たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「ウラシマソウ」(浦島草)

2018年04月14日 | 写真

千葉県佐倉市DIC川村記念美術館林間散策道にて(2018.4.12撮影) 

 

 「ウラシマソウ(浦島草)」:サトイモ科 テンナンショウ属の山野草(球根植物)。別名「ヘビグサ(蛇草)」。本州・四国を中心に九州や北海道の一部にも分布する。湿気のある山地や人里近い林の中などでもよく見られる。花弁状の「苞」の中から花軸が50cm前後もの長いひものように伸びて垂れ下がる。この長い糸状のものを浦島太郎の釣竿に見立てて「浦島草」と名づけられた。「蛇草」という別名は文字通り蛇が鎌首をたてている姿を思わせることからつけられたもので、たしかに思わずぎょっとするような不気味な姿をしている。新芽、球根、真紅の実は強い毒を含んでいるので注意を要する。

 「マムシグサ(蝮草)」は同じ仲間で姿は似ているが、この長い糸状の花軸がないのですぐ見分けがつく。


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