日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

長い花道からの登場「お夏」

2008-04-27 17:11:33 | 日本舞踊
常磐津の「お夏」がポピュラーですが、里の子役の子供達が集まらない時、一人立ちでお夏が踊れるようにと、父が振付けたのが清元「お夏」です。曲も後半を大幅にカットして、鯉男稽古場ならではの演出をしています。まさに鯉男追善にふさわしい演目です。ただ、里の子が出て盛り上げる(恋人と引き離され、正気を失い彷徨うお夏を里の子たちがからかうことでより一層の悲劇になります)効果がないので一人でそれを表現する事になり、難易度が増します。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 満を持しての初舞台「舞妓」 | トップ | 20年振り?「お夏」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本舞踊」カテゴリの最新記事