お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

枯れてきてしまった植物たち(T_T)。

2020-05-03 16:47:39 | Weblog

お父さんは雑だったけど、植物を育てるの、意外とうまかったなあ‥。

と、つくづく思ったのは、窓際に置いた植物群に水をやろうとした時だった。

「‥むむ、枯れている(それか、しおれている)。」

それが何ヶ月か前で、それからなるべく忘れないようにして、水をあげているのだが、どんどん元気がなくなっていく。

春なのに‥。

 

あまり元気に外に出歩けなくなった頃、お父さんはまず外にいろいろな野菜を植え、外にもでるのが大変になったら、

今度は家の中でいろいろ育て始めた。

プチトマト、ネギ、小ねぎ(ネギは好きだったねえ)、とうがらし、みかんなど、食べた後タネがでるものいろいろ。

せっせと埋めては、育っていくのを見て喜んでいた。

リビング泥だらけだったけど

土なんか買わずに、うちの見るからに栄養がなさそうな土を使っていたけど、生ゴミとか卵のカラとか、マメに埋めていた。

中途半端に埋めるからコバエが出てたいへんだったけど

 

まあその甲斐あったのか、育たないのもあったけれど、結構勢いよく育った植物も多かった。

お母さんが生きている頃からずっと育てていたシャコバサボテンも、もう亡くなって30年近く経つのに、

葉っぱがペラペラになりながらも、毎年たくさんの花を咲かしてくれていた。

毎年、それをみながらお父さんと

「えらいなあ、ろくに手入れもしないのに、今年もこんなに咲いてくれて」

と感動していたものだった。

 

それが気がつくと、植物たち、ほとんど枯れている。

ずーっと頑張ってくれていたシャコバサボテンまで瀕死状態。

元気だった唐辛子も葉っぱの先が枯れかけていて、ろくに実ががなっていない。

お父さんとともに植物たちも旅立っていく。さびしい

‥というか、要するに私が下手なんだね、育てるの。

ごめんよ、植物たち

天国で、お父さんとお母さんの周りで咲き誇っておくれ

 


ガーゼ洗いの次はマスク洗い。

2020-05-03 16:32:02 | Weblog

お父さんはいま思ってもしょっちゅう怪我をしていた。

それはもう、やっと傷が治ったと思ったら即、次の傷をつくるという

「いやがらせか!」と思うくらい傷の絶えない日々。

それは、ステロイドなどのせいで、皮膚がとても薄くなっていて、少しぶつけたりこすったりしただけでも傷になってしまう、という理由もあったけれど、だいたい、無理に出かけたり登ったりして、転んだ、落ちた、というのも多かった。

そんな調子で、包帯とガーゼの消費がハンパない。使い捨てだとお金が大変、と思った私は、よほど血や泥で汚れていない限り、洗って再利用していたのだった。そして、干したガーゼや包帯はまだ片付けられないでいた。

そして最近は、コロナの影響で使い捨てのマスクが足りない。私は洗って干すようになった。

そして思った。「この感じ、なつかしい‥」

マスクは小さいので、長い包帯を洗って干すよりよほど簡単。私もマメになったなあ

片付けられなかったガーゼや包帯をたたんで、代わりにマスクを干しました。