おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

室生の里を歩く!・・・大野寺 室生ダム

2024年07月19日 06時14分03秒 | ハイキング

 サークル仲間との月例ハイキング 今月は宇陀市の「室生の里」を歩きました。
ここは今回の幹事さんの故郷で 子供の頃に遊び場になっていた場所(旧室生村)を巡るという企画でした。

 近鉄「室生口大野駅」に集合しハイキングをスタートしました。

 

 まずは 駅からも見えているすぐ近くの神社を参拝しました。
ここは「海神社」と言い 海の無い当地には相応しくない名に思えますが 龍神を祀り水神である海神が尊ばれたからとも考えられています。

 

 次に訪れたのは 枝垂れ桜の古木で有名な「大野寺」でした。
このお寺は 室生寺の西の大門と定められ 本尊の弥勒菩薩から弥勒菩薩寺と呼ばれていたものが 地名から大野寺と称されたものです。

 

 

 境内はこんな感じで 庭園は剪定等が行き届きよく整備されています。

 

 また前を流れる宇陀川の対岸には 岩盤に高さ13.8mの凹みを切り込みそこに「弥勒菩薩」が線刻されています。

 

 しかしながら 彫刻されてから800年以上の年月が経ち 線が薄くなってきていますが 拡大するとこのようなお姿です。。

 

 また近くの別の岩盤には 見ると幸運が訪れるという「摩崖仏大黒天」も立体的に彫刻されています。

 

 続いて 川の景色を眺めながらのんびりと上流へと歩き ダム湖に向かいました。

 

  傾斜面を少し登ると「室生ダム」に到着しました。

 

 前日までの雨で ダム湖の水嵩が増しており 結構な量の水が勢いよく放水されていました。

 

 その後ダム湖畔を歩き 本日のメインである宇陀市の秘境渓谷へと向かいました。

 その様子は 引き続き報告します。 

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草原にバチのようなキノコが!・・・マントカラカサタケ

2024年07月17日 06時23分05秒 | 日記

 雨の多いこの時期には 散歩中に名前も分からない奇妙な「キノコ」を目にすることが多くなってきました。
先日も山沿いの草原に 何やら「木魚のバチ」もしくは「握りつきの杖」のような形の 背丈30cm程のキノコがニョキニョキと・・・

 

 何と言うキノコなのでしょうか?
こんなときは グーグルレンズでとスマホをと取り出し検索して見ると どうやら「マントカラカサタケ」の傘が開く前の状態のようでした。
 傘が開くと普通のキノコに見えるのでしょうが この段階では奇抜な形をしていますね。

 

 他にも様々な種類が あちこちに見られます。

 

 見るからに毒々しい こんなキノコも・・・

 

 群がっている大きなキノコも 何とも怪しい形をしています。

 

 毎年の現象ではありますが ここしばらくは散歩の度にみられる光景です。

 尚 バチのような形のキノコの傘が開いた状態を確認すべく 後日行ってみると残念ながら既に消失していました。

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蒸し暑い中 富貴蘭が涼し気に!・・・フウラン モナルダ

2024年07月15日 06時09分01秒 | 

 信州旅行から帰ってくると 我家の庭にも夏花が数種類咲いているではないですか。
信州の華やかな庭園に比べるまでもなく 地味な小さい庭ではありますが 私の好きなあの花も慎ましく咲いています。

 それは毎年楽しみにしている「富貴蘭(フウラン)」で この花を目にすると蒸し暑い中でもちょっぴり涼しく感じられます。

 

 少し先に咲く「セッコク」は今年はイマイチだったのですが より繊細なこの花が無事に咲いてくれたので良かったです。

 

 そしてこちらは「モナルダ」ですが こちらも涼し気な花です。 

 

 葉の色も素敵な夏の花「カンナ」も 大きな花を咲かせてきました。

 

 まだ花数は少ないのですが 「チコリ」も可憐な青い花を付けてきました。

 

 他にも 斑入りの「ギボウシ」や・・・

 

 「アスチルベ」や「ラベンダー」も 咲いています。

 

 多くの観光客が集まる広大かつ豪華な庭園も良いのですが 我家の見慣れた小庭も やはり落ち着きます。

 毎年の繰り返しですが その花の開花時期が近づくと そろそろかなと期待し楽しんでいます。

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信州の食と庭園巡り旅ー7!・・・小諸ワイナリー

2024年07月13日 06時04分28秒 | お出かけ

 信州旅行の締めは 楽しみにしていたワイナリー見学でした。
訪問したのは 1973年に開設された千曲川ワインバレーのパイオニアである「マンズワイン小諸ワイナリー」です。

 

 まずは スパークリングワインを試飲しながら ワイン製造工程の映像と説明を受けてからワイナリー内を見学!

 

 ワイン製造に使われる 様々な器具も展示されています。

 

2階のテラスでは プレミアムワインのテイスティングをすることが出来ます。

 

 赤ワイン用ブドウとしては メルローやピノ・ノワール等もありますが 一番好きなカルベネ・ソーヴィニヨンのワインを注文しました。
さすがプレミアムワインだけあって 芳醇で美味しいワインでした。

 

 テラスからは すぐ前のブドウ畑が見下ろせます。

 

 また 畑手前の草原を動く奇妙な物を見つけました。
どうやら 草刈りロボットのようです。

 

 周辺にはブドウ畑が多く こちらはバスの車窓から眺めたもので 畑が一面に広がっていました。

 

 更にこのワイナリーには 約3千坪の日本庭園「万酔園」があり 名前もワイン工場にピッタリですね。

 

 園内には 石庭も配置され よく手入れされた美しい庭園があります。

 

 こちらは 日本屈指の樹齢100余年という「善光寺ぶどう原木」とのことです。

 

 また園内通路に配置された「ぶどう文様の敷石」は きめの細かい愛知県の三州瓦に手彫りで装飾が施されたもので趣があります。

 

 このワイナリー ワイン良し 眺め良し 庭良しで大満足!

 また今回の旅行では 梅雨時にもかかわらず3日間とも雨なしという幸運に恵まれ 超ラッキーでした。

 更に梅雨を敬遠されたのか ツアー参加者が5名のみで30人乗りバスはどこに座ってもOK 添乗員さんの説明も丁寧でこれも良かった。

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信州の食と庭園巡り旅ー6!・・・フレンチ 信州そば

2024年07月11日 06時04分54秒 | お出かけ

 庭園巡りに続いては この旅行の目的の一つである「食」に関する報告です。

 2日目のランチは 食の音羽といわれる「旧軽井沢ホテル音羽の森」でのフレンチコースでした。
ここは 創業当時のままのクラシカルなフレンチレストランで 店内から庭の景色を眺めながら食事することが出来ます。

 

 メニューとして スープは「人参のクリームスープ」でした。

 

 続いては「スズキのポワレ」で 信州赤ワインと共にいただきました。

 

 メインは「信州福味鶏のロースト」で 信州野菜が添えられています。
信州の食材中心のフレンチというフレコミでしたが 残念ながら信州ワイン以外はさほど信州を意識することは出来ませんでした。

 

 デザートは「チョコレートムースとオレンジリキュールのゼリー」でした。

 

 レストランの周りも良い雰囲気です。

 

 結婚式も行われるようで 敷地内に「チャペル」も建っており 内部には美しいステンドグラスも配されています。。

 

 続いて3日目の昼食は 「信州そばの草笛」小諸本店の名物料理をいただきました。
草笛は400年の歴史を有する信州そばの名店で そばの自家栽培にも取り組まれています。

 

 提供されたのは 当店の名物「くるみそばとおはぎの昼食」でした。
くるみを練ってペースト状にしたものを 蕎麦つゆに混ぜていただくという食べ方です。

 

 こちらはおはぎですが 甘く味付けしたご飯にクルミ粉と黒ゴマをまぶしたもので アンコの苦手な私でも美味しくいただけました。

 

 この昼食は コシの強い信州蕎麦を珍しいクルミ風味で味わうことが出来大満足でした。
お店は 小諸なる古城のほとり・・・ で知られる名勝・懐古園のすぐ横にあり 景観も中々のものです。

 

 また店の前には かって佐久鉄道で運行されていたSLが展示されていました。

 

 ホテル音羽の森も良い雰囲気のレストランでしたが 食材としては草笛の蕎麦が信州らしさを感じられて より良かったです。

 その後 楽しみにしていた信州ワインのワイナリーに向かいました。

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信州の食と庭園巡り旅ー5!・・・軽井沢タリアセン

2024年07月09日 06時38分06秒 | 

 3日目に訪れたのは 今回の旅の最後の庭園「軽井沢タリアセン」でした。
ここの中心は 雄大な浅間山を望む塩沢湖で 湖の周りにローズガーデンや 美術館 旧別荘等の文化的建造物が配されています。

 

 最初に向かったのは「イングリッシュローズガーデン」エリアで 多彩なバラが見られました。

 

 周りの小屋風の建物も バラ庭によく調和しています。

 

 またこのエリアには 何種類かの山野草も咲いていました。
まずは「ヤマブキショウマ」でしょうか。

 

 こちらの可愛い花は「ウメガサソウ」です。
これまで目にすることが無く 県によっては絶滅危惧種に指定されている珍しい植物です。

 

 次に 湖の周りを歩いてみましたが 一周約900mの散策路となっています。

 

 湖の畔に建つこの建物は 昭和6年にW・Mヴォーリズの設計で建設された「睡鳩荘」で 軽井沢の別荘として使用されていたそうです。

 

 内部の造りや調度品も 軽井沢別荘建築の中でも最上質と評価されているとのことです。。

 

 こちらの庭園は 雄大な自然の中に文化的遺産が調和し 中々素晴らしいものでした。

 庭園名のタリアセンとは 6世紀頃のウエールズの伝説的吟遊詩人の名前で 彼は預言者でもあり優れた能力を有していたそうです。

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信州の食と庭園巡り旅ー4!・・・中之条ガーデンズ

2024年07月07日 06時06分34秒 | 

 2番目の庭園としては 長野県から群馬県に移動して「中之条ガーデンズ」を訪ねました。
ここは国会議員の小渕優子氏の地元で 町のスローガンは「花と湯の町なかのじょう」だそうです。 

 

 園内は 様々なエリアに区分けられていますが 入場するとすぐにヨーロッパを連想される幾何学模様の庭が!
これは「ノットガーデン」と名付けられた庭で 紐の結び目のように植栽されています。

 

 その横にはアジサイ花壇があり 池に映り込んだ景観が良い感じです。

 

 その先には渦巻き状に植栽された「スパイラルガーデン」が広がっています。

 

 この立体的な庭の主役は 花の庭園には珍しい「麦」なのです。

 

 続いては 著名なバラ育苗家の手による「ローズガーデン」へと進みました。
ここは 趣向の異なる7つのセクションに約400種のバラが植え込まれているそうです。

 

 赤い庭 黄色い庭等 同色系の種類毎に植え込まれた設計が美しい!

 

 こちらも 有名なガーデンデザイナーによる構造物で 水鏡と額縁効果を狙ったものでしょうか?

 

 ローズガーデンエリアではありますが バラ以外の景観も中々素敵です。

 

 「ナチュラルガーデン」エリアには 広大な敷地内に多くの宿根草が自然環境と良く調和して植え込まれています。

 

 先日我家の近くで遭遇したネギ坊主のような「アリウム」も ここでは色々な種類が見られました。

 

 この庭園には 他にも「ふる里の里山」や「町民花壇」等もあり また「花桃の丘」では4月頃1000本の花桃が一面に咲くようです。

 中之条ガーデンズは さすがに町の看板として庭造りに取り込まれていることがうかがえる庭でした。

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信州の食と庭園巡り旅ー3!・・・軽井沢レイクガーデン

2024年07月05日 06時37分09秒 | 

 旅行2日目は 軽井沢周辺の有名な庭園巡りでした。
まず最初に訪れたのが「軽井沢レイクガーデン」で この時期は1万坪の敷地内に美しく配置されたバラと宿根草が楽しめます。

 こちらの入場門から庭園に入ります。

 

 この庭園は名前の通り 湖の周りに8つのエリアを有する広大なナチュラルガーデンで多彩な花々と美しい景観が出迎えてくれます。

 

 この時期の中心であるバラの花も見頃で 園内のいたるところに美しく咲き誇っていました。

 

 ブルーのキャットミントとのコラボも素敵です。

 

 緑の中に効果的な造形物を配した 花の小道も素晴らしい!

 

 水辺に吹く爽やかな風で 快適な園内散策ができます。

 

 水面に咲く花や 畔にある建物との景観も良い感じです。

 

 このガーデンは軽井沢のほぼ中心部にあり 軽井沢高原のイメージによくマッチした庭園と思われました。

 また 湖の爽やかな風と 木々に囲まれた散策路のお陰で 夏場でも快適に見学が出来そうです。

 庭園巡りはまだまだ続きますが 最初から見所たっぷりのガーデンで この先の期待が高まりました。

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信州の食と庭園巡り旅ー2!・・・ホテルグリーンプラザ軽井沢 マタタビ

2024年07月03日 06時08分18秒 | お出かけ

 今回の旅行で2日間連泊するホテルは 奥軽井沢の大自然に囲まれたリゾートホテルでした。
それは「ホテルグルーンプラザ軽井沢」で 軽井沢という名が付いていますが 長野県ではなく群馬県の嬬恋村になります。

 巨大なホテルですが メイン館の入口はこんな感じです。

 

 100万平方mもの巨大敷地内には 「軽井沢おもちゃ王国」等のテーマパークや ゴルフ場 テニスコート等が備わるリゾート地です。

 

 ホテルの周りは森に囲まれ 早朝に歩いてみると色々な小鳥の囀りが聞こえてきます。
これは「妖精たちの森」と呼ばれるエリアで 季節により多くの山野草等が見られるようです。

 

 ワンちゃん用のホテルも 準備されています。

 

 奥軽井沢温泉ですので メイン館の入口側には足湯の小屋も有ります。

 

 宿泊した建物の裏口も 良い感じです。

 

 夕暮れ時からは 庭にイルミネーションが灯ります。

 

 施設以外には バスで移動中の車窓からは「浅間山」が見え隠れし かなり近いようです。

 

 またバス移動中の林の中に なにやら見慣れない木が沢山見られました。
それは 葉の色が半分白い木で 関西ではあまり見かけません。

 

 バス走行中には上手く写真に撮ることが出来ませんでしたが これは別の場所で歩行中に撮ったものです。
添乗員さんの説明では この木は猫が酔っぱらうと言われる「マタタビ」だそうです。

 

 マタタビは水辺に咲くハンゲショウと同じく この時期だけ葉の半分が白くなり その後緑色に戻るそうです。

 調べてみると日本全国に自生するようですが 関西では山歩き中も中々目にすることがなかったので 新鮮な出会いでした。

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信州の食と庭園巡り旅ー1!・・・観光列車ろくもん

2024年07月01日 06時04分56秒 | お出かけ

 旅行会社のテーマ旅企画で 信州を旅行しました。
信州の食を楽しみながら 軽井沢周辺の花のガーデンを巡るという旅でしたが 妻は庭園 私は蕎麦と信州ワインに惹かれての参加でした。

 1日目は 京都からサンダーバードで敦賀まで そこから北陸新幹線に乗り継ぎ長野に到着しました。

 

長野駅構内には 日本有数の画家で 長野県にも970余点を収納する美術館がある「東山魁夷」の巨大画(静瑛)が掲示されていました。

 

 そして初日のメインである しなの鉄道観光列車「ろくもん」で軽井沢へと向かいました。
この列車は 車窓から信州の景色をな眺めながら車内で信州の食材を使った食事を楽しむというプランが売り物になっています。

 

 提供された食事は 創作和食料理のコースで 地産料理や甘味等をいただきました。

 

 車内の様子は こんな感じになっています。

 

 すだれ風のブラインドも 良い雰囲気を醸し出しています。

 

 途中には車窓一杯に広がる 標高2,568mの活火山「浅間山」の壮観な姿が眺められます。

 

 この列車では 途中の駅で提供される様々なサービスが楽しみの一つになっています。
長野駅では出発時に「ほら貝」が演奏され 小諸駅では「信州ワイン」を試飲することが出来ます。

 

 2時間余りの乗車で 終点の「軽井沢」駅に到着しました。

 

 「ろくもん」という列車名は 地元ゆかりの戦国武将 真田一族の旗印である六文銭に由来しているそうです。

 また車体の色目は 真田幸村が身に着けていた甲冑「赤備え」をイメージした濃い赤色になっています。

 滅多に経験できない列車旅の後 チャーターバスで宿泊先である奥軽井沢のホテルに向かい 旅の初日を終えました。

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