ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

CEC

2012-02-08 23:13:38 | 農業

今日は、晴れてはいましたが、時より雪が舞っていました。

風に乗ってが・・

今夜から、明日にかけて、雪が降るという、天気予報。

しかし、今 空を見ると星空が

北陸など日本海側では、雪が降っている所があるようです。

凍結による事故が、多発しているようなので、皆さんも十分気を付けて下さい。

運転で・・

 

畑の土作りをしたいのですが、もう少し先になりそうですね。

土作りが基本。

その基本となることが、CECを上げること

今日、「CECとはなんですか?」という質問がありました。

CEC=陽イオン交換容量 のことです。

陽イオン交換容量とはなんでしょうか?と又々質問です。

土壌中に、保持できる陽イオンの量のことです。

陽イオンとは、そのまま陽のイオン、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどなど

それが、どういうことなのか・・・

土壌中に、陽イオンを引きつけておく力があるということを指します。つまり、肥料などのミネラルを土壌中で保持できると

いうこととなる。補肥力があるということですね。

つまり、CECが低いと肥料をあげても、土壌中に残らず、地下に流れていってしまう事となります。

今の農業で、問題になっている地下水への硝酸態窒素の汚染は、このCECが低いことも言えるでしょう。

CECが高いと土壌中に、いつまでも保持できるので、硝酸態窒素も地下水に流れ込むことが、なくなってきます。そして、CECが低いので過剰にNPKを与えてしまう。

悪循環の繰り返しです。

通常の畑の土では、このCECが15~30位です。

ナサラ腐植は、70以上

この腐植を畑に散布し、18Gやミネラル81を散布することで、50以上に変わっていきます。

だからこそ、肥料も微量で良くなります。

土が出来上がってくると枯れ草などの植物残渣を腐蝕させ、腐植として畑に戻すことで、肥料の変わりとなり、無肥料で出来るようになります。

収穫したミネラル分は、畑から持ち出すこととなりますので、その分ミネラルを戻さないと循環になりません。

ここが基本ですね。

自然農法といい、草だらけのなかで放置している状態で、収穫だけはしていると土壌のミネラルは減っていきます。自然循環とは、違うので、自然とは言えないですね。

奪った分は、戻さないとね。

 

 

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