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相手カウンターに苦しむ(7/31U-23日本対イスラエル)

2024-08-02 22:01:07 | ワールドサッカー
先日のパリ五輪のグループリーグ最終戦、日本対イスラエルは1-0で日本の勝利に終わりました。もっとも、内容を見ると結構苦しんだ勝利でした。国際大会では初めて見るイスラエルですが、あまり手数をかけずにサイドハーフにボールを出してカウンターで攻めるチームと、明確にチームカラーを打ち出していました。試合序盤から、日本GK小久保がファインセーブで止めていなければ惨敗した可能性もあった試合でした。

もっとも、日本も自らの強みは出せていました。日本は4-2-3-1で、特に左サイドの佐藤恵允と内野の連携で起点を作ってのクロスと、イスラエルが前に出たタイミングをうまく利用できていました。イスラエルがCBにオーバーエイジを起用していて、中央にブロックを引いて日本のシュートを止めたのでチャンスにはならなかったものの、サイド主体に攻めるイスラエルの弱みを利用できていました。

このゲームは終盤まで0-0のスコアが動かない試合になります。そうなった要因として、1トップの藤尾のところに良いボールがなかなか入らなかったことが挙げられます。遠目から放つシュートではイスラエルの中央の守備を崩せないと見た大岩監督は、前半で負傷したボランチの山本を下げて、FWの植中を投入して2トップ気味にして、クロスを合わせる箇所を増やす采配を打ちました。

このゲームは、日本は引き分け以上でグループリーグ1位決定と、意味は大きい試合ではありましたが、グループリーグの突破が決まっていることで主力選手を温存したい思惑もありました。しかし、ボランチの川崎が負傷してしまったので、キャプテンのボランチ、藤田譲瑠チマを投入せざるを得なくなります。また、エースストライカーの細谷(写真)も途中から投入してきました。

その細谷がヒーローになります。後半ロスタイム、藤田がカウンターから右サイドの佐藤恵允にボールを出して、佐藤のマイナス気味のクロスを細谷が合わせて、この困難なゲームの唯一のスコアを挙げることができました。ゲームを通じてはイスラエルのペースで、日本DFのミスを小久保に救ってもらった場面もありましたが、最後両チームともに足が止まって打ち合いになったのが決勝点につながりました。

この勝利で、1位で決勝トーナメント進出が決まった日本は、準々決勝でスペインと対戦します。スペインは優勝候補で、名門バルセロナのレギュラーメンバーもいるなど、相当強い相手です。それでも、ここまで来たらどこが来ても強いと割り切って、カタールW杯でA代表が成し遂げたスペイン相手の勝利を、今回のU-23代表にも期待したいところです。

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