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サッカー戦術の話

2018-11-07 22:37:26 | ワールドサッカー
今日はネタがないので、お風呂の中で考えていたマニアックな話を書きます。私自身、試合を常に100%の集中力で見られるとは限らないので、もしスコアレスドローなどでゲームのポイントがつかみにくかったら、この一般的な話を使うこともあります。そんな「戦術の話」です。

・4-4-2(中盤ボックス型)

この戦術は最も世界的によく知られています。少年サッカーの子供でもおそらく知っている戦術で、サイドハーフのテクニックからクロスを上げてFWが決めるという、サッカーの一般的な攻撃ができます。そのため、この戦術は監督が解任されて戦術を煮詰める時間がないときに用いられます。すぐに機能させられますが、一般的な戦術なので対策も立てられやすいというデメリットもあります。

・3-5-2

1990年イタリアW杯でドイツ代表が用いたことで一般的になった戦術です。4バックと違って、アウトサイドを思い切って上げることができるので、サイドに俊足のウイングがいるチームで用いられます。もっとも、日本では守備的なオプションとしてよく用いられます。アウトサイドを自陣に引かせて、時には5バックにしてでも守る、我慢の戦術というイメージも強いです。4-4-2のFW二人にマンツーマンでつける形が一時流行しましたが、のちに4-2-3-1という、3バックがマークしにくい戦術が出たので廃れたという過去もあります。

・4-2-3-1

これは「3バックに勝てる戦術」として、1998年W杯でフランス代表が用いて一般的になりました。3バックがマンツーマン守備だった頃、FWが一人だと2ストッパーの一人が誰に付くべきか混乱を誘い、その隙をMFがスピードで崩すという狙いです。一見、どこのチームでもできそうですが、これをやるにはMFの3枚に、攻守両面で躍動できる覚悟が必要です。彼らが上がってこないと、1トップが孤立して機能しなくなります。

・3-6-1(ミシャシステム)

これを浦和で初めて見たときは度肝を抜かれました。守備時に5-4-1、攻撃時に4-1-5に切り替える、全員に連動性を要求する難しい戦術ですが、うまく機能するとアウトサイドが面白いようにフリーになります。アウトサイドが点に絡むことも可能ですが、イージーミスが出ると崩壊する恐れがあり、プロレベルでなければできないと思います。
コメント
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