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ブラジル対メキシコ

2018-07-05 17:55:07 | ワールドサッカー
決勝トーナメント1回戦では、ブラジル対メキシコの映像も見ました。メキシコはW杯では過去一度もブラジルに勝ったことがなく、前回大会の引き分けが歴史的な勝ち点だったという力関係です。しかし、メキシコは2012年ロンドン五輪でブラジルに勝って金メダルを得るなど、今度こそベスト16の壁を破ると意欲的な試合の入りを見せました。

事実、試合はメキシコがボールを支配して始まります。メキシコは4-3-3のシステムで両ウイングを高い位置に置き、サイドに回すまではしっかりとボールを回して、あのブラジルを守勢に回らせることに成功します。もっとも、FWの中央に位置した、元マンUの実績があるエース、エルナンデスがこの日はあまり目立たず、ここにボールが収まれば早い時間での先制もあったのではと思うほどです。

これに対し、ブラジルは守りながらもどこかに攻撃の糸口を探そうとしていました。このチームでキーになるのは、アンカーのカゼミーロで、彼に全幅の信頼が置ける故の、ブラジルの攻撃です。この日は個人技が好調だったネイマールをうまく使いながら、ボール支配率はメキシコが上でもシュートの数ならブラジルが上という前半でした。

後半、メキシコはアンカーに入れていたベテランのラファエル・マルケスを下げて、右SBの7番を投入する交代を打ってきました。マルケスが悪いようには見えませんでしたが、スタミナ面も考えたのでしょう。しかし、この交代以降メキシコのパスサッカーはリズムがなくなり、ブラジルが意外にも「縦に速い」サッカーを見せ始めることになります。

ブラジルの2点は、どちらも縦の速さで取ったものです。先制点はウィリアンが斜めにドリブルで切れ込んだところからクロスを入れて、DFが触れなかったところ中央のネイマールに合いました。最後は途中出場のフィルミーノにもゴールが生まれ、2-0でブラジルの勝利に終わりました。後半のメキシコはどこかおかしく、交代カードを次々と切って勝負したものの逆効果でした。

メキシコがあれだけのパスサッカーを見せたのは驚きでしたが、終わってみると予想通りの結果になっている、これもブラジルの強さなのでしょう。地味なブラジルは強いという予想が、今のところ当たっています。

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