ウラジロノキはバラ科ナナカマド属の落葉高木で、葉裏に白い毛を密生させていて白く見えるのでウラジロノキ・・・単純と言えば単純な命名なのです。この白い毛は太陽の光を反射させ水分の蒸発を防いでいるのだとか言われ、乾燥に強いので水分の少ない尾根筋にも生育できるのだそうです。
もう一つの特徴は木肌に菱形の皮目が目立つことです。
そして冬芽も白い綿毛をまとっています。この樹は白い毛が決め手なのかも知れませんね。
頂芽は側芽よりもやや大きく3~4枚の芽鱗に包まれます。
葉痕はV字型~三日月型で盛り上がり、3~5個の維管束痕が見られます。
(冬芽と葉痕112種類目)
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