
ようやく、昨日の浦和の敗戦を落ち着いて振り返れるようになりました。アウェイの初戦を1-0で勝利した浦和は、勝利もしくは引き分けで年間優勝が決まります。鹿島が逆転優勝するには、2点以上取っての勝利が不可欠という条件です。この条件を考えると、浦和としては2点取っておけば、鹿島の逆転には3点以上必要という状況にできます。1点取っても、鹿島逆転は2点でOKなので、変わらないのです。
そういう条件を考えると、やはり2点目を押し気味だった前半に入れておけなかったことが非常に痛かったです。先制点の興梠のゴールが前半7分で決まったので、2点目は時間の問題だったように感じましたが、この日は武藤が何度か決定機を決められなかったのが響きました。
もちろん、守備面もこの日は良くありませんでした。特に指摘したいのは、前半終了間際の金崎の失点の場面で、宇賀神が相手MF遠藤康についていながら、体を入れ替えられて独走されています。遠藤康も、決めた金崎もフリーなら、鹿島レベルの相手なら決めるのは間違いありません。決勝点のPKも痛かったですが、この場面をより指摘したいです。
ミシャの交代もこの日はおかしかった印象です。この試合は、前半からセリエAを思い出させるような、高いプレッシャーとスピード感で行われていました。その戦いでは90分もたないと踏んで、早めに交代カードを切ったのでしょう。しかし、1-1の同点で、そのまま守り切ることを選ぶか、それとも2点目を取りに行くか、メッセージ性が中途半端でした。
先制点こそアシストしましたが、最初に代えるのは高木俊幸という判断は、ミシャサッカーではシャドーがきついポジションなので理解できます。しかし、そこでボランチの青木を入れたのは、少し守備的な交代というイメージを選手に与えたと思います。ここは李を入れて、相手に点を取られたときは李をFWに上げるというメッセージ性が欲しかったです。
結果的に、李を出さなかったことが、最後に槙野を急造FWに上げるという苦肉の策を強いられる結果になりました。槙野は、ロングボールを落とすことは何度かしていましたが、オフサイドラインと駆け引きするというFWの動きは苦手です。槙野がオフサイドに引っかかってチャンスを潰した場面も見られました。
失点前から、何か浦和の動きがおかしいという印象は持っていました。森脇と阿部のパス交換を相手に取られたり、宇賀神がクリアを中に返したりといった、細かいミスが蓄積していました。それが、最後に鈴木優磨に抜け出されるという、最悪の結果を招いたと言えるでしょう。
鹿島側の分析は明日のマニアック分析で。














そういう条件を考えると、やはり2点目を押し気味だった前半に入れておけなかったことが非常に痛かったです。先制点の興梠のゴールが前半7分で決まったので、2点目は時間の問題だったように感じましたが、この日は武藤が何度か決定機を決められなかったのが響きました。
もちろん、守備面もこの日は良くありませんでした。特に指摘したいのは、前半終了間際の金崎の失点の場面で、宇賀神が相手MF遠藤康についていながら、体を入れ替えられて独走されています。遠藤康も、決めた金崎もフリーなら、鹿島レベルの相手なら決めるのは間違いありません。決勝点のPKも痛かったですが、この場面をより指摘したいです。
ミシャの交代もこの日はおかしかった印象です。この試合は、前半からセリエAを思い出させるような、高いプレッシャーとスピード感で行われていました。その戦いでは90分もたないと踏んで、早めに交代カードを切ったのでしょう。しかし、1-1の同点で、そのまま守り切ることを選ぶか、それとも2点目を取りに行くか、メッセージ性が中途半端でした。
先制点こそアシストしましたが、最初に代えるのは高木俊幸という判断は、ミシャサッカーではシャドーがきついポジションなので理解できます。しかし、そこでボランチの青木を入れたのは、少し守備的な交代というイメージを選手に与えたと思います。ここは李を入れて、相手に点を取られたときは李をFWに上げるというメッセージ性が欲しかったです。
結果的に、李を出さなかったことが、最後に槙野を急造FWに上げるという苦肉の策を強いられる結果になりました。槙野は、ロングボールを落とすことは何度かしていましたが、オフサイドラインと駆け引きするというFWの動きは苦手です。槙野がオフサイドに引っかかってチャンスを潰した場面も見られました。
失点前から、何か浦和の動きがおかしいという印象は持っていました。森脇と阿部のパス交換を相手に取られたり、宇賀神がクリアを中に返したりといった、細かいミスが蓄積していました。それが、最後に鈴木優磨に抜け出されるという、最悪の結果を招いたと言えるでしょう。
鹿島側の分析は明日のマニアック分析で。














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