戦後70年近く憲法も変えず、再軍備も朝鮮戦争のあおりを受けて軍ではなく警察予備隊、専守防衛をうたった自衛隊による国防も実質は米軍頼みで目前の危機となった北朝鮮や中国に対しては何ら役に立たずと、現在、戦後の日本が当たり前の国づくりを避けてきたツケが出てきています。
戦前を礼賛するつもりはありませんが、戦前戦中までは教育の力もあり武士道精神が国民のなかにもあったと思いますし、同時に目の前のアジア、アフリカなどでの横暴で悲惨な欧米の植民地支配という危機もあったりで、戦前の日本は植民地にならじと必死で頑張ってきたと思います。
戦後は欧米文化も取り入れた生き方を選択し(正確には精神棒が抜けた欧米化を選択させられか?)、生き残った人を中心に、もの作りに邁進し、奇跡の経済復興を成し遂げたのだと思います。
現在、日本は物質的には世界でも豊かな国のひとつになっていますが、魂の抜けた教育での人材欠如、高齢化の進展で活力の停滞、チャレンジ精神の欠如で新たな産業創出の遅れなど、次世代以降の繁栄発展が見えにくくなっていると思います。
ポイントは、政府にたかろうとする国民各位の自覚、大きな政府を目指す政府へのノー。みさかいもなく、人の財布の中身をむしり取ろうとする財務省や代議士への反旗。機能不全のマスコミのさらなる反省の求め。世界で日本を貶める朝鮮半島や中国への対峙などなど。
いずれにせよ、いまのままでは日本に未来はありません。現状で国民皆が自助努力の精神と信仰心に目覚め、生き方を変えるるのが一番ですが、天変地異や戦争や抜き差しならない出来事で世紀末的に目覚めるとかだとあまりにも情けないと感じます。
欧米の植民地支配対峙と四民平等をなした明治維新、敗戦後の経済立て直し、今回の地球時代と宇宙時代を見据えた精神の復興と大きなうねりの時期となっています。
エル・カンターレ地球時代のリーダーシップをとるためにも、特に、日本人は頑張らないといけません。