Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

スキーのジャンプ

2014-02-01 21:58:04 | 他スポーツ
ソチ五輪が近づいてきたので、競技毎に見所を書く記事を不定期にアップしたいと思います。一回目は今回から新設された女子部門で、高梨沙羅選手の金メダルが期待されているスキーのジャンプです。

ジャンプの女子の部が長年なかったのは、選手層の薄さと筋力の差でラージヒルが厳しいことが考えられます。しかし、ジャンプの時速100kmを超えるスピードに女子選手も対応できるようになり、競技として世界的に成立するというメドが立ったからこその女子の部採用でしょう。

しかし、以前に女子W杯の札幌大会を見た印象では、高梨選手の美しい飛形とほぼ同じ形で飛べる選手は世界に2,3人ほどです。それだけ高梨選手と他の選手には実力差があると思われ、それも高梨選手に金メダルが期待される理由の一つです。ライバルのサラ・ヘンドリクソン選手は重傷から復帰したばかりでぶっつけ本番になることも高梨選手が有利な要因です。

スキーのジャンプには、陸上のような世界記録はなぜないのだろうと、子供の頃は思っていました。それは、ジャンプという競技がゲートの上げ下げで飛距離が変わり、ヒルサイズというこれ以上飛ぶと危険な距離を越えないように、運営側が常に判断している「相対評価」のスポーツだからです。

ジャンプ台には「バッケンレコード」という最長飛距離の記録は常にありますが、それよりは他の選手に勝つことが大事な競技です。100分の3秒と言われる最適な踏み切りのタイミングを外さないこと、前傾姿勢を保って飛型点で減点されないこと、着地の際にテレマークと呼ばれる、前後に足を開いて両手を広げるポーズができることなどが要求されます。

もちろん、スポーツニュースを見ていれば高梨選手のジャンプは何度も放送されると思います。それでも、五輪の場合ノーカットで外国の選手も全部映してくれる貴重な機会ですから、ライバル国の選手がどんなジャンプをして、どんな国のどんな選手が上位に来るかチェックしておくことは、スポーツは展開を楽しむものという私の持論には必要と思っています。

男子も、私と同世代の葛西選手の頑張りに期待したいです。1996年に札幌の大倉山に行ったときに、そのジャンプ台のバッケンレコードを持っていたのが葛西選手でした。今でも現役という節制ぶりは素晴らしく、悔いの残らないジャンプをして欲しいです。
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梅の花3

2014-02-01 19:10:21 | 雑記
今まで写真を撮ったところと違う場所ですが、梅の花が6分咲きくらいまで開花していました。南向きの斜面の上で開花の早い場所ですが、2月に入り春が近づいた印象です。夕方だったので、ガラケーカメラでは光量が足りずあまりいい写真ではありませんが、ご容赦ください。



紅梅です。こういう花の写真は、雲のない青空、お昼頃、バックに建物がないという条件がベストとようやくわかってきました。あまりいい写真ではないですが、こういうものは残すことが大事です。

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組織の中で生きる(興梠慎三)

2014-02-01 18:31:18 | 浦和レッズ
昨日のテレビ埼玉のGGRで、浦和FW興梠慎三選手のインタビューが放送されていました。興梠は浦和のキャンプ地の宮崎市の出身で、地元のサッカー名門校の鵬翔高校を卒業して鹿島に入団しました。鵬翔高校の一年先輩のMF増田誓志選手が鹿島にいたのも鹿島を選んだ理由と思います。

インタビューによれば興梠はもともとはMFで、鹿島でFWにコンバートされました。鹿島では柳沢敦がつけていた13番を受け継ぎ、2トップでプレーしていました。浦和も敵として興梠にはゴールも決められているはずですが、ワンタッチゴールが多いタイプなので忘れていました。

浦和に移籍したのは、ミシャが1トップに長身のポストプレーヤーを置かず、機動力のあるスピード型を重用するのが理由だと思います。興梠は1トップのポジションにすんなり収まり、昨年の13ゴールは悪くない数字だと思いますが、本人は「自分が20点取っていれば優勝できた」とあくまで向上心を持っています。

昨年のベストゴールは?という質問に興梠が答えたのは、意外にも自分のゴールでない名古屋戦の宇賀神のゴールでした。このゴールは鈴木啓太の縦パスをFWの位置から下りてきた興梠が受けて、興梠が宇賀神にスルーパスを出したゴールでした。

そういうゴールが好きなところを見ると、興梠という選手はストライカーにありがちなエゴイストではなく、組織サッカーの一員として輝くことに喜びを見いだすタイプだと思います。実際、PKは蹴りたいと思ったことはなく、インタビューアーの水内からは「(PKは)やめた方がいいですね」と言われていました。

ボールがいくつもつながってゴールになった場面には大抵興梠が絡んでいるので、長い間ノーゴールでも非難されることはない、ハードワーカーです。課題はファーストタッチだと思います。柿谷という、あまりにも上手すぎるファーストタッチを見てしまったので、厳しい要求だということはわかっていますが、興梠のファーストタッチは流れることもあります。

それでも、組織サッカーに憧れてミシャサッカーの浦和に来たのですから、これからもリズミカルなパス回しに興梠が絡んでいることに、是非とも期待したいです。
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