今回、ザッケローニ監督が選んだメンバーを見ると、中盤のアンカータイプが阿部勇樹、細貝、本田拓也と3人も選ばれています。報道の通り布陣が4-3-3なら、アンカーは一枚しか置けませんから、この3人で一つのポジションを争う激戦になります。
もちろん南アフリカW杯のメンバーだった阿部勇樹がこのポジション争いは一歩リードでしょうが、本田拓也も今が伸び盛りの旬の選手です。本田拓也は五輪代表に入っていたこともあって法大時代から有名な選手でした。
基本的には動きの多くが守備という堅実な選手なので、どこが長所かと言われるとそこまで注意して見てはいませんが、Jリーグで出てくるまでには思ったより時間がかかりました。本田拓也の実力があれば、すぐに試合に出られそうなチームに行くことも可能だったと思いますが、実際に行ったチームが強豪の清水だったことが彼を回り道させます。
なぜなら、清水の守備的ボランチのポジションは、長年ベテランの伊東輝悦のものだったからです。本田拓也も一年目は伊東に全くかなわず、ベンチスタートの多い日々を送ります。翌年は伊東と本田拓也はダブルボランチを組んで、清水の中盤の安定化に貢献します。
本田拓也の一本立ちは今年でした。小野伸二の加入で中盤を4-3-3に変えることになり、伊東と一つしかないアンカーのポジションを争った本田拓也は、ついに伊東を押し退けて常時スタメンを手にします。今季浦和と対戦しに来た埼玉スタジアムで本田拓也に着目していなかったのは悔いが残りますが、前節の鹿島戦では相手パスをカットして小野伸二の芸術的ゴールの起点になる活躍でした。
もちろんライバルの細貝も黙ってはいないでしょう。球際の強さに進境を見せた細貝も、本田拓也同様に伸び盛りの選手で、今代表に定着すれば未来が変わるくらいのつもりでいると思います。
かつて、明神と酒井が代表の右アウトサイドのポジション争いをしたことがありましたが、勝者の明神は2002年日韓W杯の代表になり、その後移籍したG大阪でも今でも主力選手です。逆に敗者の酒井は浦和に移籍したものの控え暮らしが続き、今は静岡県リーグの藤枝MYFC在籍です。これくらいの差が出るのがポジション争いの明暗ですから、私は浦和サポなので細貝を応援していますが、悔いのないよう戦って欲しいと思います。
もちろん南アフリカW杯のメンバーだった阿部勇樹がこのポジション争いは一歩リードでしょうが、本田拓也も今が伸び盛りの旬の選手です。本田拓也は五輪代表に入っていたこともあって法大時代から有名な選手でした。
基本的には動きの多くが守備という堅実な選手なので、どこが長所かと言われるとそこまで注意して見てはいませんが、Jリーグで出てくるまでには思ったより時間がかかりました。本田拓也の実力があれば、すぐに試合に出られそうなチームに行くことも可能だったと思いますが、実際に行ったチームが強豪の清水だったことが彼を回り道させます。
なぜなら、清水の守備的ボランチのポジションは、長年ベテランの伊東輝悦のものだったからです。本田拓也も一年目は伊東に全くかなわず、ベンチスタートの多い日々を送ります。翌年は伊東と本田拓也はダブルボランチを組んで、清水の中盤の安定化に貢献します。
本田拓也の一本立ちは今年でした。小野伸二の加入で中盤を4-3-3に変えることになり、伊東と一つしかないアンカーのポジションを争った本田拓也は、ついに伊東を押し退けて常時スタメンを手にします。今季浦和と対戦しに来た埼玉スタジアムで本田拓也に着目していなかったのは悔いが残りますが、前節の鹿島戦では相手パスをカットして小野伸二の芸術的ゴールの起点になる活躍でした。
もちろんライバルの細貝も黙ってはいないでしょう。球際の強さに進境を見せた細貝も、本田拓也同様に伸び盛りの選手で、今代表に定着すれば未来が変わるくらいのつもりでいると思います。
かつて、明神と酒井が代表の右アウトサイドのポジション争いをしたことがありましたが、勝者の明神は2002年日韓W杯の代表になり、その後移籍したG大阪でも今でも主力選手です。逆に敗者の酒井は浦和に移籍したものの控え暮らしが続き、今は静岡県リーグの藤枝MYFC在籍です。これくらいの差が出るのがポジション争いの明暗ですから、私は浦和サポなので細貝を応援していますが、悔いのないよう戦って欲しいと思います。