ハイキング仲間と熊本県の「天草五橋ウォークと世界遺産三角西港」ツアーに参加しました。
大阪南港からフェリーで新門司港まで行き その後バスで天草に向かうというもので二泊三日の行程ですが
船だけでも片道12時間以上かかりますので 行き帰り共に船中泊という一見過酷なツアーでした。
とはいえ 瀬戸内海航行ですので揺れも少なく 大きな浴場も備わり食事内容もよく快適な旅でした。
天草五橋は学生時代に訪れて以来になりますが 暖かな天候にも恵まれ
観光ガイドさんの案内で楽しく歩くことができました。
さすが九州で 南国らしい樹木や コブシの花がすでに咲き始めていたりして・・・
また 天草ですので あちこちに天草四郎像が設置されていました。
最後の橋を渡り終えたところで昼食を摂り周辺を散策しましたが 周辺にはクルーザーが停泊していたり・・・
日本で一番小さいといわれる水族館が有ったりしました。
その後 明治時代の産業革命遺産として世界文化遺産に登録されている「三角西港」を見学しました。
ここは三井炭鉱の石炭を輸出した港として 明治期の港の姿が完全に残っているのは 日本でもここだけだそうです。
全長756mに及ぶ埠頭は石積が美しく・・・
石張りの排水路も中々の趣です。
ここには歴史的建造物も多く残っており それぞれ内部を見学することが出来ました。
今回のツアーは十分満足できる内容でしたが 熊本県の高速道路はいたるところ工事中で また屋根にブルーシートを被って
放置された家々も多く見られ 熊本地震からの復旧もまだまだ途中であることを実感しました。
次回に帰りの船上で見た 瀬戸内海の夜明け風景等を報告予定です。