こばとの独り言

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「恋するココロと魔法のコトバ」 あらすじ・感想その2 一片風祢編

2018年05月27日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2人目は一片風祢でした(*'∇')

一片風祢 キャラクター紹介
育実のクラスメイト。成績優秀で真面目な性格で若干ツンデレ気味。庭園部では皆のお姉さん役で面倒見がよい。春ハルは彼女の愛称を“かざねん”としようとしたが、あまりに微妙すぎたため本人に拒否された。
1年前にイギリスから日本に帰ってきた帰国子女。学園長・一片海寿々の孫娘で、クラス委員や庭園部の部長を務めている。ただし、特別扱いされたくないため、学園長の孫というのは学園では隠している。
祖母だけじゃなく母親も凄い魔女らしいが、今はまだイギリスに滞在している。母親のことは誇りに思っており、朝乃葉学園のOGである母親が庭園部に所属していた頃に書いていた庭園部活動日誌が愛読書。その為、今の庭園部では、その活動日誌に書かれた内容を実践することも多い。
いつか母親を超えて魔女にとって最高の名誉である“グランウィッチ”になることを目標としている。その資質も充分にあり、普段の魔力でも充分だが、ブラックコーヒーを飲むと何故か更に魔力が高まる(ブラックでなくともOKだが純粋なコーヒーであればあるほど効果が強くなるためブラックで飲む)。ただ、ブラックコーヒーは苦くて苦手なため、本人はあまりこの手は使いたがらない。
魔女界のレジェンドであるアウシュリーに対して盲目的に憧れを抱いており、アウシュリーに会う為に喫茶店ヴィヴィットの常連客になっている。育実は彼女の顔と名前は知っていたが、今まで一度も話をしたことがなかった。彼女の方も育実のことをクラスメイトであること以外は何も知らなかったが、知り合ってからは好意的に思っているようで、時々弱味を見せることがある。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

一片風祢編 あらすじ
文化祭が終わった後の後夜祭に風祢を誘った育実。後夜祭の会場に向かう途中、風祢はイギリスで会ったグランウィッチのセシリアに憧れ、彼女のようなグランウィッチになるのが夢であったことを話します。そのセシリアからは“グランウィッチになることは風祢が思っているほど素敵な未来ではない”と言われていましたが、風祢にとってもグランウィッチなりの苦労があることは覚悟の上でした。自分の夢をちゃんと人に話したのは育実に対してだけで、自分だけ話すのは不公平だからと育実の夢を聞きます。育実は風祢ほどの明確な夢を持っておらず漠然としたものでしたが、特別救助隊の隊長をしている父親のようになりたいと話します。父親ほど立派じゃなくとも、人を助けられるような人間になりたい・・・それが育実の漠然とした夢でした。
しかし、育実は体力があるわけでも勉強が出来るわけでもないため、そんな能力に達していないのではと自分で気付き落ち込んでしまったため、風祢がこれから頑張ればいいと必死にフォローします。その後、会場に着いたものの、まだ後夜祭は始まってなかったため、テントの下で休んでいると、学生たちの気分に充てられて浮かれてしまった風の精霊が突風を起こしてしまいます。育実は咄嗟にテントの柱を支えて風祢を守りますが、体力がないのが災いして、あまり持ちそうにありませんでした。しかし、その僅かな時間で風祢は風の精霊を鎮めることに成功し、育実は一瞬で交心を成功させた風祢を褒めます。すると、風祢はテントが倒れそうになったとき、育実が自分を助けてくれたことから、自分が逃げることよりも誰かを助けることを優先するということは咄嗟の時にはなかなか出来ない、だからきっと父親のようになれると伝えます。それを聞いた育実も先ほどの風祢の交心は凄かった、きっとグランウィッチになれると褒めると、風祢は照れながらも嬉しそうに笑い、そんな彼女の表情を見て、育実はもっと彼女の力になりたいと思うのでした。
後夜祭での風祢と少しお互いのことを理解しあったせいか、部屋に1人でいると彼女のことをずっと考えてしまうため、気分転換に散歩に出かけると、風祢とばったり会ってしまいます。風祢からグランウィッチになるべく、休日はパトロールしているという話を聞いた育実は、彼女についていくことにします。しかし、2人で一緒にいるところを、いつもパトロール中に会うおばさんに見られて勘違いされてしまったため、離れて歩こうかと提案すると、風祢は迷った挙句、グランウィッチになるためにはこういうことにも慣れないといけないとよく分からない理由を言って、引き続き育実と一緒に歩いていくことにしました。2人はしばらく街中を歩いていましたが、一通り街を見て回った後は、朝乃葉山まで来てきました。朝乃葉山は、他の魔女が手入れをしたのか山にしては珍しく精霊が落ち着いているため、風祢はパトロールとは少し違うけど、他の魔女の仕事ぶりを見るのも勉強になると言って、魔女が施した魔法を見て回ることにします。そして、この山を鎮めた魔女の作った魔法陣を見て、自分との力の差を感じた風祢は、感心すると同時に落ち込みかけますが、育実から魔法陣に込められたものを一瞬で理解する風祢もすごいと褒められると、照れながらも落ち込みかけた気分を持ち直します。
風祢はこの魔法陣を作ったのはグランウィッチかもしれないと言って改めて改めて魔法陣を見ていると、突然覚えのない声が聞こえてきて、見知らぬ精霊が姿を現します。その精霊は風祢が驚くほどの強い魔力を持っていて、いわゆる山の精霊の長である“山の大精霊”でした。山の大精霊はかつてここに来ていた魔女が姿を見せなくなったことで、少し困ったことが発生するようになったから、助けてほしいと風祢に言います。ここにあるのと同じ魔法陣が描かれた精霊の石が川の上流にも置かれていたが、それを誰かが動かしてしまい、その影響で調和が乱れ大雨の際に川が氾濫し、他の精霊の石までいくつか流されてしまったため、それを元に戻してほしいということでした。2人は早速上流へと向かい、精霊と交心しながら石を全て見つけることが出来ましたが、1つだけ割れてしまっている石があったため、自分たちで作り直すことにしました。風祢が精霊の石を作り、育実がそのサポートをする、それで石を作ろういうことでした。元々の魔法陣がこの山を鎮めた魔女独自の物だったため、それと同じように作るには風祢の負担もハンパなく、コーヒーでの魔力アップや育実のサポートがあっても何とか出来たというほどのものでした。風祢は魔力アップによる後遺症でヘロヘロイになってしまったため、育実が代わりに石を正しい位置に配置すると、山の大精霊が再び現れ、風祢に感謝の言葉を伝えます。そして、魔力の消耗が激しく立ち上がれない風祢を見て、お礼にと精霊水晶を風祢に渡します。風祢は貴重な精霊水晶を貰えただけではなく、山の大精霊に褒められたことも併せて大喜び。その後、精霊水晶で魔力を取り戻した風祢は、育実に支えられながら山を下りるのでした。
それから風祢の精霊調査(パトロール)に付き合うようになった育実。しかし、一方で、風祢はどこかそわそわしたような雰囲気で、いつもと違う様子で育実も気になっていました。そんなある日の事、台風が近づいているということから部活全体が中止となり、育実は風祢と帰ろうとしますが、風祢が精霊調査に行くというので、危ないんじゃないかと注意しますが、風祢はこんなときだからこそ魔法が役に立つと言って聞きませんでした。そのため、育実も一緒についていくことにしました。パトロール中、特に何もなく済んでいましたが、やはりどこか風祢の様子がおかしく、育実はそれを聞き出そう思っていたものの、風祢からは何でもないと返されてしまい、それ以上踏み込めずにいました。風祢はまだ朝乃葉山には行ってないから行ってみると言い出し、育実はさすがに山は危険だと止めようとしますが、風祢はこれくらいのことをしないとグランウィッチにはなれないと言い張ります。グランウィッチになるのは一片家の悲願であると。彼女の母親も学生の頃はグランウィッチに憧れていたことが活動日誌にも書かれていましたが、母親は今もまだグランウィッチではありませんでした。風祢が憧れ現役のグランウィッチですらも認める実力を持つ母親ですらもなることが出来ないグランウィッチ。それになるためには今よりもっと頑張らなくてはいけない・・・そんな彼女の言葉を聞き、育実はここ最近の風祢の様子がおかしい理由に気が付きます。山の大精霊の頼みを聞き届け、山を鎮めたというグランウィッチの仕事を目の当たりにしたことで、彼女は焦ってしまっているのだと。目指していた頂は、予想よりもずっと高みにあって、今のままでは全然足りず、追いつくには更なる努力が必要だと痛感し、だから無茶をしてでも上を目指そうとしているのではないか・・・育実はそう考えます。
結局、風祢が断固として譲らなかったため、育実も一緒に山を見に行くことにしましたが、先日風祢が直した精霊の石が1つ足りないことに気付き、精霊の交心で流木の下敷きになっていることが判明します。2人で協力して何とか流木をどかし、石をちゃんと配置しようとしますが、その時上流から流木が流れてきたため、育実はそれを咄嗟に蹴り上げ、流木を川の方へ流しますが、その代償は大きく、立てなくなるほどの怪我を負ってしまいます。流血は風祢の魔法で止血できたものの、捻挫まではどうすることも出来なかったため、風祢が支えて山を下りようとしますが、先ほどの流木を移動させるために魔力を使ってしまった風祢自身も疲労していたため、このままでは2人とも危険な状態でした。育実は風祢だけでも先に下りて助けを呼んできてほしいと言いますが、風祢は自分のせいだから自分が何とかする、育実を置いていくことはできないと言って引きませんでした。このままでは2人とも共倒れになる・・・そう育実が感じたそのとき、山の大精霊が助けにきて、2人は無事下山することに出来ました。しかし、自分のせいで育実が怪我をしたことにショックを受けた風祢は落ち込み、ただひらすら“ごめんなさい”と謝罪を繰り返すのでした。
翌日、アウシュリーにこっぴどく叱られた育実は足の怪我の影響か熱を出して1日学園を休んでしまいますが、夕方に目を覚ますと、部屋には見舞に来ていた風祢の姿があり驚きます。風祢は育実に何度も忠告されたのに無茶なことをして、それで育実に怪我をさせてしまったと謝ります。しかし、育実は風祢についていったのは自分の意思であり、グランウィッチになってみんなの役に立ちたいという目標に向けて一生懸命な風祢と一緒になって頑張りたかったから、風祢が俺に謝る必要なんかないと伝えます。すると、風祢はグランウィッチを目指す一番の理由はみんなの役に立つためじゃないと否定します。それは風祢のわがままでした。イギリスで会ったグランウィッチから、一片家は初代グランウィッチの血を引く由緒ある家系だと教えられ、それを聞いた風祢にとって、それは大きな誇りで支えにもなっていました。しかし、一片家からは長い間グランウィッチが輩出されておらず、そのせいで、一片家の家系を疑う魔女まで現れるようになっていました。一片家は本当にグランウィッチの血を引いているのかと。その噂は本当かどうかは分からない。けど、自分がグランウィッチになれば、そんな噂は無かったことに出来る。それが風祢がグランウィッチを目指していた最大の理由でした。
母親から“経験は、成果を求めてするものじゃない”というアドバイスを受けていた風祢は、それを失念してしまい、そのせいで育実を巻き込んで、山の大精霊や救助に来たアウシュリーにまで迷惑をかけてしまった・・・だから本当にごめんなさいと再び謝ります。そんな彼女に育実は、いつか風祢が育実にグランウィッチのことについて語っていたときのことを話し、その時の風祢を見て応援したいと思った、あの時話していた気持ちは嘘じゃないよねと確認します。すると、風祢はグランウィッチになりたい気持ちは今だってある、それだけは消せないと答えます。それを聞いた育実は安堵し、それなら俺だって今も同じ気持ちだ、今でも風祢のことを応援したいと思っていると話します。風祢の手助けをして風祢と一緒に頑張りたいと。今までグランウィッチになるためには、何でも自分で解決しなくてはいけないと考えてきた風祢。しかし、育実のそんな言葉を聞いて、何度も育実に手伝ってもらっていたんだから、それに拘るべきではなかった、もっと今の自分の力を考えるべきだったと反省し、昨日のことももっと上手くやれたはずと冷静に見直します。こうして、自分の失敗に気付いて反省した風祢は、また一歩グランウィッチに近づけたのでした。
山での経験を踏まえ、再び調査を再開した風祢。育実も怪我が治ってから精霊調査に参加することにしました。そして、この日は山の麓にある森に台風の影響が出ていないか見に行くと風祢が言い出したため、育実は心配しますが、風祢は前回の失敗をきちんと反省しており、無茶はしないと約束。2人は森へ向かいます。森は異常なかったものの、次第に天候が悪くなっていたため、引き返そうとしますが、2/3ほど引き返したところで夕立になり、雷が近くに落ちて山火事が発生します。風祢は前回の失敗が頭にあるため、自分たちが干渉したら悪化するかもしれないから消防署に連絡しようと言い、育実が電話をしてみますが、森の奥の方の火事のため、消防隊の到着が遅れると言われます。風祢は精霊たちのことは心配だけど先ずは自分たちの身を守ることが大事だから避難しようと言いますが、育実は自分たちに何か出来ることはないか考え、アウシュリーに連絡し、状況を説明して指示を仰ぎます。そして、アウシュリーの指示を受けて育実と風祢は避難することを念頭に置きながら、火の精霊との交心を試みて、少しでも火事が抑えられるようにしますが、既に粗ぶった状態で現れた火の精霊との交心は難しく、風祢でも交心が出来ませんでした。そこで風祢は直接火の精霊と交心するのではなく、周りの精霊の力を借りて交心を試みることにし、火を消すために必要な水を出す雨雲との交心をしてみることにします。しかし、雨雲も火の精霊ほどじゃないにしろ、粗ぶっている状態で、しかも、距離があるために交心にしくい状態でした。育実はそれならと木の精霊と交心しながら木を登り、少しでも距離を短くしようと試みます。一方、風祢は精霊水晶を使い、風を使って火の回りの空気を薄くして火を弱める行動に出ます。そして、風祢が火の勢いを止めている間に、育実は森の精霊たちの力を借りながら雲の精霊との交心を成功させ、火事付近に大雨を降らせ、山火事の拡大を防ぐことにも成功。その直後、アウシュリーと彼女が招集した魔女が駆けつけます。育実たちはまた無茶をしたことについてアウシュリーに怒られると思い、お互いを庇いますが、そんな2人にアウシュリーは、前回のような無謀なことではなく、出来ることやらなくてはいけないことを見極められたことを褒めてあげて、2人を先に帰らせます。
育実の家でお風呂に入った風祢は、育実との煩悩が頭から離れませんでしたが、お風呂からあがって育実がいれたお茶を飲んでいると落ちつき、育実に今まで色々と助けてくれたことへ感謝の言葉を伝え、どうしてここまでしてくれるのかと聞きます。すると、育実は、今まで人との別れが怖かったから関わった人とも後悔がないようにしたかったこと、だから風祢と一緒にいたことを伝え、この気持ちは本来ならば抑えなければいけないことで、言ってしまったら元には戻れないことを理解しつつも、口にします。俺は風祢のことが好きだと。すると、風祢は嬉しさのあまり泣きだし、私も育実のことが好きだと返事をします。そして、2人はキスとそのまま初体験を済ませ、恋人同士になったのでした。
育実と恋人になったことで、グランウィッチの試練を受けることを決意した風祢。今まで試験を受けられなかったのは、その条件に“恋人と一緒に受けること”というものがあったから。母親にグランウィッチの試練を受けることを報告した風祢ですが、母親からは“風祢にとっての一番大事にしている夢を叶えられることを願っている”と言われます。風祢はこの言葉の本当の意味を深く理解しようとせず、母親もグランウィッチになることを応援してくれていると思っていましたが・・・。
一片家が所有していた世界に数冊しかないグランウィッチの試練を受けるために必要な“グランウィッチの書”を手にした風祢は、育実を家に招き、2人でグランウィッチの書に向かってグランウィッチの試練を受けることを表明します。するとグランウィッチの書に宿っていた精霊から、その資質があるかどうかを見定めるために常にこの本を決して離すなと言われます。翌日、風祢は本を持って学園に登校し、庭園部の皆にもグランウィッチの試練を受けていることを説明。それから数日、普段通りに過ごしていると、試練の精霊から次の試練が与えられます。それは、2人の愛を確かめるというものでした。休日、2人はグランウィッチの試練を受けるためという体でデートをしますが、途中で試練のことを忘れるほどに楽しい時間を過ごし、最後には浜辺でキスをします。すると、試練の精霊が現れ、グランウィッチになる資質があると認められ、再度、試練を本当に受けるかどうかを問われ、試練の書は所蔵される一片家に戻っていきました。風祢は既にグランウィッチになることを心に決めていたため、翌日、試練の精霊に改めてグランウィッチの試練を受けることを表明します。
それから2人は試練の精霊から与えられる試練を次々と突破し、いよいよ最後の試練を迎えます。その前に試練の精霊からグランウィッチについて改めて説明を受けますが、その内容は風祢たちにとって衝撃的なものでした。試練の精霊はグランウィッチが残した精霊の種から生まれたものであり、それ故に多少のグランウィッチの性質を受け継いでいること、グランウィッチとは既に人ではなく人と精霊の狭間に存在する者であること、それ故にグランウィッチは人としての飲食は必要なく、その寿命も遥かに長くなること、グランウィッチとは肩書ではなく“人ながら人の理を外れ、数多の精霊と交心し、その魔力を分け与えながら生きる者”、つまり、大精霊と同等の存在になった人間であること、大精霊のようなもののため、子どもに代わり精霊の種を残すことがあること、グランウィッチは人の子を宿すことが出来ず、人の子を宿すことは水からの破滅を意味すること。そう試練の精霊はグランウィッチについて説明すると、風祢に最後の試練を言い渡します。“汝が愛する者に、別れを告げよ”と。グランウィッチになるためには“博愛”が必要であり、“個への愛”は自らを破滅に導いてしまうから。その試練を聞いた風祢は、一片家がバカにされてきた見返しをしたいという気持ちでグランウィッチになることを決め日々努力してきたことを思い返しますが、今の風祢にとっては育実のことも同じくらい大事な存在になっていました。風祢は自分が望んでいる“未来”はどちらなのか、その選択を迫られ、その時にセシリアに言われた“グランウィッチになることは風祢が思っているほど素敵な未来ではない”という言葉を思い出し、その真の意味を理解します。そして、グランウィッチになることを表明されたとき、母親から言われた言葉の真の意味も。大切な人を捨ててまでグランウィッチになったセシリアと、大切な人を捨てられずグランウィッチになれなかった母親。2人がグランウィッチになることの意味と責任の重さ、手放すことになる愛と未来への絆、それらをそれぞれの思いで考えて、今の道を選んだこと。それを理解した風祢は改めて自分に問います。何のためにグランウィッチになるのかと。
すると、ふと育実から声をかけられます。例え分かれても2人の思い出がなくなるわけじゃないと。そして、2人の握られた手が少しずつ緩んでいるのを感じた風祢は、育実に私の夢を支えて一緒に頑張ってくれた、その気持ちに応えたい、そう言って育実の手を離し、グランウィッチの書を手に取ろうとします。しかし、その直前、風祢の目から涙があふれ出し、育実との思い出が頭の中を駆け巡り、あることに気が付きます。もう自分の夢は変わってしまっていること。1番の夢はグランウィッチになることではなかったことに。そして、そのことに気付いた風祢は、グランウィッチの書を手に取るのではなく、育実の胸に飛び込んでいました。“育実と一緒に生きたい”。それが、彼女の選んだ答えでした。それだけじゃなく、グランウィッチになれなくても、ただの魔女のままでもグランウィッチに負けないくらいの凄い魔女になる。例えそれが何十年かかったとしても、それでも育実と一緒にいたい。それが風祢の新しい夢でした。風祢がグランウィッチになることを止めたのを確認した試練の精霊は、試練の終了を宣言し、姿を消します。こうして、風祢のグランウィッチの試練は終わるのでした。
グランウィッチにならなかった風祢は、母親に連絡し、試練の終了とグランウィッチになれなかったことを報告して謝ります。お母さんの期待に応えられなかったと。しかし、母親が期待していたのはグランウィッチになることではありませんでした。風祢が1番大事な夢を見つけてそれを叶えられること。風祢がちゃんと考えて自分の未来を選んだことでした。風祢の母親もまた、風祢のようにグランウィッチの試練を受け、最後は風祢と同じ未来を選んでました。母親は娘がいる未来を喜び、風祢が選んだ“未来”に会えることを期待していると言って風祢をからかいます。母親への報告が終わった後、育実と一緒に浜辺にやってきた風祢は、育実がグランウィッチではなく自分を選ばせてしまったことに罪悪感を抱いていた様子だったため、育実に今の自分の気持ちを伝えます。“私は、私の意思で未来を選んだの。育実と一緒に生きる未来をね。だから、育実は胸を張っていて。私に、この未来が間違いじゃなかったって思わせて”と。すると、育実も風祢が俺を選んでくれたのだから俺が卑屈になっちゃダメだよねと言い、これからの風祢の夢を支えていく、風祢がこの未来が一番幸せだったと胸を張って言えるように精一杯頑張ることを誓うのでした。

一片風祢編 感想
風祢編はグランウィッチの真実について語られています。グランウィッチとは肩書ではなく、その存在が精霊に近づいた魔女を意味すること。それ故に個人を愛することが禁じられる。自分の夢を叶えるべきか、愛する人と一緒に生きるべきか、そのことに対する風祢ちゃんの葛藤を描いたお話でした。最後の風祢ちゃんの葛藤部分がきちんと時間をかけて描かれていた点と、途中までは主人公との関係を重視された試練ばかりだったため、割とイチャラブが多めな点は良かったですね。母親とセシリアさんの親友同士という関係と2人の存在がそれぞれ風祢ちゃんが選んだ未来と選ばなかった未来になっているという点も良いと思います。セシリアさんがあの街に多くやってくるのも、実は元恋人に会いに来てるからじゃないかっていう妄想も捗ります(爆) 残念な点を挙げるとするなら、主人公の言動ですかね。風祢ちゃんは支えになっていると言ってはいましたが、試練の途中で何度もヘタレ気味な発言をしていたし、最後も自分のせいでグランウィッチを諦めたって思いこんでたし、その度に風祢ちゃんにフォローされてたから、個人的にはむしろ逆だったんじゃね?って思ってました。まぁフォローされればすぐに持ち直してたからそれほど気にするほどでもなかったですけど。ああ、あと、エピローグがなかったことですね。エンディングが終わるとそのままタイトル画面いっちゃってたし。学園卒業後の大人になった風祢ちゃんとか見たかったなぁヽ(´ー`)ノ
風祢ちゃんに関してですが、発表当時は巨乳枠だな~程度にしか思ってなかったです。ごめんなさい。しかし、体験版をプレイしたときに、その面倒見のいいお姉ちゃんっぷりと、主人公に対するツンデレっぷり、時々見せる弱味とかそのギャップが大変良くて、気が付くとお気に入りになっていました。個人的には部活で皆の面倒を見るお姉さん的存在になってる風祢ちゃんを見るのが微笑ましくて好きですけど、主人公と2人きりのときの少し甘えた雰囲気を見せる風祢ちゃんも可愛くて良いと思います。つまり、風祢ちゃんは良いぞ!!実はね、共通ルートが終わった時点で、風祢ちゃんが好奏ちゃんと同等に好きになっていたので、どっちを先に攻略するかかなり迷ってたんですよね。結局、最初に宣言した通りに好奏ちゃんにしたんですけど、風祢ちゃんも同じくらい好きってことで2番目に攻略しました(当初は3番目の予定だった)。いやー、ホントいいですね、風祢ちゃん。何より、あのおっぱいを強調する仕草は凶悪だと思います(爆)
ただ、期待していたHシーンですが、4回中、おっぱい見せるのは半分の2回だけ。何故騎乗位が後ろからやねん。尻なんかよりおっぱい見せろやゴラァ!!!なんのための巨乳だよ!!って思いました。これはアカンねぇ・・・Hになると甘えてくる風祢ちゃんというのは良いけど、おっぱい見せないのはダメだよ。風祢ちゃんのHシーンで何を期待しているかと問われれば、先ずはおっぱいでしょ。そのおっぱいを見せることが何よりも重要なことですよ!だからガッカリしたなぁ・・・。でもまぁ、おっぱいを窓にムニュって張りつけてのバックがあったのと、パ○ズ○フェ○があったので、その点は救いだったかな・・・。このおっぱいサイズでパ○ズ○フェ○がなかったら暴動を起こしてたわヽ(´ー`)ノ これはアレだなぁ~、是非ともFD化して、そっちでおっぱい見せてほしいなぁ・・・。
まぁ、裸ワイシャツのCGは大変良かったけどね~。あれが風祢ちゃんのベストCGですw あそこで告白するわけだけど、大事なシーンのはずなのに、風祢ちゃんのおっぱいに釘づけで会話に集中できなかったからな!(爆) それ以外にも一般CGの方ではおっぱいが強調されてるような印象を受けるのでHシーンには期待してたんだけどなぁ・・・あのデートのときのCGはおっぱいしか覚えてないしwww やはりあの私服は反則ですよ、おっぱいにしか目がいかないよw

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ところで・・・春に台風上陸?それって珍しいどころか夏に雪が降るくらい・・・は言い過ぎかもしれないけど、かなりの異常気象じゃね?って思ったのは私だけだろうかw


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