先日、個人的な旅行で石川県の能登半島をほぼ一周したのですが、その際、能登半島で唯一「日本百名城」に挙げられている七尾城を久々に訪れました。
その前に、麓にある資料館を見学し、復元のCGなどを見ました。CGは、城門や庭園、宗教施設など城内のありとあらゆる施設が描かれており、大変精密なもので、ありし日の七尾城をしのぶことができました。
その後、車で本曲輪の下まで行き、先ずは本曲輪を目指しました。前回(15年ほど前)に職場の研修旅行で行った際にはあまり時間がなく、しかも草が生い茂ってあまり遺構がわからなかったのですが、今は草も刈られていてきれいになっており、じっくり遺構を堪能することができました。本曲輪最上からは七尾湾周辺が一望に見渡せ、しばし見入ってしまいました。
本曲輪周辺を見てからは二の丸、三の丸と見て歩き、同城の遺構を1時間ほどかけて観察しました。さすが百名城に入っているだけあり、壮大さを肌で感じることができました。
能登半島にはこの七尾城の他、山城の遺構が随所に分布しているようですが、今回は夏に来てしまったこともあり、城跡は七尾城しか行けませんでした。本当はもっと涼しくなってから(雪が積もる前まで)色々な城跡を周りたいのですが、仕事のある身ではなかなか難しいですね・・・。