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柔らかいボールタッチ(ウィルシャー)

2014-02-17 21:34:23 | ワールドサッカー
今日はイングランドプレミアリーグの試合、アーセナル対フルハムを見ていました。戦術的にはアーセナルはポゼッション、フルハムは2ラインコンパクトサッカーからのカウンターと、既に他の試合で得ている情報そのままでした。そのため、今回は個人技中心に見ることにして、アーセナルのウィルシャー(10番)とエジル(11番)の動きを追ってみました。

ウィルシャーは埼スタでの親善試合で、その視野の広さと正確なロングボールが気に入り、アーセナルで一番好きな選手です。まだ21歳と若く、ジェラードの後のイングランド代表ボランチが有力視される選手だと思います。タイプ的にはパワフルなキックを連発して主にミドルで点を取るジェラードより、タイミング良く上がっていってゴールに絡むランパードの方が似ている印象です。

ウィルシャーの長所はもう一つあって、それは柔らかいボールタッチです。正確に足元に止めるからこそ、アーセナルの速いパス回しのサッカーについていけるはずで、日本人でいえば小野伸二が最も近いタイプに思えます。こういうタイプを機能させるには、守備の職人タイプの地味なボランチと組む必要があるのは確かで、アルテタ(8番)、フラミニ(20番)あたりが守備的な仕事を引き受けてくれるからこそのウィルシャーでしょう。

また、エジルも注目したい選手です。利き足は左で、基本はパサーですが、「あれ?今どこで触った?」と見る側を驚かせるダイレクトプレーが持ち味です。足のどこを使ってもボールを自在に操れ、利き足でない右足でのアウトサイドでも正確に味方にパスできます。

ウィルシャーと違って、芸術的な浮き球でゲームを作るタイプではないので、注目してみないと良さが見えてこない選手ですが、そのテクニックの豊富さは、無骨なイメージのあったドイツ人らしくないプレースタイルです。

フルハムでは、アメリカ代表MFデンプシー(32番)が未だに頑張っているのがいい情報です。2010年南アフリカW杯では2ラインコンパクトサッカーのアメリカ代表は、サイドハーフのドノバンとデンプシーの得点力で持っていました。雑誌によればドノバンもまだ頑張っているそうなので、彼ら二人の動きは是非ともブラジルW杯の映像で確認したいです。

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