ハイキング仲間との月例会 今月は久しぶりに近畿日本鉄道主催のフリーハイキング企画に便乗!
コースとしては 京都駅を起点に「東福寺と天皇ゆかりのお寺泉涌寺探訪」ということでした。
最初の目的地は 南北120mの長大なお堂内に柱間が33もあることから名付けられた「三十三間堂」でした。
次に訪れたのは 真言宗智山派総本山の「智積院」で 金堂前では何やら記念イベントの準備中でした。
このお寺には 「弘法大師空海ご誕生1250年」を記念して建立され 先月開館したばかりの宝物館がありました。
内部には 楽しみにしていた有名な長谷川等伯一門による国宝障壁画が常時公開されており 早速入場して観賞することに・・・
館内では撮影不可ですが 壁画の一部はこんな感じで 上が息子の久蔵 下が等伯自身の作ですが いずれも迫力満点の大作でした。
その後 東大路通りを南に歩き 泉涌寺に向かいました。
通り沿いの「今熊野神社」には「影向の大樟」と呼ばれるクスノキがあり 900年と言う老木でも元気で成長し続けているそうです。
観音寺近くで昼食休憩を取ってから「泉涌寺(せんにゅうじ)」の大門に到着しました。
ここは 皇室の菩提寺として御寺(みてら)と呼ばれ 鎌倉時代から江戸時代にかけての多くの天皇陵が有ります。
高い位置に建つ大門から「降り参道」をおりると 正面に「仏殿」と「舎利殿」が現れます。
これは 歴代天皇の御位牌をお祀りした非公開の「霊明殿」唐門です。
こちらは 皇族が御休息される「御座所」で 錦秋の頃が特に美しい庭園があるそうです。
その後 山道や町家をのんびりと歩いて 本日の最後の目的地に向かいました。
それは 紅葉で有名な「東福寺」ですが 今は青モミジが美しい時期です。
こちらが お寺内の回廊の入口で 紅葉の時期には混雑し立ち止まりは禁止されています。
こちらは「方丈」で 建物の四方には「八相の庭」と名付けられた美しい庭園が配されています。
庭はこんな感じのようです。
こちらは「禅堂」です。
仕上げは 京都駅まで戻り いつものように近くの居酒屋で懇親会!
この日は 午後から雨の予報でしたが降り出しが遅れ ハイキング中は何とか濡れずにラッキーでした。
久し振りの京都歩き 充実していました。