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Kobby loves 埼玉&レッズ

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日韓王者対決(3/9全北現代対鹿島)

2010-03-10 18:52:43 | 他チーム
この試合は前半30分近くにチャンネルを合わせたので、試合の序盤戦はわかりませんが、感想程度ということにします。鹿島の試合を見るのは今季4度目と見慣れてきたので、最初は全北現代を中心に見てみました。

全北現代は2007年のACLで浦和と対戦するために埼玉スタジアムに来たことがありますが、今の全北現代には当時のメンバーはほとんど残っていません。カウンター対策に不備があった当時のチームより、今の方が強いと思える布陣です。

FWの李東国は長身を生かした正確なポストプレーで効いていましたが、今の全北現代は李東国だけが頼りのチームではなく、中盤でしっかりつなげるチームになっていました。以前城南一和にいたパサーのボランチ金相植が加入していて、ここでボールが落ち着くのが大きいです。

このチームなら、日本で横綱相撲を取る鹿島の弱点をあぶり出してくれるのではと、変な期待をしていましたが、前半の全北現代の先制点は見事でした。DFラインの間にあるわずかなスペースに走り込んで、ダイレクトプレーが3つ続いた見事なゴールです。

こんなプレーが出るのはさすが韓国王者で、相当レベルが高いプレーだと思います。これをJリーグの下位チームが真似るのは無理と思います。しかし、鹿島も後半から自在にパスを回し始め、小笠原が目立つ展開に持ち込みました。

全北現代がファウルでFKを与え始めたのも理由です。鹿島の伝統であるセットプレーの強さで揺さぶり、得意のクロスで中田浩二をフリーにして1-1の同点に追い付きます。しかし、アウェイで引き分けならよしという発想は出さず、鹿島は攻め続けました。

その結果、21歳の若手遠藤の走り込みから、小笠原のパスを受けて利き足でない右足で流し込んで、鹿島はアウェイで貴重な勝利を得ました。遠藤は面白い存在で、運動量も多く空いたスペースにどんどん走り込んでくれるスーパーサブです。

選手層の厚い鹿島で、よくこういう若手にオリベイラ監督が目を付けていたと思いますが、浦和戦でもアシストを決めましたし、今や堂々と戦力と言えるでしょう。
コメント
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