南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

1月、2月、そして3月が去り…

2013-03-31 18:00:11 | Weblog
1月は行(い)き、2月は逃(に)げて、3月も去(さ)っていきます。
4月からは町内会班長の役目も回ってきますから、始終(しじゅう)忙しくなりそうです。

さっそく7日に予定している防火訓練の連絡に各家を回りました。
昨年一人暮らしの老人が亡くなり、1軒空き家となったので11軒の小さな班です。
こうして近所の家をひとつひとつ回ったのは久しぶりでした。

年寄りばかりの家庭ですから、大きな声で話をしないと伝わりません。
子どものいる家は1軒だけ、口に上る話題もローカルだらけですが、これがなかなか面白い…。
「最近、ここいら辺にも不信な男が来ているようだから、気をつけろよ」
(へえー、そうですか)
「鉄ものとみれば、何でも盗む奴もいる。
下の方では、水路に掛けてあった鉄橋を全部持っていかれたそうだ」
(そりゃ、ひどいですね)

そんな田舎ですが、どこかほっこりさせられもします。
みな貧乏ですが、貰い物や、旬のものの“おすそ分け”は盛んです。
昔からの風習ですが、日本人らしくていいですね。