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静岡古城研究会会長:もっちーのブログ

静岡古城研究会会長:望月のブログです。主に静岡県内の中世城郭関係の情報を発信します。※当ブログはリンクフリーです。

第3回城巡りウォーキング「日本最高所に築かれた北条の牙城!ー御坂城ー」を開催します

2021-04-04 22:22:51 | 見学会のお知らせ

3月28日(日)に順延し開催された第2回城巡りウォーキング「遠州の小京都をめぐる武田・徳川の抗争~森町一宮地区の城~」ですが、当初降水確率80%のまたしても悪天候の予報でしたが、奇跡的に雨に降られることなく、15名の参加者を得て好評のうちに終了しました。

いまだコロナ禍が収まらずバスを利用しての見学会ができない中、今月も現地集合・解散型の城巡りウォーキングを開催します。今回は、天正10年(1582)の天正壬午の乱の際、北条氏によって築かれた山梨県の御坂城を訪れます。実施要領は以下のとおりです。

○実施日  令和 3 年 4 月 18 日(日)

○見学地  御坂城

○担当者  望月保宏・望月 徹

○参加費  会員 1,000 円(資料代)、非会員 2,000 円(資料代・保険代)

○集合時間 10:00

○集合場所 新御坂トンネル(国道 137 号線)南口から旧道(御坂みち:県道 708 号線)に入ってすぐの登山者用駐車場          

*公共交通機関ご利用の方は、JR甲府駅(富士山駅方面行き、所要時間約1時間5分)、富士急行富士山駅又は河口湖駅(甲府駅バスターミナル方面行き、所要時間約20~30分)からバスで「三ツ峠入口」バス停下車、徒歩2~3分)

○日程   10:10 出発→12:00 御坂城主郭にて昼食→ 見学→ 14:30 下山開始→16:00 解散
※雨天の場合 は 翌週 4/25(日)に順延 、 順延日が雨天の場合は開催中止となります 。

○脚力レベル ★★★★★(5 /5 出発地点からの比高でも 500 mあります。事前のトレーニングなどを推奨します。)

○申込み  E メールで  s-kojouken@outlook.com (事務局長:望月 徹)まで

○申込締切 4 月14 日(水)

今回も、会員以外の方の参加も歓迎します。脚に自信のある方は奮ってお申込みください。

    

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【緊急】第2回城巡りウォーキング「遠州の小京都を巡る武田、徳川の抗争」延期のお知らせ

2021-03-20 01:10:59 | 見学会のお知らせ

3月21日(日)に実施を予定していた周智郡森町での城巡りウォーキング「遠州の小京都を巡る武田、徳川の抗争」ですが、天気予報の情報によれば、当日雷を伴う激しい風雨の大荒れの天候が予想されているため、翌週の28日(日)に延期させていただきます。(集合場所や時間、見学場所等は当初の予定と同じです。)

参加者の皆様には既に事務局から連絡が行っていると思いますが、改めてよろしくご承知の程お願いいたします。

28日は好天に恵まれることを祈っております。

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第2回城巡りウォーキング「遠州の小京都を巡る、武田・徳川の抗争~森町一宮地区の城~」を開催します

2021-03-04 23:23:28 | 見学会のお知らせ

まだコロナ禍が続き、バスを利用しての見学会の開催が困難な中、静岡古城研究会では今年1月より現地集合・解散型の見学会「城巡りウォーキング」を開催しております。1回目の1月17日(日)には、韮山城付城群のうち追越山付城・上山田付城・本立寺付城の3城を巡り、参加者も22名を数え、大変好評をいただきました。(静岡県内でコロナの「警戒警報」が出されている中でしたので、少人数に分散しての見学会となりましたが…)

第2回目は来たる3月21日(日)に「遠州の小京都を巡る、武田・徳川の抗争~森町一宮地区の城~」と題して、下記の要領で開催いたします。

非会員の方も含め、多くの方々のご参加をお待ちしております。

○実施日 令和3年3月21日(日)

○見学地 米倉城、真田山城、伏間城、粟倉城他

○担当者 澤田孝治、齋藤作行

○参加費 会員1,000円(資料代)、非会員2,000円(資料代・保険代)

○日程(予定)

  9:10       天竜浜名湖鉄道(天浜線)遠江一宮駅 集合

  9:30       出発

  9:50~10:40   米倉城見学

 11:00         八面神社

 11:50~12:40  真田山城見学(昼食)

 13:10~13:50  伏間城見学

 14:30~15:00  大城戸館跡、粟倉城見学

           北島家長屋門

           天浜線円田駅にて解散

※小雨決行、悪天候(積雪等)の場合は見学地、コースを変更することがあります。

☆お車でお越しの方は、ミキホール(森町文化会館)駐車場へ駐車し、森町病院前駅から天竜浜名湖鉄道(天浜線)で遠江一宮駅まで移動してください(所要時間約5分)。集合時間に近い時間帯は、8:25又は8:44森町病院前駅発下り線の列車があります。

○脚力レベル  ★★★☆☆(3/5)

○申込み     Eメール s-kojouken@outlook.com (事務局長 望月 徹)まで

○申込締切  3月18日(木)

-以上、よろしくお願いいたします。(*下の関連地図はクリックすると拡大されます。)

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第1回城めぐりウォーキング「韮山城付城群をめぐる ー追越山付城・上山田付城と本立寺付城ー」を開催します

2020-12-31 15:47:14 | 見学会のお知らせ

新型コロナウイルスの対応に追われ、思うように活動ができなかった2020年も終わりを迎えようとしています。

ーが、感染の収束はまだまだ見込めず困難な状況が続きますが、この度静岡古城研究会では「密」になる恐れのあるバスで移動する見学会に代えて、現地集合・解散型の「城めぐりウォーキング」を開催することになりました。

開催日は令和3年(2021)1月17日(日)、見学先は静岡県伊豆の国市の韮山城付城群のうち、追越山付城、上山田付城、本立寺付城の3城になります。詳細は下記に添付したファイルのとおりです(クリックして拡大してご覧ください)。

  

今回のウォーキングは非会員の方も大歓迎です(但し資料代+保険料をいただきますが)。参加を希望される方は、令和3年(2021)1月13日(水)までに、氏名会員・非会員の別(非会員の方は住所もお願いします)連絡先(できるだけ携帯電話番号)韮山駅集合か江川邸駐車場で合流かのいずれか を明記の上、当会事務局長の望月徹のメール s-kojouken@outlook.com までお申し込みください。

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第240回見学会の下見に行ってきました

2013-12-06 00:04:42 | 見学会のお知らせ

静岡古城研究会では、来たる平成26年(2014)1月19日(日)に三浦半島の中世城郭を訪ねる見学会(「(仮)相模三浦氏の城郭と後北条氏の海城」)を実施します。その下見を12月1日(日)に行いました。

宮川理事の車で東名を東に向かい、横浜町田ICで降りて横浜・横須賀道路に入り、横須賀市の衣笠ICで降りて、先ず三浦義明が治承4年(1180)に頼朝に呼応して反平氏の挙兵をしたとされる衣笠城に向かいました。

平安末~鎌倉時代の「城」とされている衣笠城ですが、一部公園として整備されてしまい、今一つ城郭遺構としてはっきりしませんが、自然地形を巧みに利用して堀切状の防御施設や櫓台状の遺構らしきものがあり、中世初頭の城郭遺構を考える上でいい材料を提供してくれているのではないか、と思いました。

その後、近くにある満昌寺という寺院に行き、三浦義明の供養塔とされる宝篋印塔や板碑などを見学しましたが、見学会当日は三浦義明の木像や三浦氏関係の遺物を見せてもらおうと、お寺で宝物館の見学を予約してきました。

    

次に、三浦半島を更に南下し、油壺にある新井城に行きました。

この城は、伊勢宗瑞(北条早雲)と三浦氏の最後の戦いが行われた城として知られ、三浦道寸(義同)・義意父子の奮戦で、早雲はこの城を落とすのに3年間もかかったということですが、所々に大規模な土塁や堀が見られ、当時の要害の面影が偲ばれます。

ただ、この新井城は、城の主要な部分が油壺マリンパークと東大地震研究所及び臨海実験所の敷地になってしまっており、中心部はフェンス越しにわずかに見られるだけでした。少し残念でしたが、出丸に三浦道寸の供養塔が建っており、その周囲には堀状遺構や土塁らしき遺構が残っていました。海岸では相模灘越しに富士山が見えるなど、風光明媚な場所でした。

   

そして、更に三浦半島を南下し、半島南端に近い場所にある三崎城を見学してきました。三崎城は、16世紀後半には韮山城主でもあった北条氏規が城主を務め、房総の里見氏に対する後北条氏の海城として機能した城でしたが、現在は大半が学校や市役所・体育館等で破壊されてしまい、所々土塁が残っているだけでした。しかし、その土塁はかなり規模が大きく、三崎城が相当規模の城郭であったことを物語っていました。

   

-以上、城郭遺構としては「今一つ」の城が多いものの、中世の相模に勢力を誇った名門三浦氏の史跡・城郭と後北条氏の海城である三崎城が見学できる絶好の機会ですので、古城研究会の会員の方はもちろん、会員外の方々も是非ご参加ください。

詳細な計画は、今月15日(日)以降に公式HPに掲載されると思いますので、乞う、ご期待

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