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狙いやすい相手(11/20日本対キルギス)

2018-11-20 22:28:04 | ワールドサッカー
今日の日本代表対キルギス戦は、4-0で日本の勝利に終わりました。こういう、知らない相手と当たるときはまずは相手のキルギスから見ますが、5-4-1で引いて守る、予想通りの入り方でした。日本のSBがボールを持った時に、キルギスの両アウトサイドが前に出てくるので、その裏をパスで攻略すればいいと、比較的狙いやすい相手でした。

しかし、前半20分までに2点を入れたところまでは予定通りだったでしょうが、その後は苦しみました。この日の日本代表は、ベネズエラ戦からスタメンを全員入れ替えて、サブ組にアピールチャンスを与えた試合でしたが、崩すところまでできても最後のシュートに精度を欠きました。2点目の場面で、原口が蹴ったFKを相手GKがキャッチミスをするなど、狙いどころは多かっただけに残念な展開です。

消耗戦になるアジアカップを考えると、固定メンバーで戦うのは危険ですが、結果的にはこれまでの森保ジャパンの主力の大迫、堂安が出てきてからようやく日本のリズムが戻りました。その大迫のゴールで3点目を入れると、4点目は投入されたばかりの中島翔哉が抜け出して決めたものでした。日本代表は大迫、南野、中島翔哉、堂安がいるときといないときの差が課題ですが、その課題は解決できませんでした。

それでも、この試合で得たものはありました。それは、ボランチに入った三竿と守田のコンビです。森保ジャパンの場合、前の選手に個人技を発揮させることを許す代わりに、ボランチは無理に上がらずに後ろでバランスを取る約束事になっている様子です。彼らボランチの仕事は、キルギスが前に仕掛けてくるときの「回収」という地味な役割でしたが、それをほぼ完全にこなしてくれました。

もっとも、キルギスも高さとメンタルの強さは持っている相手でした。後半に思い切って前からプレスに行くなど、日本相手に仕掛けて点を取ろうとはしてきました。それで失点すると、アジアカップに向けては大きな課題になってしまいますが、しっかりゼロで終えたことは評価できると思います。

これで、アジアカップ前の強化試合は4勝1分けの好成績で終えました。日本サッカー協会の財政的な理由なのか、全試合ホーム開催と、国際経験という意味では得られない試合でしたが、それでもウルグアイ代表など比較的強い相手を呼んでの結果なので、いい準備はできたと思っています。あとは本大会で、初めて代表で指揮を執る森保監督の采配でしょう。
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