昨日、映画「スノーデン」を見てきました。これは3,4年前まで、CIAや米国国家安全保障局の職員だったスノーデン氏が主人公で、3、4年前にマスコミ報道もされていたため、ご存じの方もおられると思います。国家機密であったなか、本人の良心の呵責もあり、新聞社などを通じて、米国政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在を暴露したものです。
当時、スノーデン氏は、NSA(米国国家安全保障局)の職員であり、29歳の若者だったこと。匿名ではなく自らカメラの前に立ち国を告発したことで、米国からはスパイ容疑をかけられていましたが、現在はロシアにおられるようです。
真偽織り交ぜて、当時は各種報道がなされていたと思いますが、先日の米国大統領選の報道も勘案すると、国を挙げて、マスコミも含め隠蔽しようとしていたのではないかと勘ぐってしまいます。(個人的な推測ですが)
米国が世界各地の一般個人のメールなどに勝手にアクセスして、情報を取っていたことが暴露されましたが、そのまま放置していたら、グローバル化の波のなか、抹殺されることもあったと言えます。
同様のことを中国共産党も世界各地で行っていると勝手に想像すると、国家に都合の悪い人などを排除、抹殺することは容易になっていると言えます。情報戦争、サイバー攻撃などとても危ない話であると身近に感じた次第です。
現在、米国トランプ大統領は、オバマやクリントンの敷いたグローバル化から脱皮しようとしていますが、米国の闇の部分がトランプ大統領就任前に発覚したのは幸いだったと思います。
ちょっと考えさせられる重い映画だったので、関心のある方は鑑賞をお勧めします。
蛇足ですが、エリア51や宇宙人情報も米国には多数あると思いますが、機が熟したら発表を期待します。(笑)