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今年の箱根駅伝は、青山学院大学の大会新記録での優勝に終わりました。大会のレベルが上がっていくに従って、2区の留学生で貯金を作るのではなく、チーム全体のレベルを上げて復路にいい選手を置けるチームが優勝するようになっています。今回の青学大も、9区中村、10区中倉と終盤の区間で区間新記録が出て、最後は2位に10分以上の差をつけた圧勝でした。
青学大の場合、メンバーの16人が全員1万m28分台という、誰を出しても強いというレベルの高さが最後で効きました。もっとも、そんな青学大も、最初から独走できたのではありません。1区は中央大の吉居が、佐藤悠基さん(現SGホールディングス)が持っていた、箱根駅伝で最も古い区間記録を14年ぶりに塗り替えて、首位でスタートすることができました。結果的に、中央大は6位となり、この流れの良さは最後まで効きました。
2区は本命の東京国際大、Yヴィンセントが思ったほど伸びず、駒大の田沢が日本人最高記録でトップに立ちます。もっとも、東京国際大は3区の丹所に自信を持っており、ここでトップに立つ計算をしていたでしょう。その丹所を、うまく利用できたのが青学大の1年生太田です。丹所につけるだけついて、最後引き離すというレースプランが当たりました。
青学大は5区にも1年生(若林)を起用してきましたが、トップでタスキを渡して、プレッシャーが軽い状況を作れたのも効きました。往路優勝を果たした青学大は、2位帝京大、3位駒大がそれほど伸びて来なかったのも幸いして、復路は首位で進むことになります。青学大の山下り6区の4年生高橋が「自分の役割を果たせなかった」とインタビューで涙ぐんでいましたが、それでも区間8位とブレーキにはならず、首位に立つことで力以上を出せる、箱根駅伝独特の展開に持ち込むことができました。
7区岸本が区間賞の力走で、2位駒大との差を4分以上に広げたことで、この勝負はある程度決着しました。復路になると動きは少ないのが箱根駅伝の定番ですが、最後の10区で東海大がまさかの失速で法政大にシード権が転がり込んでくるという、小さな波乱はいつでもあるものです。テレビで放送する駅伝では最長の駅伝なので、正月からいつも見るのが、我が家の定番です。
青学大の場合、メンバーの16人が全員1万m28分台という、誰を出しても強いというレベルの高さが最後で効きました。もっとも、そんな青学大も、最初から独走できたのではありません。1区は中央大の吉居が、佐藤悠基さん(現SGホールディングス)が持っていた、箱根駅伝で最も古い区間記録を14年ぶりに塗り替えて、首位でスタートすることができました。結果的に、中央大は6位となり、この流れの良さは最後まで効きました。
2区は本命の東京国際大、Yヴィンセントが思ったほど伸びず、駒大の田沢が日本人最高記録でトップに立ちます。もっとも、東京国際大は3区の丹所に自信を持っており、ここでトップに立つ計算をしていたでしょう。その丹所を、うまく利用できたのが青学大の1年生太田です。丹所につけるだけついて、最後引き離すというレースプランが当たりました。
青学大は5区にも1年生(若林)を起用してきましたが、トップでタスキを渡して、プレッシャーが軽い状況を作れたのも効きました。往路優勝を果たした青学大は、2位帝京大、3位駒大がそれほど伸びて来なかったのも幸いして、復路は首位で進むことになります。青学大の山下り6区の4年生高橋が「自分の役割を果たせなかった」とインタビューで涙ぐんでいましたが、それでも区間8位とブレーキにはならず、首位に立つことで力以上を出せる、箱根駅伝独特の展開に持ち込むことができました。
7区岸本が区間賞の力走で、2位駒大との差を4分以上に広げたことで、この勝負はある程度決着しました。復路になると動きは少ないのが箱根駅伝の定番ですが、最後の10区で東海大がまさかの失速で法政大にシード権が転がり込んでくるという、小さな波乱はいつでもあるものです。テレビで放送する駅伝では最長の駅伝なので、正月からいつも見るのが、我が家の定番です。
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