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スペイン戦プレビュー

2022-12-01 22:56:33 | ワールドサッカー
いよいよ、日本代表のW杯グループリーグ最終戦、スペイン戦が明日未明です。ゲームレポートは起きられたら書くことにして、今夜はスペイン代表について書きます。スペイン代表は長らく「無敵艦隊」と呼ばれていますが、2008年に欧州選手権を優勝するまでは、サッカーの代表チームは無敵艦隊ではありませんでした。いつも、予選は圧倒的な強さで突破するものの、本大会になるとなかなかベスト8の壁を越えられないチームでした。

そんな評価が変わってきたのは、イニエスタがいた頃の2010年南アフリカW杯での優勝からです。当時のスペインのサッカーは「ティキ・タカ」と呼ばれるパスをつなぐサッカーで、ウイングにスピードのあるタイプを置かなくてもペナルティーエリアの幅だけでサッカーができる高いテクニックを持っていました。イニエスタは決勝戦のオランダ戦で決勝ゴールを決めています。

また、スペインにはRマドリードとバルセロナの2大強豪チームがありますが、この両チームのレギュラーが外国人ばかりの年はスペイン代表も苦戦することが多かったです。2010年当時は、シャビ、イニエスタ、セルヒオ・ラモスら、スペイン人が成長してRマドリードやバルセロナのレギュラーポジションを奪えたからの優勝でした。

そういう意味では今回のスペイン代表も、強いときの条件は備えています。4-3-3の中盤3枚は、ブスケッツ、ペドリ、ガビと3人ともバルセロナのレギュラーです。もちろん連携面は取れているこの3人を軸に、写真のサラビアがウイング気味に外側に張って仕掛けるような、今までとはちょっと違ったオプションも持っています。もっとも、1トップは2010年のフェルナンド・トーレスやビジャのような絶対的な存在はいません。

この試合の日本代表のグループリーグ通過条件は、勝利なら無条件、引き分けならドイツ対コスタリカの結果次第になります。負けなら敗退決定です。どうしても、スペインのポゼッションサッカーに押し込まれる時間も長くなるでしょうが、昨年の東京五輪の準決勝ではスペイン相手に延長戦に持ち込んでおり、可能性が全くない試合ではないと思います。

我慢する展開が長いとすれば、鍵になるのはGK権田でしょう。彼が、ドイツ戦のようにスーパーセーブを何度か見せて、乗ってくることが勝利への条件です。また、カウンターを繰り出すことも条件なので、スピードのある前田大然や浅野拓磨などがゴール前に持ち込むことも期待されます。この試合は、内容は問わないので、とにかく結果をと期待したいです。

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