お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

そうは言っても。

2007-06-11 23:25:48 | Weblog
お父さんは病気を知って以来、落ち込みながらも、出かけます。
もともと出歩くのが好きなので、かなり憂鬱になっていてもやっぱり出かけます。


今お父さんは、血管がつまらないように、血がかたまりにくくなる薬を飲んでいます。
それはいいのですが、反面、とても出血しやすい状態になっているのです。
薬を飲み始めたらさっそく両腕に紫斑という内出血がみられました。
お父さんには少し強い薬のようです。

なので、
「くれぐれも重いもの持っちゃだめですよ。」
と言われているのに、
「出かけるぞー。」
と言う手には重いカセットデッキが握られている。
「おみやげ買ってきたぞ~」
と言う手には重ーい大きなスチール製の電気スタンドが握られている・・。

もう私は気が気じゃありません。
その度に
「重いものは持たないで~!!」
と止めている私ですが、四六時中見張るわけにもいかず、困っています。

管理しなきゃいけないのはわかっているけど、あんまり口うるさく言ったら、また元気なくしてしまうしなあ。
だいたい、今まで自由にやってきたから、私の言うことなんて聞きゃーしません。

最近いつも悩んでいます。
いろいろ言って制限すれば少しは長生きするかもしれないけど、生気をなくしたお父さんも見るのがつらい。
本人はしたいこともできずに長生きしてもあんまりうれしくないだろう。
やっぱり好きなようにやらしていたほうがいいのかもしれない。
長生きして欲しいっていうのは、私の勝手かもしれないなあ、と。




・・でも、長生きして欲しいけど。