日本では“トヨタショック”に続き“ソニーショック”で大騒ぎです。
米国の代わりに世界を引っ張る力をもつ中国の経済報告が22日公表されました。
それによりますと08年10-12月期の経済指標が大幅に悪化していました。
過去5年連続10%以上のGDP成長から、08年は1ケタ成長に鈍化しています。
インフレ気味だった消費者物価もむしろデフレ傾向に変化しつつあります。
さしもの世界の生産工場も、世界的な実体経済の悪化を受けて一気に輸出が大幅減速しています。
【1-3月】 【4-6月】 【7-9月】 【10-12月】
実質GDP 10.6% 10.1% 9.0% 6.8%
消費者物価 8.0% 7.4% 4.6% 2.5%
輸出 21.4% 22.3% 23.0% 4.3%
そんなデーターを整理していたら、県内某単組の整理解雇の情報が飛び込んできました。
少々暗い気持ちで地協の新年賀詞交歓会に出席しましたが、ここでも工場休業の話ばかりです。
いよいよ本格的な不況に突入した模様です。
それぞれの会社の経営実態をしっかりと把握することと、できるかぎり多くの情報を正しくつかみ、そしてメンバー間で共有化することをお願いします。