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おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

大阪くらしの今昔館は夏祭り仕様!・・・天神祭り飾り

2025年05月18日 06時03分24秒 | お出かけ
 今回のハイキングで 大阪城公園に続いて天神橋筋六丁目にある「大阪くらしの今昔館」を見学しました。
個人的には先月も訪れたのですが 今回は展示内容が前回とは様変わりしていました。




 江戸時代の町並みを実物大で再現した「大坂町三丁目」の 夕暮れ時を上から眺めるとこんな感じです。




 下に降りて町を歩いてみると あちこちに「高張り提灯」 店先には「幔幕」がかけられ どうやら夏祭り(天神祭り)仕様のようです。 




 町家の店の間には 日用雑貨や商売道具で工夫をこらして造られた「造り物」が展示されていました。
まずは 唐物屋の引き出し等を活用したユーモラスな「獅子」からです。




 続いては 小間物屋の「鶏とひよこ」で 櫛や化粧筆を巧みに組み合わせています。




 こちらは 薬屋の店の間に展示された豪華な「屏風飾り」と 大阪の夏に欠かせない「鱧と素麺料理」です。




 また通りの奥には 珍しい「船形山車」が配置されていました。
大阪市指定の有形民俗文化財とのことで 大きさも姿も美しい堂々たる山車です。




 次に 明治から大正・昭和の大阪の街の変遷をジオラマと映像で紹介した「常設展示室」に廻りました。
まずは「天神祭り」の様子からで 川に多数の祭り船が繰り出されています。




 こちらは 夕暮れ時の心斎橋筋商店街でしょうか?




 「住まい劇場」と称する 昭和の住宅内での家族団らんの様子等も展示されています。






 懐かしいレトロな「くらしの道具」も展示されていますよ。






 なにわ町家では 旧暦の6月は祭月と呼ばれ 庶民にとって夏祭りは大きな楽しみだったのでしょうね。

 今回のハイキング 仕上げは大阪駅近くの居酒屋に歩いて移動し いつものように楽しく懇親会で締めました。

 心配していた雨もさほど強くはならず 良いハイキングになりました。
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当尾の里を訪ねるー2!・・・ギンリョウソウ

2025年05月12日 06時02分24秒 | お出かけ
 岩船寺参拝後 あの幻想的な植物を探しながら山道を浄瑠璃寺方面に向かいました。
その探し物は「ギンリョウソウ」で 別名ユウレイタケとも呼ばれる奇妙な形をした腐生植物です。




 ここ当尾の里では毎年同じ場所に群生しており直ぐに目にするのですが 今年は中々見つかりません。
道路わきの山際を注意深く観察しながら歩いていくと 何とか見つけることが出来ました。






 しかしながら 今年は例年に比べ一箇所に生えている数が少なく またサイズも少し小さめです。

 

 

 それでも 落ち葉の間から顔を覗かせる個体に何箇所かで出会うことができました。






 この植物は 日陰の少し湿った場所を好むようですので 環境としてこの山道は繁殖に適していると思われるのですが・・・
今年は 何らかの理由で生育が阻害されたのでしょうか?






 アップで撮ろうと試みるも うつむき加減に生えているので目玉おやじのような内部が中々見れません。






 例年のような群生は見られませんでしたが 今年も出会えて一安心!

 山歩きの後には もうひとつの目的が残っています。
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当尾の里を訪ねるー1!・・・岩船寺

2025年05月10日 06時02分36秒 | お出かけ
 この季節恒例となっている京都府南部の「当尾(とうの)の里」を訪れました。
目的は幾つかあったのですが まずは久しぶりに当地の古刹「岩船寺」を参拝しました。






 当寺は紫陽花が有名ですが いまは新緑の中の赤い「三重塔」が美しい季節です。






 この三重塔は室町時代に建立されたもので 重要文化財にも指定されている名塔です。






 よく見てみると 塔の四隅の垂木のあたりに何か奇妙な物が・・・
これは「隅鬼」と呼ばれる彫刻品で ユーモラスな姿をしています。






 側面に廻ってみると 三重塔の初層部分が特別開扉され色鮮やかな内部壁画が拝観できました。




 境内に「シャクナゲ」が咲いていました。




 門前で売られている 地元の山菜等も楽しみの一つです。





 
 今回は本堂にも拝観し 住職さんから寺の歴史や仏像等の説明も受けることが出来良かったです。

 その後今回の目的物を探しに 周辺の山道を浄瑠璃寺に向かって散策しました。
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京都宇治の「花の寺」を訪れる!・・・三室戸寺

2025年05月04日 06時02分00秒 | お出かけ
 京都府宇治市で花の寺として有名な「三室戸寺」を訪れました。
当寺は 四季折々に花や紅葉が楽しめますが特に「つつじ」と「紫陽花」の名所です。

 ここが参道への入口です。




 この山門を潜って 本堂へと向かいます。




 本堂は江戸時代の建造物ですが 中々の風格です。




 当寺の狛犬は少し変わっており 勝運の「牛」と紹運の「兎」です。








 こちらは 本堂の前に鎮座する 体が蛇で頭が老人の「宇賀神」の像です。
他のお寺でも見かけることはありますが 希少な神様でこれだけ大きい像は珍しいですよ。




 花園の間に 美しい庭園も配置されています。






 趣ある「池泉回遊式庭園」と「石庭」はこんな感じです。






 境内には他にも 石塔や休息所も配置されています。
背景を入れて撮ると 良い感じです。





 
 三室戸寺は西国三十三ヶ所観音霊場十番の札所で 御詠歌にも詠まれた由緒あるお寺のようです。

 引き続き 丁度見頃を迎えた「つつじ」をたっぷりと紹介しますよ。
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旅気分が味わえます!・・・KITTE大阪 アンテナショップ

2025年04月16日 06時02分32秒 | お出かけ
 大阪くらしの今昔館を見学後 歩いて友人との待ち合わせ場所に向かいました。
途中にある いくつかの商店街を眺めるのも楽しいものです。




 約30分程で 目的のビルに到着しました。
そこは 大阪駅に直結したショッピングセンターで「KITTE大阪」と名付けられています。






 中に入ってみると 花吹雪が舞っているような飾りつけ等があり中々の美しさです。




 2Fには全国の「アンテナショップ」が集結し その地域の特産品を購入することが出来ます。




 一番人気があると思われるショップは「高知県」で 海産品を中心に土佐の名物が並んでいます。
友人も以前購入して美味しかったという「冷凍鰹タタキ」を再購入していました。




 こちらの「宮崎県」と「鹿児島県」のコーナーでは 鶏やさつまあげの他色々な種類の「焼酎」も沢山並んでいました。






 その地域のシンボルを看板にしたショップもあり 「広島県」では宮島厳島神社の大鳥居模型が中央に展示されています。




 こちらは出雲大社の大注連縄を展示した「島根県」のコーナーです。




 富山・石川・福井の「北陸三県」のショップもあります。
省略しますが 他にも多くのアンテナショップが入っており 選り取り見取りです。




 また KITTE大阪には地域毎の料理が食べられる飲食店や酒場も多く配置されており 今回は九州料理と焼酎 新潟の酒等を楽しみました。

 当KITTEは昨年7月にオープンしたのですが 旅行に行かなくても「旅気分」を味わうことが出来る楽しい場所ですよ。
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江戸の町家にタイムスリップ!・・・大阪くらしの今昔館

2025年04月14日 06時02分14秒 | お出かけ
 高校時代の友人と久し振りに出会うために大阪に出向きました。
その際 以前から気になっていた「大阪くらしの今昔館」を見学しました。

 ここは 江戸時代を中心とした大阪の「暮らし」から「まちづくり」をテーマにした歴史ミュージアムであり 地下鉄「天神橋筋六丁目」駅に直結しています。




 当ミュージアムはビルの8階から10階部分が展示フロアになっていますが まずは10階の展望フロアから下を見ると 江戸時代の町並みが一望できます。
人間国宝にも認定された落語家の桂米朝さんによる解説を聞きながら見学できますよ。




 すぐ下の9階には 「大坂町三丁目」と名付けられた江戸時代の町並みが実物大で再現されています。
ここでも音声ガイドが利用でき また町並みの所々に解説員の方が居られるので説明も受けられます。




 どの町家も忠実に再現されていますが その内のいくつかを紹介します。
最初は 海外から渡来の珍品が並ぶ「唐物屋」からです。


 

 続いては 古着から反物まで多彩な品揃えの「呉服屋」です。




 こちらは 書籍や役者絵等を扱う「本屋」のようです。
 



 「小間物屋」の店先には 化粧品や櫛・髪飾り等の装飾小物が並べられています。




 江戸時代の万能薬「ウルユス」を調整する「薬屋」の室内も展示されていました。




 路地でよく見られたと思われる「犬と神社」の風景もほのぼのとしますね。




 裏長屋らしく 共用井戸のある景観もこの時代の町家の特徴なのでしょうね。




 8階の展示室では明治の文明開化から大正・昭和へと続く「近代大阪」の街の変遷を ジオラマ等で観ることが出来ます。
浪速のシンボルと言える「通天閣」のある新世界周辺はこんな感じだったようです。




 こちらは 理髪師も客も笑顔の「床屋」の様子です。




 レトロ感溢れる「家庭用電気製品」も 色々展示されています。






 このミュージアムは初めて訪れましたが 200年前の大阪の町並みを自由に散策し 貴重な体験が出来ました。

 この後 友人との待ち合わせ場所である大阪駅近くのビルに向かいました。
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大和文華館で企画展を観賞!・・・春の訪れー梅と桜

2025年03月15日 06時03分48秒 | お出かけ

 奈良・学園前の「大和文華館」で この時期に相応しい春の特別企画展が開催中とのことで訪れました。
それは「春の訪れー梅と桜」と題した展覧会で 春の代表的な花である「梅と桜」に関連する絵画や工芸品が展示されています。

 

 入場門から色々な木々に囲まれた庭(文華苑)を進んで 展示会場である本館に到着しました。
建物は桃山時代の「海鼠壁」をイメージさせる外観で 歴史を感じさせる美しさです。

 

 展示会場に入ると 嬉しいことに写真撮影OKでした。
会場内には梅と桜に関連した多彩な作品が展示され 春の雰囲気を醸し出しています。

 

 まずは 掛け軸や屏風に描かれた絵画からです。

 

 こちらは 梅の描かれた大壺です。

 

 絵付け皿も 幾つか展示されていました。

 

 他には こんな工芸品も展示されています。

 

 この企画展は 梅と桜が盛りとなる3月1日~4月6日まで開催されますが・・・

 今年は花の開花が遅れていますので 開催期間中に桜は間に合うのでしょうか?

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平城宮の文化財発掘調査成果に触れる!・・・平城宮跡資料館

2025年03月07日 06時02分53秒 | お出かけ

 岩手県大船渡市で長期間続く大規模山林火災 待望の雨が降ったことで漸く収まってきたようです。
何とか このまま完全鎮火してほしいものです。


 平城宮跡では 奈良文化財研究所による継続的な遺跡の「発掘調査」が行われています。
この時期 その成果を発表する「UnEarth2025」という企画展が「平城宮跡資料館」で開催中とのことで出向いてみました。

 

 まずは資料館の紹介ですが 平城京時代の衣装をはじめ 役所や宮殿内部の様子は常設展示されています。

 

 また これまでの発掘調査で出土した木材や土器等も 多数展示されています。

 

 こちらは 色々な古代瓦です。

 

 発掘調査は期間を区切って実施されていますが その中で新たに発見された遺跡も多数あるようです。

 

 平城宮跡は 国立文化財機構である奈良文化研究所が 1959年から毎年継続的に発掘調査されているとのことです。

 そしてその成果を総合的に分かりやすく展示している場所が ここ平城宮跡資料館で 中々見応えがありますよ。

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平城宮跡で企画展を見学!・・・植物画展 万葉衣装展

2025年02月07日 06時04分56秒 | お出かけ

 平城宮いざない館では 様々な「企画展」が順次開催されています。
調べてみると今は 「植物画展」と「万葉衣装展」が開催中とのことで出向いてみました。

 植物画展は「山中麻須美」氏の作品を紹介したものですが この方は世界で最も有名な植物園と言われているイギリスの「キュー王立植物園」で日本人として初めての公認植物画家だそうです。

 

 今回の展示会では 春日大社「萬葉植物園」の草木花を描かれた作品を中心に紹介されています。

 

 山中氏は奈良県出身で 平城宮跡で定期的に植物画教室を開き指導されているそうで 繊細な植物画を描かれます。

 

 また いざない館中央廊下では「万葉衣装展」が開催され 天平の様々な衣装が展示されていました。

 

 こちらは 聖武天皇と光明皇后の衣装です。

 

 平城宮跡は野鳥の宝庫と言われていますが 宮跡内で目撃された鳥の写真と鳥模型も展示されていました。

 

 珍しい鳥も含めて 結構多くの種類が滞留もしくは飛来してくるのですね。

 

 今回の各種展示も バラエティ豊かで中々良かったです。

 植物画家の山中氏は 時々ここでトークイベント等も開催されているようですので 案内を見逃さずに いつか参加してみたいと思います。

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精華大通りの冬景色!・・・メタセコイア並木 けいはんな記念公園

2025年02月03日 06時02分04秒 | お出かけ

 精華大通りの「メタセコイア並木」の冬景色を確認すべく出向きました。
予想通り 葉が全て落ちて骨格状態になっていましたが この景観も中々趣があります。

 

 メタセコイア並木が続く大通り沿いは学研都市で 大企業の研究棟等が多く見られます。

 

 次に「けいはんな記念公園」も覗いてみましたが・・・
望み薄ながら残っているのを期待していたモチバナは既に撤去され 水景園の水も抜かれ工事中で 少しガッカリの景観でした。

 

 変わらないのは 紅葉谷の巨石群です。

 

 この時期は花もほとんど見られず寂しい景色の中に 何とか「サザンカ」と蕾の「アセビ?」のみ見つかりました。

 

 谷あいの小川の「ガマの穂」も 綿毛が噴出した状態です。

 

 芝生広場の樹木には 正月の残骸としてあちこちに凧が引っかかっていました。

 けいはんな記念公園は若干思惑外れでしたが メタセコイア並木は期待通りの景観で良かったです。

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