オンデマンド放送

静岡市のE市議と久しぶりに顔を合わせる。
「もう総括質問の原稿は上がったかね？」
『質問も終わりましたよ。』
「残念、今回は見に行こうと思っていたのに・・・」

しばらくすると『どうぞ見てください。』とPC画面を指す。
E市議の質問風景が動画で見れる。
今年６月からインターネット中継を始めて、その記録がいつでも見れるようになったという。
これで議会傍聴しなくとも、議員活動の一部がみえるようになる。
仮にテレビ中継しても仕事中では見ることはできない。
「オンデマンド」という便利なものがこれほどまで身近に使われるようになってきた。

しかしE市議に限らず、原稿読みの質問はいただけない。
時には、打々発止の迫力ある対面式議会風景を期待したい。
観客を惹きつけておける時間は３分間が限度である。
質問３分、答弁３分のリズム感で議論が進めば放送をみていても飽きない。

技術の進歩とともに、議会改革が進めば有権者の意識も変わり、政治の世界ももう少し魅力が増し、面白くなるかもしれない。

「静岡市議会」や「静岡県議会」、時々は他県のそれもオンデマンドで覗いてみよう。