ハイキング仲間と京都の「琵琶湖疏水」沿いを歩いてみました。
JR山科駅からスタートし 南禅寺を経由して蹴上の疏水記念館までの行程です。
この日は天気予報では終日雨だったのですが 幸運にも大外れで少しの雨に見舞われたのみでした。
琵琶湖疏水とは 琵琶湖の水を京都市に流すために造られた水路で総延長距離は約30kmにもなるそうです。
この水は 飲料水、灌漑、工業用水として利用される他 水力発電も行われ今も稼働しています。(日本初の電車も走らせたとのこと)
また 水路を利用した水運も行われ舟が行き来していたようです。 流れも中々のスピード!
途中 水路落差のある場所にはインクラインと呼ばれる 舟を乗せた台車を下の水路に移動させるための傾斜鉄道跡も残されており・・・
また「ねじりまんぽ」と呼ばれるレンガ造りの趣のあるトンネルもあり・・・
このトンネル 中から見るとレンガの組み方が変わっており 上からの負荷に耐えられるように ねじったようにレンガが斜めに
積まれていて それが名前の由来だそうです。
水路は 南禅寺の境内も通過しており「南禅寺水路閣」と呼ばれるレンガ造りの風格ある建造物も・・・
規模としては 全長93.2m 幅4m 高さ9mもあり 観光客に人気のスポットなのです。
ハイキングの終点は「琵琶湖疏水記念館」で疏水に関する様々な資料が展示されていました。
工事は大変だったようです。
仕上げは 四条河原町の居酒屋にて恒例の反省会!
本日の歩数は約3万歩で 充実した歩きとなりました。