南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

連合未来塾2期生発進

2013-03-23 22:48:53 | ユニオン
連合未来塾2期生のオリエンテーションが持たれました。
来月から1泊2日の合宿研修が始まります。

この未来塾にかける私の思いについて聞いてください。

単組委員長時代、JAM静岡委員長時代、そして現在の連合静岡会長時代、私には実に多くの出会いがありました。
私を育ててくれたのもそうした出会いですし、幸福感や充実感もそこからいただいたようなものです。
その出会いは単組よりも産別、産別よりも連合と当然ながら広がっていきました。

人と出会うのも出会いですが、様々な活動や運動との出会いも出会いです。
新しい出会いが起こるたびに、自分自身の至らなさに気づかされます。
その度に若いときにもっと勉強しておけばよかったと反省するのですが、残念ながら若い時には分からなかったんですね。
だからこそ遅ればせながら今、一生懸命勉強の機会をみつけて励んでいるつもりです。

こういった私自身の反省から、連合静岡という広いステージを利用して、もっともっと人間力を磨き上げるような教育機会をと、この連合未来塾を企画したわけです。
わずか3回の合宿研修ですから身につくものはわずかです。
しかしこの未来塾を通して、塾生の心のどこかに“勉強しようという種”が根付けば成功だと思います。

でもスキルは教えることができますが、人間としての姿勢は教えることができません。
それを可能とするのは人間同士のコミュニケーションです。
この未来塾では各期毎の塾生のコミュニケーションも大切にしていきます。近いうちに1期生との出会いの場も提供していきたいと思います。

そして10年後には20人×10期の広範なコミュニケーションの場ができて、それぞれの塾生たちが本音で話せるような繋がりができるでしょう。
もちろん10年後には労働組合を離れて、会社の幹部になっている方もいるでしょうし、リタイアした方もいるでしょう。
しかし人間同士の繋がりはそのまま保てるはずです。
ワクワクしながらこの未来塾を育てていきたいと思います。

いろいろな事情から私が参加できたのは、夜の懇親会終了間際でした。
それでも有意義な時間を持てたことに心から感謝いたします。
どうぞ2期生のみなさん、皆の力でワクワクするような未来塾に仕上げてください。