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Kobby loves 埼玉&レッズ

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さばけるMF(エベルトン)

2020-05-01 22:53:35 | 浦和レッズ
浦和レッズの背番号8、ブラジル人MFエベルトン選手について書きます。エベルトンはポルトガルの名門FCポルトからレンタル移籍で浦和入りしていますが、日本と縁ができた理由は同じポルトガルのポルティモネンセでのプレーです。ポルティモネンセの副会長が、元浦和のレジェンド、ポンテ氏で、Jリーグのことはポンテ氏から聞いていたと話しています。

エベルトンの長所は、素早くさばけるパスと、フリーになるポジショニングの良さです。日本人のMFとはちょっと違った蹴り方をしており、相手MFが読みにくいのが長所の一つになっています。また、味方が持って崩そうとしているときに、バイタルエリアで一人だけフリーになっているのは最大の強みです。

フリーになればエベルトンにボールを出してミドルシュートも狙わせることができます。おそらく、そのセンスはスピードの強弱をつけるのが上手いからでしょう。興梠あたりも、走り込むと見せかけて止まってフリーになることがありますが、この動きが浦和を救う場面はこれからもあるのではと思っています。

もっとも、相手のスピードのあるアタッカーと1対1の勝負を挑まれると、エベルトンは瞬間的なスピードがないので抜かれることもあります。そのため、アンカーでは起用しにくく、ある程度攻めに出る自由度を与えられるポジションでないと持ち味が出ない選手でもあります。今の大槻監督の4-4-2では、柏木が入っている攻撃的なボランチで起用するしかなさそうです。

FCポルトからのレンタル移籍だった彼が、どういう経緯で浦和で2年目のプレーをすることになったかは情報がありません。もっとも、年齢的には27歳とまだ若いので、これからどうアピールしていくか次第です。サッカーセンスの良さが、これからどう表に出てくるか、楽しみにできればと思います。
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