南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

疲れが溶けだしますね

2009-07-20 17:29:18 | Weblog

私が住む安倍川流域、その安倍川をひたすら遡った最終地点に梅ヶ島温泉があります。
ひなびた温泉地ですが、なかなかいい温泉です。
その温泉地の一番奥にある食堂兼土産物屋が「湯元屋」。
20人も入れば満席になる小さなお店ですが、この「湯元屋」で温泉にも入れます。
まじりっけなしの源泉につかれる数少ないお風呂でもあり、知る人ぞ知る穴場です。

12時を過ぎると客が増えて座敷に座れませんので、遅くとも11時半ごろには到着するのがコツですね。
今日はちょっと出発が遅れて11時45分に入りました。
まだお客さんが少なかったので、窓際の特等席を確保できました。
まずは名物の「田舎おでん」と「ヤマメ塩焼き」に舌鼓。
いい心持になってからお風呂に入りました。
内風呂は硫黄臭にあふれてムンムン、露天風呂はぬるめの源泉でゆっくりと温泉を堪能できます。

露天風呂で声をかけてきた人がいました。
なんと10年ほど前に実家労組で青年婦人部や代議員をやっていた○塚くんでした。
懐かしく話をしましたが、世間は本当に狭いですね。

風呂からあがって手打ちの「山菜おろし蕎麦」と熱燗で締めくくり、仕上げにもう一度温泉へ。
小さな露天風呂に私の疲れが溶けだして流れていくのを感じました。

ありがとう、いい1日でした。
明日もいい1日でありますように。