南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ナイスなスポーツ大会

2008-11-08 16:13:19 | ユニオン

掛川市にある東遠カルチャーパーク総合体育館「さんりーな」で自動車総連静岡地方協議会主催の「ナイスハートふれあいのスポーツ広場」が開催された。
このスポーツ大会は障がい者とのふれあいを通じて、若手組合員の心を育み豊かな人間性を涵養するために毎年開催されていると聞く。
静岡県では毎回会場を変えながら、県下各地の障がい者施設の方々を招いてスポーツ大会を企画し、その運営に多くの若者たちが参画しているとのこと。
今日も全体では400名近くの人たちが集まり、盛大に開かれていた。
連合静岡にいるお蔭で、様々な産別組織のボランティア活動を拝見し勉強させていただくが、やはり継続することが大切だ。
この大会も今年で17回を数えるというからたいしたものである。
心から敬意を表したい。

ボランティアというと私たちは大げさに考えて躊躇してしまうが、もっと身近にもできることはいっぱいある。
以前拝見したさわやか福祉財団の『近隣型助け合い活動ハンドブック』には、理想とする助け合い社会を、いかに作っていくかという実践マニュアルがいくつか紹介されていた。

そのひとつにこう書かれてある。
「近隣の助け合いが始まる最も手っ取り早い方法がある。
困った人が周囲の人に『助けて!』と言えばいいことなのだ」。

日本人は助け合う気持ちを持っているが、人の迷惑になることを嫌う。
ゆえに「人を助けたい」との心意気を持って臨むと、かえって敬遠されてしまうのだという。
そこで同ハンドブックで提案されているのが『助けられ上手さん育て』だ。
人に「助けて」と言える人をまず育て、それを呼び水にして、助け合いの輪を広げるのである。
そのためにはまず私自身が、あなた自身が何か困ったことがあったら「助けて」と言える人間にならなくてはならない。