goo blog サービス終了のお知らせ 

ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【全国・維新】「全国維新27候補」改選野党第1党出ばなくじかれる再起を期す猪瀬直樹元東京知事が東京選挙区の女性候補予定者にボディタッチに批判集まる、コメント1位に

2022年06月17日 20時10分55秒 | 第26回参院選(2022年7月)

 画像の引用元は「https://twitter.com/saninsenkyo/status/1537382283862491139/photo/1」

 著作権法第41条「(時事の事件の報道のための利用)第四十一条 写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。」にもとづきこの記事を作成しました。

 岸田文雄自民党総裁(首相)が「自公で、改選非改選の過半数」という低い目標を競う、第26回参議院議員通常選挙は、公示前に意外なところで大炎上。現在、ネットメディアの配信記事が「ヤフーニュース!」の新規コメント増加のスピードが日本1位となり、スポーツ紙電子版も報じています。維新がめざす改選野党第一党の出ばなをくじかれたかっこう。

 都知事失脚から8年ぶりの再起を期す75歳、猪瀬直樹・日本維新の会全国比例公認(予定)候補が、先週末2022年の東京・武蔵野市の街頭演説会で、東京選挙区の海老沢由紀が候補予定者と演説した際、海老沢さんの肩と胸の付近に複数回ボディタッチした様子が、政治団体「東京維新の会」公式YouTubeチャンネルからうかがいしれました。

 筆者が確認した映像(現在は削除乃至非公開)では、猪瀬候補が、応援の音喜多駿・日本維新の会本部政調会長に「音喜多君、38歳、政調会長」と体に触れながら紹介し、自民党のような当選回数至上主義ではないと強調。その後、海老沢候補は、マイナースポーツの日本における開拓者だとして、その後輩にあたるのが有名五輪メダリストだと紹介。そこから、海老沢さんを紹介するくだりで、両者とも微妙に間違えつつ、取り違えもするという失態。とっさにフォローするさいに、ややあわてて、ボディータッチをしてしまったようです。台の上からの段違いの演説なので、当たった場所は、猪瀬さんからしたら想定外のだった可能性の方が高いでしょう。

 猪瀬さんは、舛添元知事と違い、「前議員バッジ」を持っていないからか、数か月前にも、衆議院第二議員会館の前の広場に一人で座っている姿も見かけました。また、猪瀬さんの出身地である長野県飯山市は、北陸新幹線が最近通りましたが、同じ「北信地方」出身の私の亡父に、私は日常でボディータッチをされた経験はほとんどなく、猪瀬さんが社会的優位性を獲得していく中で日常になってしまったのかもしれません。

 日本維新の会は、全国比例定数50で、27名を公認しており、自民党に次ぎ2番目の規模。創業者・松井一郎代表の来春引退を前に衆院選の勢いを維持したいかまえ。東京6人区は維新の海老沢さんのほか、ファーストの会・都民ファーストの会の荒木さんも立候補。自民男性現職・自民女性タレント新人、立憲女性現職・立憲男性元衆議院議員、公明女性現職、共産男性現職、れいわ代表、N党新人5名、社民幹部、無所属で作家の新人・乙武洋匡さん、自由共和党元衆議院議員、新党くにもり元衆議院議員、幸福実現党新人、日本第一党女性新人らの異次元の大乱立となっています。

 どこから何がおこるか分からない大乱戦となりそうですが、自民の優位はまったく揺るがない前哨戦の情勢。

 以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・比例・立憲】泉・西村「党内公約」達成、比例20名(女性10名)公認、和歌山・大分「県連枠」で公認

2022年06月16日 15時01分53秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]おととい撮影。

 立憲民主党は、国会閉会により代表・幹事長一任を取り付けていた、第26回参議院議員通常選挙の比例で2名を追加で公認した、発表としました。

 公認・推薦候補がいない和歌山「県連枠」で、NGO団体代表の女性と、大分「県連枠」でヤマハ音楽教室経営の女性。

 来月10日投票の第26回参院選では現在までに、和歌山1人区は自民現職・共産新人・N党新人・参政党新人・くにもり新人の5名、大分1人区は国民新人・自民新人の男性弁護士・共産新人・N党新人・参政党新人・無所属の男性元地方公務員新人の6名が準備しています。

 これで、同党の比例の公認は20名となり、男女10名ずつとなりました。泉健太代表・西村ちなみ幹事長の「党内公約」を達成したことになります。

 泉代表は「執行役員12名のうち半数女性」も実現しており、「パリテ公約」は実現したことになります。

 同党はおととい2022年6月14日(火)の常任幹事会で、名簿の記載順を「候補者の読み仮名の五十音順とする」ことも、協議し、決定。現職で3選をめざす青木愛さんをはじめとする20名になります。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト)
今国会情報(参議院ウェブサイト)
インターネット版官報
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・自民・神奈川】「日本会議」の推薦状受け取りを三原じゅん子さんがSNS投稿、6年前の神奈川は「反・日本会議派」で混乱、公明党と別行動で麻生派など19名「異次元の大乱立」の事情もあるか

2022年06月11日 12時48分22秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 三原じゅん子さんは、きょう令和4年2022年6月11日(土)、「日本会議からの推薦状を頂きました。ご期待に沿えるようしっかり闘ってまいります。 」とSNS投稿しました。写真によると、推薦はきのう10日付で、「日本会議 会長 田久保忠衛」と記されています。





 三原さんが立候補する神奈川選挙区では6年前、「日本会議国会議員連盟」に所属していた金子洋一さん(当時・現職民進党)に対して、「日本会議をやめるよう」圧力をかける複数の市民が、桜木町駅前ロータリーで吊し上げたり、街宣車の後ろの車道を走って追いかけたりする事案が発生したことがあります。

 日本会議のホームページは最近の活動として「日本の建国を祝う会主催により明治神宮会館大ホールにて中央式典が開催。第1部式典に続き、奉祝記念公演・天皇陛下御即位奉祝記念新作能『神武』が、式典に先立ち奉祝パレードが原宿表参道周辺で行われた」と紹介。意見表明として、ロシアによるウクライナ侵略を受けて、憲法9条を改正して「自衛隊」を明記するよう求めており、これは自民党のきょう現在の見解と完全に一致した内容となっています。

 保守思想が強いとされる日本会議ですが、主要メンバーには創価学会に批判的な仏教系宗教団体もいます。選挙区は45ありますが、公明党は7選挙区で立てています。自民党から見て公明党がいない選挙区が38、公明党がいる選挙区が7。そのうち、神奈川選挙区は、自民党が今回から2人擁立しました。三原さんとしては、いずれにせよ、選挙区で公明党の支持は全く見込めないことから、逆に、日本会議の推薦についてSNS発信したと考えられます。

 第26回参院選の神奈川は「4・5人区」と呼ばれ、3年任期1議席を含んだ、合計4議席を争うこととなっています。現在の政党助成法に基づく9政党のうち8政党が候補者を擁立。自民党は3年前・6年前と違って2人擁立し、三原じゅん子元厚生労働副大臣と、麻生派の元職・浅尾慶一郎さん。立憲民主党は、寺崎雄介前相模原選出県議と水野素子さん、公明党が現職の三浦さん、維新が松沢成文元参議院議員、共産党が惜敗が続く浅賀さん、国民民主党が深作ヘススさん、社民党が県副代表、N党が新人4人を擁立。さらに政治団体では、幸福実現党(幸福の科学)、右派の維新政党・新風、新党の参政党、桜井さんの日本第一党、新党くにもりが候補者を擁立の大量19名の異次元の大乱立となっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・埼玉4人区・第1報】西田まこと公明党税制調査会長は「金融所得課税強化」には言及せず「消費税の軽減税率の米印を見たら私を思い出して」

2022年06月05日 21時12分06秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]演説する、西田まこと・公明党税制調査会長、埼玉・武蔵浦和で、きょう2022年6月5日、宮崎信行撮影。

 第26回参院選、埼玉は3年前に続き1増となり、4人区となりました。自民は複数擁立論を県連が抑えて、関口昌一参議院議員会長が公認。公明党は西田実仁(西田まこと)参議院議員会長が公認。立憲民主党は新人の高木まりさん。国民民主党会派の無所属で上田清司さん。そして共産新人の元衆議院議員女性、維新新人、れいわ新人、N党新人複数らが出馬します。なので、3年前と違って、上田さんが加わる分、関口、西田に、立憲が滑り込み、共産が届かない公算が濃厚とみられます。人口が多いのに関心が薄くなることもありそうです。

 6年前と同様に引き続き、自公連立のキーパーソン、西田実仁(西田まこと)さんはきょう令和4年2022年6月5日(日)埼玉県内の、さいたま市・武蔵浦和と、新座市の2会場で街頭演説会を開きました。


[写真]西田さんの演説を聞く聴衆、埼玉・武蔵浦和で、同

 ところで、初めから、雑談ですが、新座会場の演説前に、西田さんは私が拒んでいるのにグータッチしてきました。下手したら暴行じゃないの。各党各陣営、お気を付ください。筆者・宮崎信行のようなジェントルマンばかりでもないですから。



[写真]拒んでいるのにグータッチしてきた西田まことさん、埼玉・新座で、同。

@miyazakinobuyuki

♬ Arigatou - Ikimonogakari


 それはさておき、連立与党の税制調査会長である西田さんは、初めから税金の話。

 西田さんは「私が党の税制調査会長として最も力を注いできたのは、消費税における軽減税率の導入です。この軽減税率は、日本で初めて導入されました。消費税はみなさんの年金、医療、介護、子育てのための社会保障の財源を法人税のように税金の浮き沈みでブレるようなものではなく、安定した財源としての消費税をみなさんにお願いしています」と述べました。そして消費税10%の引き上げで(1)幼児教育の無償化(2)低年金者の上乗せーーの歳出を実現したとしました。そのうえで、西田さんは「消費税には所得が少ない人ほど負担が重い」とし「そこに、軽減税率の導入が必要ではないか。10年前の野党の時代から訴えてきました」と語り、財務省の抵抗があったこと、韓国まで視察したりしたことを強調しました。

 昨秋、岸田文雄新・自民党総裁が金融所得課税の強化を政策課題としてあげながらも、第49回衆院選直後に、参議院議員である、宮沢洋一・西田実仁両与党税調会長が年次税制改正からの見送りを断言しました。この「西田提案」そのままの流れできょうまで来ています。きょうの演説でも残念ながら、金融所得課税に触れることはありませんでした。

 一方、西田さんは、新進党仲間の野田佳彦首相・岡田克也副総理らが進めた社会保障と税の一体改革3党協議の「複数税率」を斉藤鉄夫さんらと協議したことを語りました。第一会場では触れなかった、「民主党」の固有名詞に第二会場では触れました。私とグータッチ衝突があったことをおもんばかったのかもしれません。

 2012年に、私が「野党・公明党の山口那津男代表の記者会見に出たい」と同党本部に電話で問い合わせたところ、課長(非議員)が「記者クラブと公明党がフリーランスは出席させないとのペーパーを交わしている」と方便をつきました。これを、私が、幹事社・日本経済新聞社さんの社長周りに調べてもらったところ、そのような事実はなく同社も憤慨しているとの事実をつかみました。これを受けて、議員である西田実仁報道局長(当時)が私に個別に謝罪する事態に発展しました。ところが、その後も西田さんは記者会見出席を認めず、2年に1回の党大会の取材も、他の女性フリーランス記者らに認めているのに、私には認めない状況が今日まで続いています。報道局長は竹谷とし子議員に現在は交代しています。

 演説会は、2会場あわせて500名から800名ほどの聴衆で仲がよい印象でした。基本は演説を聞くのではなく、公示後に電話で「フレンド票取り」をすることが組織の目標となるでしょう。


 一方、第一会場の武蔵浦和駅では、おそらく演説会の開催の情報を得たうえで、立憲民主党の高木まり陣営の方も活動していました。移動の都合で話しかけませんでしたが、お見受けした旨を記しておきます。

 

以上
このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト)
今国会情報(参議院ウェブサイト)
インターネット版官報
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・大阪4人区第1報】【全国比例・維新第1報】松井一郎・吉村洋文「大阪2人」優先で「野党第1党」情熱は内に秘めたか、高木かおり「維新の女性を増やすリーダー」と馬場伸幸と藤田幹事長

2022年05月29日 22時24分20秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]松井一郎・日本維新の会代表、きょう2022年5月29日、大阪・泉北ニュータウンで、宮崎信行撮影=以下同。

 来月22日公示の第26回参議院議員通常選挙の大阪選挙区。定数4。6年前に当選した4人の現職全員が出馬する珍しい構図となりました。

 自民女性現職の松川るいさん、公明男性現職の杉久武さん。日本維新の会の高木かおりさんと浅田均さん。この4人に、共産党の元職の辰巳さんと、立憲民主党などの新人らが党勢の維持・拡大を含めてたたかいます。

 大阪を根城にする日本維新の会は全国比例(50)で20議席との予想がある自民、7議席前後といわれる公明、9議席の観測がある立憲を上回る議席数で、10議席を超えて、比例・改選の第2党・野党第1党の可能性があり、永田町は戦々恐々、東京メディアも注目しています。

 日本維新の会の高木さんは、来月22日の公示を前に、きょう令和4年2022年5月29日(日)、大阪府南部の緑豊かな「泉北ニュータウン」(堺市南区など)で演説会を自主的に企画し、開催しました。

 高木さんは「この会場は、私が自民党の堺市議だったころに会合を開いていた場所」とし維新にとって「豪華なメンバー。全員出席となるとは思わなかった」と語りました。松井一郎代表(大阪市長)、馬場伸幸・共同代表(国会議員団長)、藤田文武幹事長、吉村洋文副代表(大阪維新の会代表・大阪府知事)の4幹部がそろいました。全国で稀有な「公認」の永藤・堺市長も応援のマイクを持ちました。


[写真]高木かおりさん。

 松井一郎代表は「高木さんが当選して6年。6年前の選挙は厳しかった。なんと、おおさか維新の会という名前でした。東京で演説すると大阪に帰れと言われた。ここが衆議院で地元の馬場さんと自民党大阪府連青年局から維新を立ち上げて12年。そろそろ私は寿命かなと思う。馬場さんと私は1歳違いだが、はじめは年上だと思った。政治キャリアは馬場さんが長い。そして、吉村洋文大阪市長と永藤堺市長を面接したのはこの私です。私の孫が20歳になるまではがんばって、教育無償化をやってほしい」と語りました。

 松井一郎さんは、浅田均さんを「6年経って、歩幅が狭くなっている」とし、「浅田・高木」の2人当選に向けて6年前と比重をかえた戦術をとると、会場の支持者に伝えました。






[写真]松井一郎さん。

 これに先立ち演説した吉村さんは「自民党と違って団体がない。みなさんのおかげでここまで来られたのは奇跡だと思う。橋下徹さんと松井さんら創業者のおかげだ」としました。吉村さんは「全国では自民党が勝つでしょう」とあっさり語りつつ「大阪では改革政党が必要だ」と話しました。吉村さんは「退職金を廃止したので4000万円の税金が浮いた。4000万円あったらなにしましょう」と話すと前列の壮年女性から「たこ焼き!」と突っ込みが入ると、吉村さんは「たこ焼きなら一生分買えますやん」と素早く反応しました。




[写真]吉村洋文さん。
 司会の堺市議男性2人から「馬場共同代表というよりも、地元の馬場ちゃんでおなじみかもしれません」と紹介され登場した馬場さん。「6年前、松井さんから2人目の候補者を探してといわれた。その際に、自民党の堺市議の高木さんを口説いた。実は、松井さんも私も元は自民党で、大阪は自民党ではようならん、と思って維新をつくりました」と話しました。馬場さんは「おかげさまで維新は衆参で56名。衆で女性4名。参で女性3名。女性議員が7眼しかいなくて、増やしていくリーダーが高木さん」と持ち上げました。馬場さんは高木さんの6年間を「国会で活躍するよりも、府内、全国の選挙の応援にかけまわった」とし、党勢拡大への実績でたたえました。

 藤田文武幹事長は「6年前は維新政治塾、面識なくいきなり高木陣営に入ったが、候補者付き・写真係の私によくしてくれた。昨秋、幹事長として人事をして、高木さんに幹事長代理兼ダイバーシティ局長になってもらった。維新もまた男性ばかりでマッチョな政党なので、変えていきたい」としました。










 会合は、堺市議2名が仕切りました。そのため、地域総支部によってはカオスとなる立憲民主党と違って、立憲ベテラン秘書用語の「自民党方式」で整然と進行。開会前には「マナーモードは、自信満々の人が忘れます」とうながしました。吉村さん登場時に、前列で一斉にスマホ撮影する放列ができたので、松井さんの登場時にそのことをあおると、松井さんは「三宅市議、それとまとば市議?」と2人名前を言って一拍確認してから「大人になるといらんことを覚える」とユーモアで、会場を沸かせました。

 私の感想では知事・市長は地方財政学用語の「財政調整基金」と「減債基金」の増減と黒字・赤字を分かっていて都合よく実績を演説しており、ポピュリズムの香り。また、近鉄など民間企業の名前を出し、大阪府・大阪市・堺市の公有財産を民間に売却することを「財政健全化」だと強弁しています。これは、ミルトン・フリードマンが主張した元祖・新自由主義、小さな政府の考え方。2008年のスタートから十数年たっていますので、政治家がどんなに気を付けても、周囲からいずれ埃がでそうです。

 また「4幹部ら」の政策内容が一本化されておらず、これは「会議好き」の立憲民主党が一日の長があります。

 何より、松井、吉村両幹部に「大阪府外も含めた日本全国の参院選で野党第1党になる」との気概がまったく感じられませんでした。大阪府内なので、野心は内に秘めて演説をしたのかもしれません。

 2025年大阪・関西万博は、永藤市長が若干触れただけ。カジノの話は誰からも出ませんでした。

 第26回参院選では全国維新は、2013年・2014年に衆で2議席差の野党第2党となって以来の全国比例(定数50)の野党第1党ないしは、全体の第2党をめざすことになります。仮に維新が、公明党と立憲民主党を比例で上回った際は「黄金の3年間」での合従連衡に影響を与えるはひっし。自民党の磐石ぶりは、公示3週間前のきょう現在、まったく揺らいでいません。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選の東京と比例の共産】5000名池袋演説会で、しつこい右翼につきまとわれ警視庁が志位和夫ら守る「全国650万票東京100万票で山添拓・田村智子ら5名のベストチームの再選が目標だ」

2022年05月28日 17時23分09秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]右翼から共産党街宣車を守る警視庁警察官ら、きょう令和4年2022年5月28日(土)午後2時過ぎ、東京・池袋駅東口で、宮崎信行撮影。

 共産党は第26回参議院議員通常選挙で、東京選挙区(定数6)のほか、全国比例(定数50)を含めて5人の現職しか当選しないではないかとの事前の分析もあり、東京は最重点区となります。

 東京都豊島区の池袋駅東口で、志位和夫委員長のほか、東京選挙区の山添拓さん、全国比例の田村智子さんら候補予定者を集めた演説会が開かれました。が、右翼が妨害を試み、宣車近くに志位さんが到着するのを認めると、自らのマイクで「設営時に、共産党関係者から暴力を受けたので、豊島署に被害届を出した」との一方的な主張を続けました。このため、山添さんの演説の声はほとんどかき消されました。支持者が耳を塞ぎ「うるさい」と声を上げましたが、右翼には馬耳東風で、民主政治をゆがめました。

 なお因果関係が分かりませんが同党東京都委員会のYouTubeライブ配信も途切れたようです。
 その後警視庁が右翼を誘導して移動させました。山添さんの演説は終了し、田村さんと志位さんが演説しました。筆者の録音では、田村さんは早稲田大学在学中の学費値下げ運動から共産党に入り、国会で、学生ローンともいえる奨学金の改善に取り組んだと強調。司会者が「タムトモ」と愛称を呼びつつ、過去6年間の「桜を見る会」など野党合同も含めた実績をいかすため議席をつなげてほしいと呼びかけました。

 志位さんは妨害に触れず、「みなさん、こんにちは。ご紹介いただきました、日本共産党の志位和夫でございます。きょうはこんなにたくさんのみなさんが足を止めていただき感激しています」と語りました。「今度の参院選は平和と暮らしがかかった歴史的選挙になる」との構図をかかげ、「全国650万票、首都東京で100万票を獲得する」との目標を掲げました。

 志位さんは、ロシアのウクライナ侵略を受けて、ASEANのような地域的な安全保障のしくみを提案。物価については、ウクライナ・原油高のほかに、日本銀行の異次元の金融緩和の影響があると分析し「安倍元首相はこの前、日銀は政府の子会社というとんでもない発言をして問題になった。総裁のクビを挿げ替えて、株高で富裕層を儲けさせて貧富の格差を拡大して異常円安を作り出して物価高騰を作り出したアベノミクスの責任は極めて重い」と述べました。内部留保課税1%を実施し、賃上げとグリーンは控除できるようにする政策を掲げました。最低賃金は一気に1時間1500円に引き上げるといった具体的な政策を打ち出しました。

 演説会は、筆者から見て、2000名ははるかに超え、5000名前後の大動員で、熱心に聞き、必ずしも高齢者だけではなく、参院選への公約の浸透をめざすという共通の内心があることをにじませました。

 演説会は和やかに終了。しかし、その後も、演説場から引き上げる共産党街宣車をしつこい右翼が車で追いかけ「豊島署に被害届を出した」と繰り返し連呼しながらつきまとい続けました。



[写真]右翼の妨害から志位さんらを守る警察官ら、2022年5月28日、東京・池袋駅東口で宮崎信行撮影。


[写真]演説会のようす、駅側から、同。


[写真]演説会のようす、駅の対面から、同。


[写真]田村智子さん、同。


[写真]志位和夫さんと山添拓さん、同。


[写真]志位和夫さんと山添拓さん、同。


[写真]右翼が「被害届を出した」と主張する警視庁池袋警察署前に立つ筆者、きょねん、宮崎信行撮影。

池袋騒然、卑劣な右翼が妨害、共産党の志位委員長や山添、田村候補予定者ら、宮崎信行 20220528

しつこい右翼が、共産党街宣車が演説会場から引き上げるのに、つきまとう 東京・池袋20220528 宮崎信行撮影

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・沖縄1人区第1報】伊波洋一・東京発「ハイサイ、6年の170回の国会、YouTubeで活用してほしい」立憲幹事長と共産・社民そろう

2022年05月24日 23時47分07秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]伊波洋一参議院議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 選挙区・全国比例のハコの集会の情報をお待ちしています。

 第26回参院選の沖縄選挙区は、全国のみなさんご存知の通り、言うまでもなく、1人区。

 現職の伊波洋一(イハ洋一)さん、自民党新人の総務省すなわち島田叡元知事の後輩である古謝玄太さん、幸福実現党新人の金城竜郎さんの3人が準備しています。

 伊波さんの「東京激励会」が、きょう令和4年2022年5月24日(火)、永田町の「全国町村会館」内のホールで開かれました。

 最後に挨拶に立った伊波さんは「ハイサイ、みなさん、こんばんは。沖縄の問題がなぜ時間がかかるのか。北谷、那覇軍港など基地の一部は返されるが、返された基地は沖縄の別の場所に集積されていく」と分析。そのうえで再選への意欲をにじませつつ「1期6年間に国会で170回の委員会質問をしてたきので、会場のみなさんには国政報告集をお持ち帰りいただきたい。そしてYouTubeに上がっているのでご活用していただきたい。護憲の議席を守りたい」と現職の強みを強調しました。


[写真]伊波洋一参議院議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 会合は冒頭、高良鉄美参議院議員が皮切り。高良さんは「沖縄の風の幹事長をしているが、二人しかいないから、当然幹事長だ。3年前に初当選したら伊波さんは既に貫禄があった。3年前お迎えしてもらったので、今回はお迎えする。改憲防止と戦争防止を目指す」と述べました。


[写真]高良鉄美参議院議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の西村ちなみ幹事長は「何がなんでも伊波さんに勝ち抜いてほしい。岸田首相の新しい資本主義はみせかけだ」と経済政策にも期待しました。


[写真]西村ちなみ立憲民主党幹事長、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 日本共産党の沖縄県委員長の赤嶺政賢・衆議院議員は「先日、伊波さんの方から、志位委員長・小池書記局長にあいさつに来てくれた。ありがとうございました。オール沖縄は、まず参議院の選挙から始まっている。沖縄を再び米国の占領地にしないという論戦は伊波さんが先行して、我々共産党は追いかけているのが正直なところだ」と話しました。


[写真]赤嶺政賢衆議院議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 新垣邦男衆議院議員は「社民党は小さいので副党首になった。国会に来て半年だが、もっと沖縄の問題が話されていると思い込んでいた。沖縄で、伊波は基地の問題だけじゃないかと言われているのは事実だが、この人ほどスペシャリストはいない」と賛辞を送りました。


[写真]新垣邦男衆議院議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 国会議員では、立憲民主党の吉田忠智さん、碧水会の嘉田由紀子さんも出席。国民民主党会派の上田清司さんらもメッセージを寄せました。

 玉城デニー・沖縄県知事は、事前に収録したビデオで登場。


[写真]ビデオメッセージを寄せた玉城デニー沖縄県知事。

 締めくくりは、糸数慶子元参議院議員で「きょうは那覇から東京に来たが、ウクライナの戦争を見て、沖縄と重なることがあると言われた。アメリカの軍産複合体が武器を供与して戦争が長引き、広島出身の岸田文雄首相は流れを進めている。伊波さんの当選で、流れを変えたい」と語りました。


[写真]糸数慶子元議員、きょう2022年5月24日、東京・永田町の「全国町村会館」ホールで、宮崎信行撮影。

 筆者・宮崎信行がきょう驚いたこと。

 

 会場の設営段階から、高良参議院議員、糸数元議員が参加していたことです。東京会場だとは理解していも、「オール沖縄」は超巨大組織だと思い込んでいました。高良さん、糸数さんの手作り感に、イメージギャップを崩してもらって楽しかった。

 当ニュースサイトは国政選挙中では初めて沖縄県で取材し、執筆する予定。オール沖縄とチーム沖縄の心の原点に迫りたいと思います。

 本土の人間として、平井伸治全国知事会長(自治省出身で鳥取県知事・兵庫県出向経験)の「島田叡」の思いと、北谷などの繁栄を見たいと思います。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選】5・23執筆「定常選挙で民主系2代表続投か」今月前半マスコミ情勢調査は「立憲は最悪のシナリオでも4議席減」「国民は現状で全国比例2」

2022年05月23日 08時14分45秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]きょねん10月31日の総選挙の投開票日の午後8時過ぎ、東京プリンスホテルで、宮崎信行撮影。

 今月上旬にマスコミが実施した世論調査で、第26回参議院議員通常選挙(再来月10日投開票)の議席予想で、立憲民主党は「最悪のシナリオで4議席減にとどまりそうだ」との集計になっていたことが分かりました。

 比例代表の獲得議席は、自民党が1位になるものの、立憲民主党、公明党、日本維新の会の2~4位争いは流動的。

 情勢は大きく変わることもあります。

 4議席減の場合は、泉健太代表体制が続投が確定とまでは言えませんが、党内は「次の代表候補はほぼいない、次の次で初代代表もあるかもしれないが」との声が大勢で、1人区などの接戦区をものにできれば動揺は最小限になりそう。「中央代表というよりも大将の器として京都選挙区に力を入れてほしいが、京都の結果にかかわらず全体で1議席でも増えれば続投だろう」と有力者は話しています。

 国民民主党の比例代表は2議席との情勢がかなり前から維持された情勢。4産別のうち2候補が議席を失う見通しで、旧民主系の水面下の権力構造に影響が出るかもしれません。調査には入っていませんが、自動車総連現職と電力総連新人が有力で、党の基本政策の変更にはつながらないかもしれません。

 社民党は議席を獲得できず、れいわ新選組は比例代表で1議席のみではないかとの現状での中間的な世論調査の議席反映がなされています。

 黄金の3年間とされる期間にかけて、ごく一部選挙区での自民党内での現職と麻生派新人の当落などをめぐって、自民党内での流動化の予兆も取材の対象となりそうです。

 東京選挙区が史上最大の大乱戦が確実となったから、大手メディアですら、「コスパが良くなった」との安堵の声も出ています。

 当ニュースサイトで過去1年間で最もページビューが多かった記事は
【10/27執筆記事】共同通信衝撃の生データ「立憲民主党99、3桁割れ」枝野責任論浮上しかねないものの小選挙区は増加へ」で、実は自分で書いていてそんなことはないだろうと思っていたのですが、その4日後に「96」、その6日後に枝野幸男代表辞任表明へとつながりました。

 上に乗せた写真のように開票が始まっても「99~140」だったのですが、第26回参議院議員選挙は波乱の余地は、現行選挙制度で最も少ない「定常選挙」で、与野党ともに「黄金の3年間」を迎える公算が有力です。

 以上です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・三重1人区・第1報】芳野正英候補予定者に岡田克也「負けられない闘いだ」数少ない与野党一騎打ち区で、自民・公明の山本佐知子さんと争う

2022年05月21日 20時15分07秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]芳野正英・三重選挙区候補予定者の事務所開きであいさつする、岡田克也選対本部長(三重3区衆議院議員)、三重県津市、2022年5月21日、宮崎信行撮影。

 来月22日公示の第26回参議院議員通常選挙の三重選挙区(改選定数1)は現職の立憲民主党・芝博一さんが勇退。

 無所属新人のよしの正英(芳野正英)さんと、自民党公認・公明党推薦の新人山本佐知子さんの一騎打ちになる見込み。

 よしの陣営はきょう令和4年2022年5月21日(土)、三重県津市北河路「メッセウイング・みえ展示場」で、「よしの正英(後援会)事務所開き式」を開催しました。


[写真]よしの正英候補予定者

[画像]山本さちこ候補予定者

 岡田克也選対本部長は「見識、志が高い候補者を、18年間がんばった芝さんの後継として擁立できたことは幸運なことだ、と私は思う」とし「何が何でも勝ちにいかなければらならない。一つ気になる数字があります。ある調査によると、よしの正英の認知度が2割だという。2割では勝てません。でも、伸びしろがある。三重県民の7割から8割の人がよしの正英を知る。彼の政策や人柄を多くの人から聞く。このたたかいは必ず勝てると思う。残り50日、みなさんのお力を貸してください」と語りました。

[写真]岡田克也選対本部長、同。

 岡田本部長の関係者によると、この調査は立憲民主党が先週行った情勢調査の数字。

 事務所開きに先立つ「セミナー」で芳野さんは「2022年2月に、地域政党「三重ノチカラ」を結成し代表になりました。三重の地から政権を変えようと結成したが、その後にロシアのウクライナ侵攻による、政治は大きく変わろうとしている」と語り、「芝さんの後継者として引き続き政権交代可能な野党の議席を担いたい」と意欲を示しました。



 来賓の小川淳也・立憲民主党政調会長はセミナーで、「三重県は民主主義の憧れの地です。北川知事は颯爽としていた。岡田さんは背骨、中川さんは太陽のような方、芝博一さんは神々しい方。私は愛知県春日井市に出向していた頃は、娘たちをつれて、三重県の長島スパーランドに行き、松阪牛は食べられないので、見ていた」と語りました。そのうえで「ロシアにはまともな野党が存在せず、クレムリンが承認した官製野党しか存在しない。政権に対してきちんともの申す人は国内に存在しない。野党の不存在も今回の軍事侵攻の一つの理由だと思う」として、政権交代ある政治の再興のためにも三重選挙区は重要になるとの認識を示しました。



 小川さんは事務所開きでは、「芳野さん、事務所開きおめでとうございます」とし、会場のメッセウィング・みて展示場を「ここが事務所?」と驚き、逆手にとったユーモアで「おそらく事務所に入りきれないほどの人がお越しになる」と思う「よしのまさ・・・、芳野正英さん、連合会長と同じ名前(苗字)。党本部としても全身全霊をかけて支える」と本戦に期待しました。



 同じく来賓の前原誠司・国民民主党代表代行はセミナーで「本来ならば、国民民主党から玉木雄一郎代表や三重県連顧問の大塚耕平さんらが来るべきだが、三重は好きだし京都から近いので志願して来た」と語りました。前原さんは事務所開きで「芳野さんの奥さんは、私と同じ京都の松井孝治元議員の事務所のスタッフで、京都の大事な人材を三重に流出させてしまったので責任をとって当選してほしい」述べました。



 この後の記者会見で、選対幹部の地方議員は共産党は候補者を立てない意向を示しているものの、選挙戦中の連携のしかたは未定だと説明。前原さんは「できる限り1人区は一本化したい」とし、「三重については、大塚・県連顧問(愛知選出参議院議員)が調整し、(仮に)当選(した)後の会派は別として、芳野さんを全力で応援する」と語りました。



 山本さんはツイッターで「地域交通は、超高齢化が進む中地域の移動手段としてそのあり方の検討は必要ですがなくしてはいけません。地域として支える仕組みが必要だと思います」と訴えています。



2022年5月21日(土) 三重県の県庁所在地「津市」展示場施設

セミナー
芳野正英、第26回参議院議員通常選挙三重選挙区野党系無所属候補予定者
2022年2月に、地域政党「三重ノチカラ」を結成し代表になった。三重の地から政権を変えようと結成したが、その後にロシアのウクライナ侵攻による、政治は大きく変わろうとしている

一見勝之三重県知事 中京圏と近畿圏の中側に位置する地の利をいかして、県庁は5カ年計画と10カ年計画をつくるので、県議会では新政みえのみなさんと議論して生きた。「三重ノチカラ」と「新政みえ」のみなさんの力を貸してください。

小川淳也立憲民主党政調会長。 三重県は民主主義の憧れの地です。 北川知事は颯爽としていた 岡田さんは背骨 中川さんは太陽のような方 芝博一さんは神々しい方 愛知県春日井市に出向していた頃は、娘たちをつれて、三重県の長島スパーランドに行き、松阪牛は食べられないので、見ていた
ロシアにはまともな野党が存在せず、クレムリンが承認した官製野党しか存在しない 政権に対してきちんともの申す人は国内に存在しない 野党の不存在も今回の軍事侵攻の一つの理由だと思う。

前原誠司 本来ならば、国民民主党から玉木雄一郎代表や三重県連顧問の大塚耕平さんらが来るべきだが、三重は好きだし京都から近いので志願して来た 芳野さんは学生時代に京都府連でボランティアをし、泉健太・現立憲民主党代表らと寝食をともにして活動してきた。金森正県連代表にも大変お世話になり、直筆で芳野さんをよろしく頼むとの手紙もいただいた。国民民主党は非力だが、芳野さん当選に向けてがんばる。

事務所開き
岡田 認知度まだ2割 押し上げてほしい 選挙が始まるまであと1ヶ月しかない
小川 三重は憧れ 芳野正・・・芳野正英さん、連合会長と同じ名前
前原 4産別とともに連帯して支えたい

記者会見
幹事社 伊勢 男性 各社どうぞ

朝日 男性 前原さんに聞きたいが4団体が応援する 前原 私は選対委員長だが、当選後の会派の問題は別として、大塚耕平県連顧問が中心となって作業した

共同 女性 選挙の位置づけと憲法に関する両党の違い 前原 すばらしい候補者だし、岡田克也さん、連合三重さんはじめ支援団体もしっかりしているので勝たないわけにはいかない 小川 中川正春先生はじめ一人区はいっぱいあるが、候補者一本化できたことに敬意と安心書き起こし、いい候補者、きょうの人だかりを見え、北川県政以来の三重の民度の高さを感じた。 以前、岩手と三重と沖縄だけ一人区に勝った。芳野 エッジの効いた憲法改正案を出してくるのを国民の中で憲法議論を醸成させていくことが必要だ

読売 女性 小川と前原に聞きたい 共産党との前回泉代表がいらっしゃったときに、共産党さんと、三重県で取材すると、共産党さんはここで出すのは良くないと言っている。共産党にどういう関わり合い方をのぞんでいきたいか 小川 対話のチャンネルを大事にしている どう有権者に伝わるか 重要な一人区における選挙区調整の一本化というのが連合中央の理解と党の基本方針になっています。共産党さんも三重県では一定の理解をいただいた。今後の関わり方は中川先生に任せる 前原 国民民主党は金森正先生に何度もかかわって推薦を決定した。

フリーランス 男性(宮崎信行)補正予算案、細田博之議長発言。
小川 これも衆院選のときにひはんばかりとか反対ばかりだと、一種のある程度提案路線を泉代表もご検討していたと思うが、野党第一党が政権でどう表現するかということは幅があるとご理解いただきたい。国政に っf形式も内容もきわめて適切な発言 細田議長に対する本会議始まるときの立礼をやめたらどうかということを(党内会議で)申し上げた、厳しく説明責任を申し上げた議運でも厳しくただしたことではないが、しっかりした政権との対決姿勢 
前原 国民民主党は2月に党大会で解決よりも対決ということで、今の燃料費の高騰、円安でダブルで国民生活が厳しいので、 自民、公明、国民の3党で(トリガー条項凍結解除の)議論をしているので、対決よりも解決という
まじゃくにあるか 細田議長ご自身が説明責任。

中日 男性 政策のわかりやすさ 小川 多様性の社会など自民党にできないことを公約集としてこれから出していく
前原 私は安全保障調査会長も兼ねているが、我々の考え方を提案しながら、細部を明確にしていく 自民党にできないことをまとめていく

朝日 女性(東京・藤崎記者) 小川、前原、金森国民民主党県連代表に聞きたい かかる思い 小川 岡田先生、中川先生ら中央政局に振り回されない取り組みの成果だと考える 近い将来、旧民主勢力の再興は必ずしたい、国民で、自民党に心から信頼している人は皆無だと思うので、その人たちに再結集してもらう
あらゆる恨みやあらゆる個人的 ★かきおこし★
前原 1人区はできるだけ1対1に持って行きたかったが、立憲さんに公認候補がいるところには、国民は立てない。無所属のところにはなるべく一緒にやれる 審査段階だが、福島県、群馬県 芳野さんと同様に(仮に)当選した後の会派のことも含めて立憲、国民で対話していきたい。
金森 ここ三十年、三重県は野党勢力の結集でまとまってきたが、このところ、国民と立憲に別れたが、まとまっていくのが政治の常道だろう。
以上

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・神奈川4/5人区・第1報】「てらさき雄介(寺崎雄介)」さん30年非自民の政権交代ある改革保守の仲間、きょうはリクルート事件の発端「川崎」で顔を広める

2022年05月13日 23時29分23秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]てらさき雄介・立憲民主党神奈川選挙区予定候補者からビラを受け取る人、きょう2022年5月13日夕方、神奈川県「川崎」駅で宮崎信行撮影。

 改革保守の仲間で、学生時代から知る、寺崎雄介(てらさき雄介)さんが立候補を準備しているので、川崎駅まで会いに行ってきました。





 参議院神奈川選挙区は、「4・5人区」と呼ばれており、今回だけは、5人当選し、最下位当選者の任期は3年間。

 自民党が現職・三原じゅん子さんと、麻生派元職の浅尾慶一郎さん。公明党が現職の佐々木さやかさん。共産党が惜敗が続く新人、あさか由香さん。国民民主党が新人、深作ヘススさん。N党からは定数と同じ5名。立憲民主党はともに新人のてらさき雄介さんと水野もとこさんら。れいわ新選組も絡んでくると思われます。

 寺崎県議にとっては地元から最も遠い神奈川県川崎ですので、知名度はこれからという雰囲気ですが、どの政党公認の周りにも、有権者はあまり選挙に向けて盛り上がっている感じではなく、3年前の48%の投票率を上回るのが国政の重要課題のような気がします。

 立憲民主党は、阿部知子県連代表や江田憲司さん、中谷一馬さん、篠原豪さん、青柳陽一郎さん、早稲田ゆきさんら政権を知らない議員が組織づくりをして、第19回統一地方選で県議倍増、4選の寺崎雄介さん(相模原市)が会派団長になりました。直後の、第25回参院選では牧山ひろえさんが2位で再選し、自民の1人だけの公認候補者を、篠原・青柳・早稲田らの小選挙区内の一部の自治体・行政区では相対1位得票になるなど快挙が続きました。寺崎県議も、「今の立憲が一番楽しい」と選挙区の相模原以外である、横浜橋商店街で練り歩きを手伝い「県議なのに、神奈川県にこんな素晴らしい場所があるとは知らなかった」と意気込んでいたようです。

 それから3年経って、寺崎さんにボールが来ました。

 30年来の改革保守の仲間では、自民党に移った古川直季衆議院議員もいますが、寺崎さんは非自民を貫いてきました。

 きょうは地元から一番遠い、川崎市での事前の挨拶活動でしたが、ここ、川崎といえば、リクルート事件の発端。朝日新聞川崎支局が、リクルートの子会社リクルートコスモス社の未公開株を、川崎市助役(2000年の地方分権一括法で「副市長」に解消)に渡していたことをスクープ。





 30年後のきょうの川崎駅を見ると、たしかに再開発にうごめく業者があるのは当然だったでしょうね。

 それが、リクルート社が職業紹介事業の民間への規制緩和を求めて、森喜朗さんら文部、労働関係の国会議員らに大量にばらまいていたことへと芋づる式につながりました。朝日川崎支局もビックリ。戦後最も広範囲な疑獄事件となりました。ここから、竹下登内閣が引責退陣した竹下派内での田中角栄さん以来の小選挙区論者がグループをつくり、前熊本県知事が一から政党をつくったことで、1993年の大政治ドラマになります。そのときは、私が早稲田大学の2年生、寺崎さんが明治大学の4年生で、ともに当時から知る仲です。

 生活のために裏切って自民党に行った人たちもいますけれども、一度も自民に行かなかった寺崎さん。あの政治ドラマから30年がたったということは、今の大学生の親の世代ということになります。世代間格差が話題ですが、自分の世代は変えようがありませんから、政権交代ある政治への思いを、広い神奈川県中で訴え続ければ、伝わるでしょう。

 以上です。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選】自民・遠藤利明選挙対策委員長「地域によっては一部の労組が非常に自民党に対して好意的だ」「自民から積極的に働きかけてほしい」連合を切り崩し流動化へ

2022年05月12日 09時11分09秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]遠藤利明・自民党選挙対策委員長、きょねん9月、宮崎信行撮影。

 第26回参院選の投票日を2カ月後に控えて、今週の自民党役員連絡会で、遠藤利明選対委員長が「今、自分も地方を回っているけれど、 地域によっては、一部の労組が非常に自民党に対して好意的だ。そういったところに対しては自民の側から積極的に働きかけをして、支持を得ていくこういう取り組みも重要だ」と語ったことが分かりました。

 おととい、令和4年2022年5月10日の発言です。

 連合そのものや、県ごとに連合地域協議会・地方連合会の話ではなく、企業城下町など、自動車総連、電機連合、基幹労連、JAMに加盟している労組の中の地域支部の話だと考えられます。自民の切り崩しによって、流動化することが予想されます。

 茂木敏充幹事長は、記者会見で「私も、遠藤選対委員長ほど敏感ではないのかもしれないのですけれども、そのように感じる部分もあると思っております」と述べました。

 また、9日(月)の岸田文雄総裁が出席した役員会では、麻生太郎副総裁が「地元福岡選挙区ではかなり野党の方が割れているようだ」との現状を首相らに紹介。福岡は定数3に自民、公明が1名ずつで、自民系無所属とされる人はいません。

 遠藤さんが会っているのは、「なになに製鉄どこどこ工場」の支部長で連合の地協の会長をやっている人物らだと思われます。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・全国比例】今井絵理子さん(自民)が「骨盤骨折で1カ月以上の大けがで車いすを使う」と発表、情勢は引き続き有力か

2022年05月05日 22時07分12秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]今井絵理子自民党参議院議員、5年前の2017年、東京・港区で宮崎信行撮影。

 来月22日公示の第26回参議院議員通常選挙に出馬する、自民党の今井絵理子参議院議員は、自らのTwitterで「骨盤骨折と判明。しばらくは安静、少なくとも1ヶ月は歩くことはできないとのこと」「車椅子の生活となりますが、私は元気です 」と発表しました。

 今井さんのTwitterによると、きのう2022年5月4日、鹿児島・徳之島で、闘牛祭りで優勝した牛に、周囲の好意で乗せてもらったところ、落ちたとのことです。

  

 今井さんは、当選1回で、山東昭子議長(非改選)の最も側近の議員で、麻生派での行動が注目されています。

 自民党は、比例区で、第24回、第25回で、19議席を連続して獲得。第26回は、現職14名、新人9名(郵便局長会、看護協会、薬剤師会の新人3名を含む)、元職4名を公認していることから、情勢は有力といえます。

 民間の医学参考図書では、骨盤骨折は、内臓への影響がない場合は、安静にしていることで治ることもあり、手術がいらない症例も多い、とされています。

 今井さんが参加して、バブル崩壊後の日本を席巻した伝説のダンス・歌4人組ユニット「SPEED」で私が最も好きで、私にとって数少なかった人生の地獄の季節を元気づけてれた4作目「Wake Me Up!」とはいかなくても、7作目「ALIVE」のようなアピールで、ピンチをチャンスにつなげられるかどうかに、マスコミの注目も集まりそうです。

以上です。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第26回参議院議員通常選挙、今月は3媒体で議席予想も「定常政治」確実、ほぼ何も変わらない国政選挙になりそう

2022年04月30日 23時02分07秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 7月10日に投開票を迎える「第26回参議院議員通常選挙」の議席予想は、今月4月は、週刊サンデー毎日、週刊朝日、JX通信社の3媒体が発表しました。

 の結果によると、

 自民党が選挙区39ないし42、比例区18ないし19の合計57ないし61

 公明党が選挙区7、比例区7の合計14

 立憲民主党が選挙区13ないし15、比例区7ないし9の合計20ないし24

 日本維新の会が選挙区4ないし7、比例区が8ないし9の合計12ないし16

 国民民主党が選挙区2、比例区が2ないし3の合計4ないし5

 日本共産党が選挙区1ないし4、比例区3ないし5の合計4ないし9

 れいわ新選組が選挙区0、比例区1の合計1

 社民党が選挙区0、比例区0ないし1の合計0ないし1

 N党が選挙区0、比例区0の合計0

 となりました。

 このほか、立憲・国民系の無所属が選挙区で3、非自民とされる無所属現職が1となりそう。

 N党は、半年前の衆院選での相対得票率が2・0%未満なので政党助成法にもとづく政党存亡の危機となり、日本の政党は8になりそう。

 3年前の参院選の投票率は48%でしたので、ここはなんとか投票率が51%以上にならないと不格好。

 しかし、これほど選挙結果で政治が変わらないことが予想される国政選挙は戦後初でしょう。

 この理由は、2012年12月の衆院選で与党・民主党を有権者がフルボッコで叩いて、失業させてしまったので、政党政治の選択肢が怒りのハンマーで自らの片膝を粉砕した、一本足歩行になったこと。そして公約通りに安倍晋三首相が黒田東彦日本銀行総裁のもと、自国通貨をわざと切り下げる「アベノミクス異次元の金融緩和」としたことで、経済政策の復原力がなくなってしまったこと。


[写真]第47回衆院選の期間中に自民党本部にかかった懸垂幕「景気回復、この道しかない」、今から8年前の2014年12月17日、宮崎信行撮影。

 異次元の緩和で戻りようのない「この道しかない」で円安が進行、相対レートで1ドル130円となりました。それでいて短期的に日銀は国債を買い込んで金利を下げることで、日米金利差が拡大して円安がさらに進行。日銀が国民ではなく日本政府に顔を向けているのは明らか。

 私は第46回衆院選の結果を見て、日本社会の大山鳴動ぶり、陰湿さから、関東大震災の朝鮮人虐殺も、太平洋戦争のいわゆる慰安婦を業者の一部が強制的に連行・留置したことも間違いなく事実だろうと確信しました。

 上述の議席予測だと、8政党の党首の続投も確実となりそうなので、希望の光としては、我々2022年日本国民は、投票率51%以上という志の低い目標に向かっていくしかないと思います。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本太郎衆議院議員がきょう辞職願提出へ、櫛渕万里元衆議院議員が繰り上げ当選へ【追記「選挙区で出馬」会見で語る】

2022年04月15日 11時43分07秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]山本太郎さん、きょねん9月、議員会館内で、宮崎信行撮影。

 政党「れいわ新選組」代表の山本太郎衆議院議員は、きょう辞職願を衆議院事務総長に提出すると、さきほど令和4年2022年4月15日(金)午前11時半ごろの、公式SNSで断言しました。午後2時から記者会見するとしています。

 国会開会中は次の本会議冒頭ではかられます。

 辞職が認められた場合は、第49回衆院選比例東京ブロックから、櫛渕万里(女性)元民主党衆議院議員が10年弱ぶりに国政復帰し当選2回となる見通し。

 同党は国会議員が5人となりながらも、予算委員会・本会議での答弁の機会は衆参とも割り当てられていませんでした。第26回参議院議員通常選挙に出馬する考えと予想されます。山本さんは前回3年前は個人票トップの99万票強をとりつつも、特定枠2名が優先され、落選。但し、同じ選挙で初めて政党助成法に基づく政党となった「N党」党首の立花孝志元参議院議員も辞職と他選挙出馬を繰り返して求心力を失っており、山本さんにとっては諸刃の剣となるかもしれません。

【追記 同日午後2時40分】
 山本太郎さんは、第26回参議院議員通常選挙で、全国比例で立候補しないと断言。選挙区から出馬すると明言しました。辞職願提出を踏まえた議員会館内の記者会見で語りました。【追記終わり】

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第26回参院選・比例・れいわ・大島九州男第1報】大島九州男・元参議院内閣委員長の擁立を発表、2人目、山本太郎代表「特定枠」は言及避ける

2022年04月08日 23時29分03秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 れいわ新選組は、議員会館で記者会見し、第26回参院選(再来月22日公示・7月10日投開票)の全国比例候補予定者として、大島九州男元民主党参議院議員を決定し、山本太郎代表が発表しました=写真・宮崎信行撮影=。

 同党ホームページによると、きょう4月8日までの参院選公認内定者は選挙区3名、全国比例2名。山本代表は一部に辞退者がいるとはいえこれから五月雨式に公認発表する準備ができていると強調しました。

 わいわは3年前に2議席を獲得。が、山本代表自身は個人名99・1万票とすべての立候補者で断然トップだったにもかかわらず特定枠2名が優先的に当選し、代表自身は落選。昨秋の衆院選で議席を得るまで2年半にわたりJRパスが使えなかったことで党勢拡大のチャンスを逃したとの批判が内部で出ていました。このため、第26回参院選の全国比例の特定枠の使い方は言及を避けつつ、地域割りはせずに候補者の自由競争を促す基本方針を強調しました。

 大島さんは自民党を支持する大企業と国民民主党を支持する労働組合は根っこが同じだと批判「私はボランティアの皆さんの姿を見て、もっと自分ができることあるんじゃないか、頑張ろうと思って、今、れいわにいる。その最大の理由は根っこが違うんだ」と語りました。


[写真]ボランティアの動きが印象的な、「記者会見型街頭演説」「選挙フェス」などれいわ新選組の選挙運動、きょねん10月、宮崎信行撮影。

 大島さんは参院選では自公政権に批判的な立正佼成会から支援を受けてきましたが、自らが落選した3年前から佼成会はひとりだけ推薦することはやめており、今回もその方針を継続することを確認したと明かしました。

 山本代表は、IRカジノ法案で紛糾した参議院内閣委員会を振り返り「本会議で大島内閣委員長は、自由党の山本委員のほうから修正案が提出された。この内容に関してはこういう内容だ、ってことまで言ってくださる」「私は参議院の中で非常に感激した」と熱弁して「古巣に、ぜひ大島さんに戻っていただきたいなっていう思いでいっぱい」と期待しました。

 山本さんは「大島さんのように福岡が元々のご地元であるということを鑑みれば、重点的に福岡県や九州というところでもやっていただきながら、全国にも足を伸ばしていただくということをお願いしていきたい」と語りました。

 大島さんは会見で「私の主たる事務所というのは福岡県直方市感田というところですが、全国を拠点ということで。私も高校が東京の高校だったもんですから、東京の拠点もひとつ置こうか考えている」と語り、当ニュースサイトの取材に、東京都中野区にも拠点をかまえ支持を広げたい意向を示しました。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする