますが、公正取引委員会のフリーランス保護、経済安保、大学ファンドの法制化など、安倍・菅政権の官邸官僚らの政策メニューを蛍光マーカーペンで強調したような内容が中心となっています。

 第26回参院選公示直後のドイツで首相は2023年サミットの開催地を発表するので、きょねんの衆院選のように「未来選択選挙」を陣立てるのか。それとも、自公で衆参過半数を維持できる「黄金の3年間」の長期政権のために参院選後に確定するのか。

 2024年9月の自民党総裁選、2025年6月の第27回参院選、2025年10月以前の第50回衆院選を見すえた「黄金の3年間」。終わる時期は、私は51歳以下、お金はくれないが、永田町・霞が関の絶大な後見人である岡田克也さんは71歳で、菅義偉さんが首相になったのと同じ歳ですので、どんと構えて、職人技の政治報道を続けていきます。そのころには、芳野友子さんがこのブログを見て激高しパワハラまがいの指示に驚いた連合プロパー職員による閉鎖的で陰湿な筆者の締め出しも解けているでしょう。どうせ定年だし。これからも自分の手を汚さずに、敵を日本の経済・社会から消していきます。

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来年2023年G7日本サミットの準備室を外務省が設置、岸田首相はテレビで広島市開催の意義があるとにおわす

2022年01月04日 22時20分58秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]国会議事堂(左)と外務省(右)、JR新橋駅付近から、宮崎信行撮影。

 外務省はホームページで、令和4年2022年の年明けとともに「1月1日、外務省は、「2023年G7サミット準備室」を経済局政策課内に設置しました」と発表しました。

 来年2023年の、6月ごろに、G7日本サミットが開かれる見通し。

 開催地は、広島県及び広島市、名古屋市、福岡県及び福岡市が名乗りを上げるもよう。

 ことし2022年、我が国では第26回参院選中である、6月26日(日)から28日(火)まで「ドイツ・エルマウ」というところで開かれるサミットで、岸田さんが開催地を提案する見通し。

 これに関して首相は、きょう4日のBSフジで、3都市のどこかは決まっていないとしつつ「G7外相会合を広島市で開いたが、核の被爆地に、アメリカ、イギリス、フランスの核保有国3か国の首脳が来ることになる」と意義があることをにおわせました。首相は3か国は「国内で議論がある」とし、首脳をめぐる世論が「ヒロシマ」を嫌がる場合もあるとの見解も示して煙に巻きました。フランスの大統領選が4月24日にあるようですので、それも見てということになりそうですが、参院選中に開催地が正式決定することになります。

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参議院改革協議会発足し第1回で世耕弘成座長に、来年2022年7月10日ないし24日に投票の第26回参院選での抜本改正は間に合わず世界一複雑な選挙制度による有権者分断継続へ

2021年05月26日 17時58分31秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]世耕弘成さん、先月2021年4月、宮崎信行撮影。

 先日の本会議で報告された「参議院改革協議会」の第1回会合が、きょう令和3年2021年5月26日(水)開かれ、世耕弘成・参議院自民党幹事長が座長につきました。

 世耕さん本人がツイートしました。

 立ち上がりが遅れたため、来年7月10日(日)や24日(日)などに投開票されると予想される、第26回参院選での抜本改革がなされないことは確実。改正公選法は周知期間が長くとる必要があります。

 また参議院自民党が自民党本部に押し込んだ「憲法改正4項目の論点の一つ、参議院合区の見直し」について、永田町内外の世論にまったく関心を持たれない冷めた世論が浮き彫りになっています。

 コロナと五輪を問われる菅義偉首相として初めて自公が信を問う、第49回衆院選が必ず先に開かれるため、第26回参院選は流動的になることが予想されます。また、国会法が定める参院選の実施期間をめぐって、2022年通常国会の会期末対応で与党の衆参の意見が割れることもあり、合法的な複雑さで有権者が分断される構図は続きそうですが、代議制民主正義は維持できる見通し。




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【青木愛】通称「尾身首相」は変異株などについて「クラスターが依然と比べて多様化しており、現状を把握して我が国社会が共有すべきだ」と語る

2021年03月15日 18時25分23秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]青木愛参議院議員、2016年7月、東京・北区で、宮崎信行撮影。

 喧嘩っ早い筆者ですが、立憲民主党の青木愛参議院議員とは13年以上、仲良くさせていただいております。事務所は、「令和元年台風15号」の南房総市など千葉県や、北区など東京都にあります。来年夏の参院選に立憲民主党公認で、全国比例代表で再選をめざすことになります。全国団体を持たない「ご当地候補」が序盤から当落ラインを超えるかどうかが、立憲民主党の党勢のカギを握ることになります。

 きょう令和3年2021年3月15日(月)の参議院予算委員会令和3年度予算案の集中審議2日目に、青木愛さんが登場しました。

 青木さんは「新型コロナウイルス感染症の陽性者が緊急事態宣言下の東京都などで下げ止まっている。菅総理は会見で、感染のベクトルは下向きだとしているが、下向きではない。尾身会長にお聞きしたいが、変異株を一気に抑えこむために有効な対策はないか」としました。

 昨年来、安倍・菅首相と並んで記者会見していることから「尾身首相」とのあだ名が一部SNSで定着している、尾身茂・アドバイザリーボード会長は「クラスターが以前と比べてかなり多様化している。それまでは接待を伴う飲食店が中心だった。今は、いろいろな職場、いろいろな見えないところで起きている可能性が極めて高い。しっかり現状の把握をすべきだ」と語りました。

 尾身会長は「今、何が求められているか国や自治体の役割と、一般市民の協力が必要だ。下げ止まり、あるいは微増しているのは、必ず原因がある。それを我が国の社会が共有し、共通の理解をすることが大事だ」としました。

 厚労省の正式な発表でも、英国変異株が多数、わずか数名ながらも南ア変異株とブラジル変異株が市中感染していることが確認されています。

 菅義偉首相が1月8日に、珍しく報道ステーションにスタジオ出演(いわゆる撮って出し方式)した際に「イギリスでは新しい変異種が発生した。変異種が国内では1例でも発生したら、すぐに停止する 」と語ったことを、10日付で報じました。(◎「1月8日」の菅首相「報道ステーション」の「英国変異種の国内感染者が発生したら水際強化」との趣旨発言した時間帯までに市中感染者発生し入院か、東京新聞など、自民党内の異論を強行も情報伝達ミス露呈か)。

 昨年末にイギリスから帰国してそのまま慰労会を開いた人から市中感染したことが、1月8日前後に判明しました。この「ビジネストラックの開放」は、自民党幹部内でも異論が強く、首相を擁護する声は少ないと思われます。もともと、ヒトゲノムは前世紀末に全解読されており、チームの7%は日本のスーパーコンピューターが計算しています。そのスピンオフとして、「DNAチップ研究所」などが創業され、200チップの小さな板を自動販売機で買えば、風邪を自己判断できる時代がすぐに来るとの観測もありました。おそらく日本医師会に潰されたと思います。私は人間なので、下を見ることが好きですが、下を見れば、アジアでは、インド、インドネシア、フィリピンが日本よりも深刻な感染状況となっています。台湾、ベトナム、ニュージーランド、オーストラリア、中国、韓国の方が日本よりは良い現状ですが、日本の感染状況が世界各国との比較で悪いとまでは言い切れません。

 前々から言われてきたことですが、自民党の情報公開を嫌がる体質が感染の拡大状況を招いていると思います。

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【第26回参院選・比例・第1報】日教組の清水委員長が「古賀ちかげ」さん擁立を報告「臨採教職員の声を届けたい」立憲民主党代表「党としても枠を広げる、個人的には音楽の先生は心強い」と近く公認へ

2021年02月16日 18時34分37秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]古賀ちかげさん(右)の擁立を報告し公認を要請する日教組の清水委員長(左)、きょう2021年2月16日、衆議院第一議員会館で宮崎信行撮影。

 日教組、日本教職員組合の清水秀行中央執行委員長は、さきほど2月16日(火)の午後、衆議院議員会館内に、立憲民主党の枝野代表、平野博文選挙対策委員長、福山幹事長をたずね、次の参院選に、古賀ちかげ(古賀千景)さん(現在54歳)を新人として擁立するので公認してほしいと要請しました。古賀さんは元福岡県教組の「臨時採用教職員部長」。

 会談の冒頭、清水委員長は「神本さんの引退から3年。前回は水岡さんを送り出したが、組合の6割を占める女性から、やはり女性を送りたいとの声が強かった。30万人の組合員はもとより退職の20万人以上の先輩と一丸になって国政に送りたい」と語りました。


[写真]立憲民主党の枝野代表(中央)、平野選対委員長(右)、福山幹事長(左)、2021年2月16日、衆議院第一議員会館内で宮崎信行撮影。

 枝野代表は「素晴らしい女性候補を擁立していただけた。党としても十分枠を確保するようがんばっていくとともに、しっかりした組織といえども全国比例代表での個人名の浸透は大変だと思っているので、これから1年半、長いようで短いが、一緒に国会で働けるようしっかりがんばっていきたい」と応じました。枝野さんは「個人的には音楽の先生とは心強いと思っている」とユーモアもまじえました。


[写真]古賀ちかげさん。

 古賀さんは「私は学校現場で30年働きました。そのうち20年は臨時採用教職員でした。同じような仕事をしていても来年の仕事はあるのだろうか、同じような仕事をしていてもなぜ私の賃金は少ないのだろうかと思っていた。そのような現場の声を届けたい」と決意を表明しました。

 古賀さんは、1966年11月25日、福岡県出身。1989年に熊本大学教育学部音楽学科を卒業し、福岡県内で臨時採用教員に。2003年に「講師連絡会メンバー・結成準備世話人」となり、2009年に「臨時採用教職員部長」就任。その後、正職員となり、2012年に地域支部執行委員、2018年に日教組専門委員を経て、きょねんから日教組特別中央執行委員。

 同党は近く古賀さんを第26回参院選(来年2022年7月)の全国比例候補者として公認する方針。那谷屋正義参議院議員(64歳、3期、横浜市教組)は今期で勇退することになりました。会合後に私が本人に取材したところ、「福岡県の政治家の他の古賀さん」とは関係ないとのこと。
 
 ◇

 当ニュースメディアは宮崎が一人でやっており編集部内の会話がないため反応をダイレクトに受け止め過ぎてしまうことがあります。日教組退職教員夫妻から「深い見識に基づく信念のお仕事。さらなる充実を期待します」とのお礼状が届き、「通知表4か?」そんなつもりでないのにとうんざりすることもありました。私は高卒の両親が機械販売で成功したので、機械は人間より偉く、機械が充実すれば人間は成長しなくても良い生活ができるという深層心理を持っています。義務教育を否定しているわけではまったくありません。国会を見ても、きょねん10月からの日本学術会議恣意的人事をめぐるインテリの反発が世論の広がりを欠いたさまを見て、自分の思いは、時の首相なり、多くの有権者なりに共有されていると確証を得ました。

 しかし、コロナで専門家の意見が偉大だということを知り、いつまでも同じことをグチグチ言っていてもしかたない。きょうは私のここ数年の心の整理もつけたくて、こちらの会合を取材させていただきました。

 再来月は元首相の志を同じくする息子が選挙に出る。来夏は音楽の先生かつ長く臨採だった女性が日教組を代表する。コロナ禍とはいえ空の色がほのかに明るくなりだした気がしました。

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インターネット版官報

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