「しづやしづ しづのをだまきくりかえし むかしをいまになすよしもがな」
鶴岡八幡宮に呼ばれ頼朝の面前で奉納舞いを命じられた静御前が、生き別れになった義経への恋慕を隠すことなく、「あの頃をふたたび呼び戻したい」と舞った故事を題材にしています。
激しい恋情と気高さを内に秘めながらも穏やかに舞う姿が涙を誘います。
木原さんはお仕事が忙しく、小唄振りなどの短い曲ばかりでしたが、鯉男会への出演なので初めて長い段物に挑戦しました。
頑張ってお稽古に通って、当日が近ずくにつれどんどん調子が出てきて、かなりの上達ぶりでした。
お客様の評判も良く、終わった後からも見られなかった方にプログラムを沢山配ってらっしゃいました。
ワンランク上に行きましたね。
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