ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

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アスベスト

2009-11-12 07:26:07 | 近況ニュース
アスベストについての連絡があり、何がいけないのか?処理方法など何処にどのようにしたら良いか?の質問がありました。

アスベスト曝露により、悪性胸膜中皮腫と診断された方が全国には非常に多いことは分かっています。
国土交通省の調べでは、アスベスト調査対象民間建築物が、全国に280万棟あると発表され、文部科学省の調べでは、幼稚園から大学までの施設が3876機関が21年3月時点で調査末完了であると発表しています。
アスベストは、現在国内において建設物に使用されているものが約4000万tあり、工場や倉庫、ビル、一般住宅まで幅広く使用されているが、そこを使用している人が知らない方が多いのも現状です。
政府の発表では、2015年より国際会計基準を導入することになり、2010年4月に資産除去責務・環境責務が義務化され、2011年3月期には共生適用となります。内容は、アスベスト、土壌汚染、PCBの診断費・除去費の計上です。

実際にアスベスト除去については、その除去をする作業において許可を受けた業者にしか施工できません。また作業する作業者も講習を受けたものでないと実施できないようになっています。そのような許可を受けた業者は、各都道府県庁に問い合わせをすると教えてくれます。
実際に無許可で、アスベストの上に塗料を散布したりしている小規模な個人業者さんがいるようですが、施工するに当たり、曝露し飛散することで、近隣のかたに被害を与える場合がありますので、絶対に行わないようにしてもらいたい物です。
かってな判断で、皆さんにご迷惑を掛けないようにしてもらいたいですね。

アスベストが導入されて、平成の初期くらいまで使用されていました。アスベストを造り上げた○○○の国では、被害が発表され使用禁止になりましたが、日本では、何年も経たないと使用禁止にならないのが現状です。
他の国が使用禁止になってから5年以上は掛かるのもおかしな体制ですね。
遅い物だと10年近く掛かるのは、いかがな物か?
民主党の方にこの体制も改善してもらいたい物ですね。


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