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堅守速攻(ドルトムント対ユベントス)

2015-03-25 21:59:15 | ワールドサッカー
今日は時間があったので、欧州CLベスト16の2ndレグ、ドルトムント(ドイツ)対ユベントス(イタリア)を見ていました。1stレグが2-1ユベントス勝利で、ドルトムントは1-0か2点差以上の勝利が必要という条件でした。ドルトムントといえば香川真司ですが、ベンチ入りしたものの出場しませんでした。

この試合を見た理由はユベントスでした。ユベントスはコンテ前監督時代に堅守速攻のスタイルでセリエAを3連覇し、今季のアレグリ監督になっても強さを維持して4連覇はほぼ確実という、欧州の強豪チームです。セリエAはNHK-BSで見られることもあって、ユベントスにはおなじみの選手が中心ですが、その強さの秘密を知れたらと思っていました。

アレグリ監督になってから、ユベントスは4バックと従来の3バックを併用するようになっています。その切り替えが強さの理由で、イタリア代表でも3バックのキエリーニ(3番)、ボヌッチ(19番)、バルザーリ(15番)の守備を前面に出すか、ビダル(23番)、ポグバ(6番)、マルキージオ(8番)、(ピルロは今節欠場)の攻撃を前面に出すか、相手によって選択するようになりました。

この試合では、ポグバが前半で負傷して、急遽バルザーリを投入しています。必然的に布陣は4バックから3バックになるのですが、それによる混乱が全くなく、むしろ堅守速攻の自分たちのスタイルが出しやすいとしっかりバイタルエリアを固めたユベントスの前に、ドルトムントはサッカーをさせてもらえませんでした。

ユベントスではFWのモラタ(9番)が印象的でした。基本はポストプレーヤーですが、技術がしっかりしていて前線で球が収まり、カウンターになってもテベス(10番)やペレイラ(37番)の動きに反応できます。こんな選手が、レアルマドリードでは出場機会がないのですから、欧州の強豪の奥の深さは相当だろうと、どこかで映像を見るであろうレアルのすごさを感じます。

また、テベスの重戦車ドリブルも印象的でした。長い距離を持ち上がるユベントスの速攻は彼が絡んでいることが多く、ドルトムントのDFが3人で囲んでも取れない強さは、さすがでした。結果は3-0でユベントスの勝利に終わりましたが、次のベスト8はユベントスといえど、苦しむ相手が来る可能性が高いところも、欧州の奥の深さです。

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