2月1日(土)、小山町の町民講座の一環で足柄城を案内して欲しい、と町の教育委員会の方に頼まれ、足柄城をご案内する役目を、副会長:望月が引き受けさせていただきました。
同日は穏やかな晴天に恵まれ、参加者は定員30名のところを約50名の方にご参加いただき、当初予定した町営のバス1台では足りず、町の公用車を出していただくほどの盛況ぶりでした。
先ず、現地に行くまでのバスの中で足柄城の歴史をざっと説明させていただき、現地到着後、猪鼻城虎口→本城曲輪→二の曲輪→三の曲輪→四の曲輪→五の曲輪→堀及び外側土塁→竹之下側城虎口の順で現地を案内させていただき、同城が一部県道で破壊されている他は、非常に遺構がよく残っている城であり、曲輪と曲輪の接続の部分や虎口の技巧的な構造などを見ていただきました。
参加者の皆様は、ふだん何気なく来ていた足柄城の遺構の素晴らしさを再認識していただき、戦国時代の山城の魅力を多少なりともわかっていただけたのではないかと思います。