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弱者の戦略(3/21川崎F対バンコク)

2007-03-21 21:13:16 | 他チーム
レッズサポならシドニーへ行けと言われそうですが、週末を挟まない日程の海外アウェー参戦はさすがに厳しいので、今日は等々力まで川崎F対バンコク・ユニバーシティ戦に行ってきました。(友人と会う目的もあったので)

川崎Fは昨年の浦和戦でいいサッカーをしたので、ある程度特徴はわかります。そのため、私の観戦スタイルは未知のチームのバンコクから見て特徴を見極めることから始めます。バンコクは13番の1トップに、16番がトップ下気味に前に残りますが、残り4人の中盤は真横に並んでボランチ気味に構えます。元新潟の深沢は、その4人の右端で出ていました。

そんなバンコクの戦い方が十分わからないうちに、中盤の8番が素早いカウンターでドリブルを仕掛け、フリーの16番が蹴り込んでバンコクに先制点が入りました。おそらく、川崎Fはこの8番がボールを奪ったらカウンターだけを狙って前に出るスタイルを知らなかったのではと思います。わかっていれば、8番から消しに行くはずです。

勝利がノルマの試合なのに、なんとリードされてしまった川崎Fは必死で攻めました。しかし、バンコクは自ら格下であることを認めていたようです。ゆっくり時間を使いながら、流れが悪くなると負傷を装って時間を稼ぐスタイルに、川崎Fの選手は明らかに苛立っていました。

タイのチームと言えば、アジアカップで見た代表チームのイメージがあります。足元の技術は高く、きれいにボールを回しますが、長身の選手がおらずセットプレーに弱いチームでした。川崎FはDFに長身選手を揃えていますから、セットプレーが得点源になると思っていました。しかし、バンコクはセットプレーでも高さでは劣るものの、粘りを見せました。

なかなか点の入らない展開に、川崎Fのベンチは我那覇、チョン・テセと次々に攻撃的なカードを切ってきました。防戦一方の展開に、バンコクはボランチで相手を消す役割だった11番を退場で失います。バンコクは1トップの選手を下げて対応したので、それ以降のバンコクの攻めはただボールを前に蹴るだけになりました。

しかし、川崎F自慢のジュニーニョのドリブルは、何人人数を掛けてもいいから横へ行かせろという指示を出していたらしいです。なかなか突破することはできません。マギヌンのキープも素早い集散でつぶし、川崎Fらしいサッカーは最後までできませんでした。何とか黒津のスピードで裏へ抜け出して、クロスからオウンゴールを誘って同点に追いつきましたが、明らかに押していた試合を落とした川崎Fにとっては痛い引き分けになりました。

ただ、こちらのブロックは全南がバンコク相手に引き分けていたので混戦模様で、まだ何が起こるかわかりません。これからでしょう。浦和対シドニーFCについては、テレビで見たので明日書きます。

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