Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

力と技(5/18浦和対鳥栖)

2013-05-19 13:30:58 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。詳細は明日。

以下翌日追記。

鳥栖は体力レベルの高さと球際の強さが売り物のチームで、基本戦術は2ラインコンパクトサッカーですが、苦しくなったらどんどんロングボールを蹴り込んで、ヘディングで粘った逆転勝利も多いです。ただ、この日の鳥栖は一つ、弱点がありました。左SBに本来ゲームメーカーの金民友が入っていることです。

この布陣なら、浦和の打つべき手は明確で、右アウトサイドの平川が直接金民友を狙って仕掛けるか、金民友の守備範囲をカバーする為にサイドに寄せている鳥栖の布陣の逆を狙って左アウトサイドの梅崎を走らせるかです。事実、この日の浦和は両方とも見られました。梅崎は面白いように空くので、前半から鈴木啓太は意欲的にサイドチェンジを狙っていて、たとえ通らなくてもこの形を続ければ勝てると思っていました。

その優位なゲーム運びのうちに、PKで先制点を取っておけたことは大きかったです。右サイドを仕掛けた興梠のドリブルを、たまらず呂成海が倒してPKになり、阿部勇樹がGKが飛ぶのを予測して真ん中に蹴る度胸満点のキックで見事先制点を得ました。

もっとも、鳥栖にはボランチ藤田のロングスローという、セットプレー並みの武器があります。速くてライナーのボールで飛ぶ、このボールで意図的に混戦に持ち込み、ちょっとでも触れば点になる状況を作り出すのも鳥栖はうまかったです。また、鳥栖のようなチームはGKの蹴る浦和のオフサイドで得たような自陣のFKもチャンスになります。

豊田が代表格ですが、野田、池田といったあたりもロングボールのFKで競れる能力を持っているので、CKはもちろん、長いFKでも1点になる可能性を持っています。結果は6-2と大差がついた試合でしたが、周りのサポーターの反応を見ていると「危ないよ。怖いよ」というようなリアクションも見られました。

浦和がこの試合で良かったのは、サイドを使うまではこれまでの試合でもできていましたが、サイドからのクロスに何人もの選手が中で詰めていたことです。槙野の2点目は昨年一年かけて熟成した梅崎との連係を象徴するゴールで、シュート自体は若干弱く本当に入るか?と思った当たりでしたが、直接シュートを予測していなかった鳥栖GKの逆をうまく突きました。続きは明日のマニアック分析で書きます。

以下の写真は昨日の試合のスタメンです。試合のたびにつけているノートを、なんらかの形で役立てたいと、ブログに公開することにしました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 与野公園のバラ | トップ | 鳥栖戦マニアック分析 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浦和レッズ」カテゴリの最新記事