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勝負を決めた個人技(アルヒラル対エスペランス)

2019-12-15 22:02:16 | ワールドサッカー
FIFAクラブW杯準々決勝、アルヒラル(サウジアラビア)対エスペランス(チュニジア)を見ていました。浦和レッズをACL決勝でコテンパンに叩きのめしたアルヒラルの戦いには、ある程度興味がありました。アルヒラルのスタメンを見ると、エースストライカーのゴミスがコンディション面を考慮されてスタメンから外れていました。

そのため、うまさと速さを兼ね備えるアルヒラルといえど、この試合は苦しい試合になりました。ボール回しの技術はさすがアルヒラルでしたが、相手のエスペランスが自陣に2ラインを引いて守ってきたのでゴールは遠い展開でした。しかも、アルヒラルGKアルマイウフのトラップミスを9番に拾われてバドリ(8番)に決定機を許すというらしくない失敗もありました。

それでも、ペースを握っていたのはアルヒラルでした。もっとも、トップ下のエドゥアルド、FWのハルビンとも普段はリザーブの選手ということもあり、相手GKの好守で苦しみました。アルヒラルの唯一ともいえる弱点は決定力不足で、浦和レッズとの試合でもあれだけチャンスがありながらなかなか決められなかった試合内容でした。

後半もアルヒラルがボールを持って試合を優位に運びましたが、ゴールが遠い展開でした。アルヒラルのルチェスク監督は、ベンチに入れていた34歳のベテラン、ゴミスを途中から投入する決断をします。ボランチのクエジャルに代えての投入という、ギャンブルにも見える交代ですが、トップ下のエドゥアルドがボランチができるという頭がありました。

そのゴミスが試合を決めます。スルーパスに反応したゴミスは、一回切り返して相手DFを外してから、フリーになって落ち着いて相手GKの上を抜いてゴールを得て、欲しかった先制点はアルヒラルに入ります。アルヒラルはボランチのカンノが2枚目の警告で退場するピンチがありましたが、FWハルビンに代えて投入したオタイフがボランチに入って対応します。

最後はエスペランスが波状攻撃を見せましたがアルヒラルは猛攻をしのぎ、1-0でアルヒラルの勝利に終わりました。浦和相手に感じた、圧倒的とさえ思えた差はこの両者にはなかった印象で、ちょっとゴミスの個人技だけが上回った試合でした。浦和がここに行っていたら惨敗だったかもしれないと感じるほどです。

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