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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ホーム開幕戦前夜

2014-03-07 22:42:51 | 浦和レッズ
プレビュー記事を早めに書いたので、その当時の記事は浦和の最新情報を反映していません。今日の埼玉新聞を見ると、まずはG大阪戦で負傷した那須は鳥栖戦に間に合わず、永田充の起用が確実です。去年、負傷からコンディションが上がらず苦しい一年を過ごした永田充にとってはホームのサポの前でのリベンジのチャンスです。新潟時代はロングフィードで攻撃を組み立てたことで知られたので、那須とは違った攻撃センスを是非見たいです。

また、練習では相手の長身FW豊田対策で、右ストッパーに浜田が試されていました。2012年のベストアメニティスタジアムのナビスコ杯予選鳥栖戦で、代表に呼ばれた槙野の代役でスタメン出場した浜田でしたが、ロングスローで豊田に競り負ける痛恨のミスで敗因を作りました。今度こそ豊田を抑え切り、DF浜田のオプションは使えるという印象を残したいです。

ボランチは鈴木啓太、阿部勇樹に戻し、柏木を一列上げる去年に近い形にしました。鳥栖の2ラインコンパクトサッカーではアウトサイドのところが狙われると思うので、柏木がうまく引いてボールを引き出して原口元気と興梠を生かす形をどこまで多く出せるか、ホームですし攻撃サッカーを是非見たいです。

今季はゼロックス杯を国立競技場で見ているので、厳密に言えば今季初の生観戦ではありませんが、やはり浦和の試合をスタジアムで見ると思えば興奮が抑え切れません。冷静に戦術分析をしている私でも、もちろんサポですから浦和が勝つところを見に行っているので、勝利という最高の良薬を持ち帰って、明日の夜のJリーグタイムを楽しく見たいものです。

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サンデー兆治(村田兆治)

2014-03-07 19:29:31 | 他スポーツ
今日、インターネットで見た記事によれば、プロ野球選手の手術を多く手掛けたスポーツドクターのフランク・ジョーブ氏の訃報がありました。ジョーブ氏の当時は肘を手術した投手の現役復帰の前例がなかった時代で、彼の手術を受けたロッテ村田兆治投手の復活で有名になりました。

そのため、村田兆治の名前を思い出したのでネタにします。村田は毎週日曜日に登板して勝つので「サンデー兆治」と呼ばれていました。当時は先発投手は中4日の時代でしたが、肘を手術した村田には長い登板間隔が必要というロッテの配慮で実現した、毎週日曜日の先発という中6日でした。

その年に村田は17勝を挙げてカムバック賞を受賞しています。村田は当時としては珍しい筋力トレーニングを習慣にしていて、年齢的な衰えでストレートのスピードが落ちたら、肉体改造をしてもう一度145kmを投げられる体にするという哲学の持ち主でした。

40歳まで現役だった村田は引退間際もストレートの球速は落ちていませんし、驚くべきは引退後もトレーニングを続けていて、55歳で登板したOB戦で140kmを投げていました。解説者としてはしゃべりはあまりうまい方ではありませんが、人間的には尊敬できる存在です。

村田といえば、フォークボールを日本でメジャーにしたパイオニアとしても有名です。当時はフォークボールは捕手泣かせのボールで、村田とバッテリーを組んだ袴田捕手は相当な訓練を積んだようです。そのため、村田は暴投の最多記録というワースト記録も持っています。

こういうワースト記録は、長くプレーした証明と淡々と受け止めるタイプと明らかに不機嫌になるタイプがいますが、村田は後者で「そんな記録が自慢になるか。」というコメントを残していました。村田の伝説ゆえ、ロッテの背番号29は長く空き番でしたが、小野晋吾投手が村田と同じように日曜日に勝つようになったので、この伝統ある背番号を受け継ぎました。

今はスポーツ医学も発達して、肘を手術した投手の現役復帰はたくさん出ていますが、村田が時代を切り開いたからこそだと、その情熱には感服しています。
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