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ノルウェー対イタリア

2025-06-08 16:52:55 | ワールドサッカー
DAZNで、W杯欧州予選のノルウェー対イタリアの映像が手に入りました。欧州予選は強豪と格下が当たることが多く、比較的順当な結果に終わることが多いですが、このノルウェー対イタリアは比較的互角に近い力関係に思えました。1998年以来W杯出場がないノルウェーではありますが、現在の世界有数のストライカーであるアーリング・ハーランドがノルウェーにいるのが理由です。

ハーランドの代表でのプレーは初めて見ましたが、いいボールが次々と入ってくるマンチェスターシティとは違って、ボール支配率でイタリアに押し込まれるノルウェー代表では、消えている時間が多いとも言えます。ハーランドが中盤に降りて組み立てに参加することがほとんどないのが理由ですが、時折ポストプレーに入ると良さが見えました。

それは体の幅が広いことで、相手DFからボールを「隠す」ことができるからです。イタリアDFが彼のポストプレーで奪い切ったプレーはほとんどなく、彼に収めながら組み立てるノルウェーのゲームプランが当たりました。もちろん、今のノルウェーは相手イタリアのスパレッティ監督から「史上最強の代表」とリスペクトされています。

このゲームが決まったのは、ノルウェーの高い位置からのボール奪取が上手く行ったからでした。イタリアのつなぐサッカーを奪ってからのカウンターが機能したノルウェーは、左SBヌサのスルーパスからスピード型FWスルロットの前半13分の先制点で流れに乗りました。このスルロットが、ハーランドが前に残っていてもその分を守備してくれるので、ハーランドが消えていても許される関係があります。

また、ヌサはこの日は絶好調でした。イタリアの右サイドのパス交換を奪ってからのカウンターに冴えが見られ、ついには自ら突破して2点目のゴールも決めてみせました。前半終了間際には味方スルーパスに反応したハーランドが3点目を決めて、前半でほぼこのゲームを「終わらせる」ことにノルウェーは成功しました。

逆にイタリアは全くいいところがありませんでした。ボールは持ててもなかなかノルウェーのDFの間にボールを入れることができず、シュートチャンスは数えるほどでした。過去2大会続けて予選で敗退しているイタリアは、このアウェイのノルウェー戦を敗れたことで、ホーム戦の勝利とノルウェーの取りこぼしという他力を願うしかなくなりました。

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