家の近くで毎年見かけていた「栴檀」の花ですが 木が弱って今年は花が咲かずガッカリしていたところ・・・
先日 大阪に出向いた際に 思いがけず 中之島で咲いているのを発見しました。
その場所は 土佐堀川に掛かる橋のたもとで 中央公会堂近くにあり 橋の名前も「栴檀木橋(せんだんのきばし)」と言います。
名前の由来は 江戸時代にこの橋筋に栴檀の大木があったためとなっていますが 定かではありません。
いつも見慣れている花ではありますが 今年は諦めていたものが大阪の都心で見られるとは 何ともラッキー!
ちなみに「栴檀は双葉より芳し」ということわざがありますが これは香木の白檀を栴檀と呼び 日本でいう栴檀は全く香りません。
その後 近くの「中之島バラ園」を覗いてみましたが まだまだ花が多く 沢山の人が観賞されていました。
都心のバラ園ならではの 花と高層ビルとのコラボです。
栴檀のこぼれ話ですが この木は かって斬首処刑された罪人の首を晒す「獄門台」の木材に使われていたそうです。
理由としては インドでは邪気を払う木と信じられておりこの俗信が伝わったのか? あるいは樹皮に除虫効果があるためなのか?
取り合えずは あきらめていた花が見られて 満足!