内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

人、人と会う、そこに言葉の花が咲く。そして、その花がまた人と人を繋ぐ種となる ― 夏休み日記(27)

2017-08-12 22:53:52 | 雑感

 昨晩は、午後十一時半少し前に妹夫婦が暮らす元実家に戻りました。北海道滞在中は毎日外出してけっこう歩いたので、さすがに少し疲れを覚え、今朝は普段より遅めの八時少し前に起床しました。
 遅めの朝ご飯から昼ご飯にかけて、妹夫婦と私の三人にとって長年の友人である旭川の夫婦のことをめぐって話に花が咲きました。二人と話しながら、東京で、あるいは旭川で、妹夫婦が彼らと再会できることを心から願わずにはいられませんでした。
 昨年末から今年初めに一時帰国したときもつくづく思ったことですが、誰にとっても残されている時間は限られているから、会いたい人には会えるときに会っておきたい。その思い一つから今回の北海道旅行も計画しました。
 行ってほんとうによかったと思っています。それとともに、これからは自分だけが会いたい人に会いに行くだけではでなく、会いたい人と会いたい人とを繋ぐ機会、さらには、ちょっと欲張りですが、会ったらばそこから何か始まりそうな未知の人同士が出会う場所を作りたいとも思うようになりました。
 来年四月からサヴァティカルでストラスブールに一年間いらっしゃる先生とそのお嬢さんとの今晩の会食もそんな機会を作るための一つのきっかけになるような予感がしています。