久々の室生寺 折角の機会なので五重塔の先の「奥之院」まで行ってみることにしました。
杉の大木が林立する中の石段を登っていくと・・・
ゆっくり歩いて約30分で 標高443mの奥之院に到着しました。
御堂の裏手には 奇妙な岩山と石塔が・・・
また 弘法大使が詠まれたとされる歌碑も設置されていました。
たとえ 体は高野山に居ても 心は室生に有る との意味のようです。
奥之院まで行ったご褒美は 道中で見られた山野草です。
まずは「マムシグサ(テナンショウ)」ですが ユニークな姿が石段脇に数多く登場しました。
続いては「ホウチャクソウ」です。
こちらは「ミヤマキケマン」のようです。
花は咲いていませんが「カンアオイ」も・・・
そして 可憐な「クリンソウ」も 見つかりました。
これだけ山野草が生息していることから やはり相当涼しいのでしょうね。
最後に 室生寺に向かう参道通りには 草餅の店や歴史を感じさせる店舗が並んでいます。
今回のうん十年ぶりの室生寺参詣で かすかな記憶に基づく当寺に関する先入観が一掃されました。
花 景観 雰囲気等 全てが奈良の名刹寺として相応しく 今後は訪問頻度が上がりそうです。